ロマンチックモード

日常と映画と本と音楽について

スプラトゥーン3とSnow Manの話

10月6日、昨日から当たり前のようにストーブを点けている。問題なく動き、家の中も快適になっている。いつも60%ほどだった湿度が一気に40%まで下がったので、洗濯の頻度を上げようと思う。
あまりにも眠いので、眠気覚ましに最近していること、思っていることを書いていこうと思う。

スプラトゥーン3

すっかりハマって、毎日コツコツとプレイしている。休みの日はまとまった時間プレイできるので、シャープマーカーやスクリュースロッシャー、オーバーフロッシャー、スプラマニューバーを使う。短距離ブキのエイムが合うまで1時間くらい掛かってしまうので、休日の目が元気な時にプレイすることにした。オーバーフロッシャーは中距離で、コツをつかむと塗れるしキルも取れる優秀さがあるのだけど、フェス終了後にこのブキを利用する人が増えてなんとなく離れてしまった。

平日の夜はLACT-450とバレルスピナーを使っている。塗りブキと遠距離ブキだ。平日の夜は元気に動き回るシューター勢の相手をしてられないので、ラクトを手に取りイカニンジャのギアを付け、ひっそりとキレイに塗り広げていく。たまに後ろを取れた時だけキルムーブに専念する。
最近ハマっているのはバレルスピナー。「前線を守る」という性能が、塗るだけだと物足りない時に丁度いい。射程が長いのとスペシャルのホップソナーが強くて、遠いところからキルムーブができる。オーバーフロッシャーより長い射程と、チャージャーより難度の低いエイムが3から始めた初心者の遠距離ブキとしてちょうどいいのだ。

そんな感じでしばらくプレイしていたところ、バレルスピナーを使い始めてからようやくギアの効果を体感できた。シューターやラクトを使っているとどうしてもイカニンジャを優先していたのだけど、見た目の変化も欲しくてなんとなくヒト移動速度アップのギアが付いた帽子を被ったら全然違ったのだ。え!こんなに!ていうくらい違った。

今は日によって使うブキを変えているけど、もう少しやり込んだらステージ毎に合ったブキがあるのでは…となりそうで、なかなか奥深いゲームだなと思う。ガチマッチはウデマエBで、このあたりのレベルでチャプチャプしてるのが楽しいのでは…?なんて思っている。サーモンランは、試しに平日の夜にやってみたらシャケヘビタワーカタパットが脳裏に焼き付いてしまい寝つきが悪かったので、こっちも休日にプレイしようと思っている。あれは本当にブラックバイトだ。でも、ガチマッチやナワバリでは得られない、たまたまマッチしたインターネットの向こう側にいる知らない人との仲間意識が一番芽生えるのもサーモンランで、ガチマッチより好きなシステムだ。

Snow Man

「ラヴィット!」でピンクの髪がトレードマークの佐久間さんがベイブレードを紹介していて、えっベイブレードってそれなりに前のおもちゃだよな、と思ったのが最初のきっかけ。YouTubeのオススメで「JUICY」という楽曲のダンスプラクティス(ダンスパフォーマンスをメインに作成された映像)MVが上がってきて、まんまと見て、楽曲と振付、パフォーマンスに釘付けになった。Snow Manの公式YouTubeにダンスプラクティスの再生リストがあったので食い入るように見た。ジャニーズJr.時代の定点カメラ動画もあり、この時代からずっと応援してきた人たちはきっと今の活躍が嬉しいに違いない…と勝手に感動していた。

恥ずかしながらしばらくずっと佐久間さんばかり目で追いかけていたのだけれど、きっかけとなった「JUICY」という曲が今まさに発売されたばかりのアルバムのリード曲であるというのを知り、しかもそのアルバムにはBlu-rayが付いていて、そこには「JUICY」MVのマルチアングルが収録されているというところまで調べて、その日にヨドバシカメラで特典Aと書かれたCDとポータブルCDプレーヤーを購入した。家に帰ってお目当てのマルチアングルを見てみると、本当に良くできていて全員分しっかり見てしまった。

ジャニーズのアーティストのCDを買ったのは、子どもの頃に初めて買ったSMAPの8㎝シングル以来だった。多分「がんばりましょう」とかその辺りだと思う。ラジカセを買ってもらったついでの、5枚のうちの1枚だったのでそんなに思い入れがない。YouTubeもニコニコもなかった時代、テレビを点ければSMAPがいてV6がいてTOKIOが出てきて嵐が出てきて、という世代なので、どれか1つくらいハマっても良さそうだったけど、ジャニーズには見向きもせずここまで来てしまったので、勝手に「喜多川さんとは男の趣味が合わないんだな」と反りの合わない同僚の感覚でいたので、毎日のようにSnow Manの曲を聴いている現状が自分で信じられない。

ジャニーズをはじめとするアイドルにハマる、というのは、顔やキャラクターありきなのだろうと勝手に思っていたのだけど、楽曲と振付から好きになることもあるんだなと驚いた。そういえばPerfumeも顔やキャラクターではなく楽曲と振付だった。この”どツボ”がジャニーズにもあったとは。
Snow Manの楽曲の中にももちろん王道のアイドルソングは存在する。でも、明らかにほかのグループと違うのは、アルバムのリード曲に「JUICY」を選んだところだと思う。ハウスとR&Bを掛け合わせたようなミディアムテンポのダンスチューン。これがYouTubeのオススメに上がってこなければ、佐久間さんのベイブレードだけではここまでハマっていない。「オレンジkiss」という王道アイドルソングをリードにしても良さそうなところ、かなり尖っている。ちなみにこの「オレンジkiss」は「JUICY」の3週間前にリリースされたらしいのだけれど、アルバム未収録。なんでそんなことするん。

最新アルバム、『Snow Labo. S2』は、王道のアイドルソングはもちろん、ロックやハウスをベースにしたR&B、ネタに振り切った曲などジャンルに捉われない面白さがあって、聴いていて楽しい。歌声はもちろん、”普段ラップをしない人のラップ”アレルギー持ちの私でも彼らの楽曲で披露されるラップは普通に聴けるもので、今まで自分はジャニーズは好きになれないと思い込んできたけど、どうやら単純に好みのジャニーズがいなかっただけだったらしい。

そんな感じで、すっかりSnow Manにハマってしまったのだけど、昨年発売された1枚目のアルバムの初回限定の中にJr.時代の楽曲のCDが付いていたと知って、文字通り涙を呑んでいる。もう手に入らないCDがこの世に存在するなんて。しかもこんな速さで。と、こんな速さでジャニーズを推すことの大変さを知るのだった。

せっかくなのでお気に入りのダンスプラクティス動画を記念に載せておく。


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きっかけになった「JUICY」のMV(ダンスver.)。アルバムの特典ではもう1つのMV衣装でのダンスプラクティスが収録されている。振り付けはメンバーの岩本照さん。これをメンバーが振付しているのがすごい。


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見ると膝が痛くなってくる気がするダンス。足がもつれて転びそう。振り付けがシンプルな分、9人という大人数を活かしたフォーメーションの変化がすごい。


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佐久間さんがエッチ。


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振付の難易度が物足りなかったのか、曲の終盤で場違いなアクロバットを披露する佐久間さんが見れる。

暇つぶし

9月15日、秋晴れ。朝晩の冷え込みと日中の日差しの暖かさ、乾いた空気が完全に秋を物語っている。


夏休み以降、誰にも会わない時間が続いて、もうすぐ1年が経とうという時に改めて自分が1人になったのだと打ちひしがれている。1人暮らしを10年もしてしまったため、生活に適応しすぎてしまっていた。気持ちが置き去りになっていた。でも、気持ちを置き去りにするくらいじゃないとやってこれなかった、とも思う。


RSRに行ったことで浮かんできたキャンプ欲も、派生して湧き出たピクニック欲も、原語で理解したいという知識欲も、1人で過ごすうちにすべて消え去ってしまった。きれいさっぱり、消えてしまった。自分はここでこうして、この家の中で、提供されるものだけを受け取って少しずつ死んでいくんだと思った。どこまで行っても自分は消費する側でしかないし、これらができたところで何になるのか。ピアノすら誰にも褒められずに、押せば鳴る鍵盤を叩いている。その全てに驚くほどやりがいを感じられない。


久し振りに思い出したのだった。人生というのは、つまるところ死ぬまでの暇つぶしなのだ。それなら面白そうだと言われたものをなんでもかんでも消費していくのがいい。どうせ暇つぶしなのだから。暇つぶしをするためのお金を仕事でもらうけれど、その仕事ですら暇つぶしの一部だ。一番つまらないタイプの暇つぶしだと思う。


「夫が寝た後に、子どもたちに行っていい?って聞いて、こっそりスーパー銭湯に行くの、ひとりの時間だよ」と義姉が言った。これを聞いて腑に落ちた。私は家だろうが外だろうが、もうずっと1人だったのだ。わざわざ外に行って1人になる必要がない。そういえばソロキャンプをしている姉も実家暮らしだ。あれはきっと体のいいプチ家出みたいなものなのだろう。


それならそれで、自分の城でも持ちたいところだけど、家賃が掛からない生活に慣れ過ぎてしまってなかなか勇気が出ない。きっと今の家を越したら、今よりもっと一人になるだろう。向こうの家族との鎹があの家なのだから。どこまでなににすがっていくのか。うんざりしながら金額も見ずに買ったゲームをプレイする。昨夜、初めてペンキを塗ったら、少しだけスッキリした。これはいい暇つぶしになりそうだ。

夏を体感した夏休み

8月17日、夏休みも終わり、気象予報士の口から「残暑」という言葉が出てきた。3年ぶりのRSRとお参りを済ませた夏休みは、楽しくあっという間に過ぎていった。


3年ぶりのRSR。細かく天気をチェックしていたのと、通勤時の汗のかき方を考慮して暑さ対策に全振りしていったものの、見事撃沈。いや、無事に全行程会場で過ごし見たいアーティストも見たので頑張った方だと思う。とにかく汗がすごかった。汗が目立たないように白のTシャツを大量に持っていったのに、白のTシャツがびしょ濡れだと分かるレベルの発汗量を記録した。自分でちょっと引いた。ただこのびっちゃびちゃの汗によって熱中症を免れたのだろうなと思うと、自分の身体機能に感謝するしかない。


東洋水産の工場が近くなってくるとテンションが上がる。駐車場に入るまで1時間ちょっとの渋滞に加担してしまったけれど、これすら楽しいのだ。駐車場に入れば前夜の雨によるぬかるみで車が埋まったりしていてカオスであった。姉の軽自動車は「自分、やれます!」という音を盛大に響かせて無事に乗り切ってくれた。すでにカンカン照りで、テントサイトに着くまでにかなり体力を消耗してしまった。正直1日目の暑さは本当に本当にヤバくて、アナウンスや公式アプリでも熱中症注意のアラートがバンバン鳴った。恐らくそれで救護室もパンパンだったりしたのだろう。1日目は「ビールなんて飲んだら脱水で大変なことになりそう…」となってしまっていたくらい。厚田こだわり隊のフランクフルトはめちゃくちゃ美味しくて絶対ビールに合いそうだったけれど、我慢して250円のポカリ(高い)を何本も買った。


そんな1日目、私がしっかりステージを見に行ったのはサンステのクリープハイプ(16時頃)からだったのだけど、西日に照らされてどんどん顔が赤くなっていく尾崎世界観が可愛いなと思いながらも自分も暑さが限界になり、ラストの曲はテントに戻りながら背中で聴くことにした。幸いラストの演説が長くて、飲み物を買ってテントに戻り落ち着いて聴くことが出来た。この時間が一番体力がキツくて、何か食べないと本当にヤバイ、でも油ものとか絶対無理、量も食べれない…戻ってきた姉もかなり消耗していて、2人でローソンへ行った。お腹よわ民にとってこの日の暑さは「お店で調理されたものの衛生」問題も頭によぎるもので、そこでコンビニの出店がめちゃくちゃありがたかった。全国共通日持ちするよう作られたコンビニ鮭おにぎり。最高。


夕方、日が落ち着いてきて体調も戻ってきたので、予定通りアースステージの中村佳穂へ移動した。トイレにも行きたかったので始まりには間に合わなかったものの、レジャーサイトにクッションを敷いてその歌声に感動した。途中YOASOBIの特効の爆発音が聞こえたり、彼女の弾く静かなピアノの音に紛れて岸田繁の音頭が聴こえたり色々あったけど、素晴らしいステージだった。


そのままアースステージのレジャーサイトに陣取って、今年のメイン、ずっと真夜中でいいのに。を見る。圧巻のステージ。マイクテストからホーン隊が色んな曲を吹いて楽しませてくれたりしてテンションが上がっていく。人もどんどん増える。ついに始まってしまうと、それはもうすごかった。ホーン隊が彩りになって「生」感がすごい。なによりその歌声が、あまりにもそのままで素晴らしすぎる。感情的でいて伸びやかな歌声。中盤まで一気にたたみかけたとき、『発声禁止』のフェスで初めて歓声を聞いた。あれは、仕方ない。あれは声が出る。私はかなり自分にも人にも厳しい人間だけど、あれは仕方ないと思う。それくらい凄かった。顔出しをしないアーティストの1人(1組?)だけど、大画面のカメラワークが”ギリギリ”を捉えていて非常に良かった。衣装にはピントを合わせて、正面からはボケさせつつ口の動きが分かる程度に。シルエットの使い方も上手くて、見た目にも面白かった。「信玄のラーメン食べました」などのかわいらし発言もありつつ、最後までダンスさせられて、聴いたことがないと言っていた姉も大満足で、よし、帰るか!となった。もう本当に、大満足すぎて、Creepy Nutsに目もくれず本当に一時帰宅した。


車で10分も走れば実家についてしまうので、その夜はシャワーを浴びて、とうきびを食べながらラピュタを見た。


2日目、オールナイトの日。前日の反省を活かしてめちゃくちゃしっかり朝食を取り、着替えを潤沢に持って臨んだ。2日目も暑さはヤバかったけど、ビールを2杯飲めた。1杯目は恐らく黒ラベル、2杯目はローソンでからあげクンとクラシックを買って飲んだ。この2日間でローソンのこと大好きになっちゃった。ISHIYAで白い恋人がぶっ刺さったソフトクリームも食べて、夏を満喫した。夜ごはんはうどんを食べた。夜に備えてもう少し食べておいた方が良かったな、と思う。


スカパラで沢山踊って、怒髪天で沢山踊った。フジファブリックナンバーガールはアイスやうどんを食べながら遠目に見ていた。sumikaの声も聴こえていて、これがフェスのいいところだな、と改めて思う。夜のメインはレキシにした。沢山笑って、花火をじっくり見たあと、テントに戻る。


サタデーナイトセッションの頃にはすっかりお眠になっていて、ノロノロと着替えたり、新しく買ったシュラフにキャッキャしたりしていた。そんな早めの就寝準備をしながらも、ほとんど眠れなかった。正直「一睡もできなかった」ような気がしていたんだけど、あとからセットリストなんかを見ると意外と聞いていない曲があったりして、多分ちょこちょこスヤァとなっていんたんだなと思う。テントの中で、ぬくぬくしながら聴くサンステージの音は、それはもう最高だった。藤井風はトイレがてらステージも見たけれど、無風なので音がまっすぐ届くのをいいことにテントで聴くことにした。しばらくテントの前の椅子に座って聞きながら、そのうちまた中に入ってぬくぬくしたりした。それぞれの会場が近いから、フレデリックの楽しそうなダンスチューンも、坂本慎太郎も聴こえた。3時頃トイレに行ったときにはROTH BART BARONの「白日」に出くわしたりした。


ガチ入眠できなくとも、目をつぶって横になっていれば体力は回復する、という経験が活きて、BEGINはテントからクリアに聴いていた。たまにステージの方を見に行って、サーターアンダギーの歌に笑ったりした。5時頃、公演が終わって、姉と一緒にゆっくり片付け始める。本当にゆっくり片付けていたら1時間掛かってしまったけど、小さいカート二つに我ながら器用にまとめて帰宅した。


帰宅してシャワーを浴びたら、2か所虫に刺されていた。そのうちの一つは右手の親指の付け根にある。もう痒みはないけれど、赤いポツンがまだある。それを見るたびに、本当に楽しかったなと、石狩の匂いを思い出している。こんなにイヤな気持ちにならない虫刺されもあるんだな、と思った。


月曜日は霊堂へ行き、夫にビールを手向けた。先に来ていた向こうの家族が置いて行ったのだろうディズニーのお土産がまだあって、笑った。

臍帯を切る

8月3日、風は涼しくカラッとしている。北海道らしい夏の日。日差し以外は。ブツクサと文句を垂れていたディズニー旅行は、結局キャンセルしてしまった。これはこれで、行きたかったなと思うからめんどくさい。2歳と5歳にクマ牧場で買った靴下を、冗談で「私だと思って履いて行って」と渡したら、本当に持っていってディズニーで履いてくれていたらしく、可愛すぎて胸が締め付けられてしまった。


つい先日、ようやく「デス・ストランディング」をクリアした。長い長いと評判だった最後のムービー、これか!?このことか!?と身構えていたのに、終わったあと結局自分も「長ぇ!」とツッコんでしまった。映画1本分の時間ムービーを見せられてしまった。もちろんグラフィックも内容も素晴らしくて、私は笑い話として長かったと記憶しておこうと思う。


ちょうど人生で一番辛いことが起こった時、私はこのゲームをしていた。このゲームをしている最中、少し席を外している時に電話が鳴って、それに応対できず、知らない番号だったのでどうすることもできずに引き続きゲームをしていて、2本目の電話でようやく病院へ向かった。ゲームの内容も含めて、重たく印象深い作品になってしまった。


ここ最近、「とても楽しかった記憶」に紐づいたものと距離を置いている。推しの配信、映画、遠出。今思えばディズニー旅行もこういう気持ちがブレーキを踏ませていたのかもしれない。そんな中で、これまで「辛い記憶」と紐づいている気がして手を伸ばさなかったゲームをやり始めたという感じなのだけど、亡くなった人とこの世を結ぶ臍帯を切る作業に癒しを感じている。進んで切りに行くことはしないけれど、息をひそめて目の前に来てしまった臍帯を切り、この世に残された結晶を回収する作業は、なにかとても丁寧に大切なことをしているような気になるのだ。物を無事に運ぶと御礼まで言われてしまうオマケ付きで。


あつ森でもスパイダーマンでもなく、今はこのゲームしかしたくなくて、22時から1時間と時間を決めて配達をしている。依頼を受けたり、落とし物を拾ったり、乗り捨てられ時雨でボロボロになった乗り物を駐車場へ運び修理する。このゲームの1時間は本当に一瞬で、ほどよく疲れて丁度いい。橋やポストが大分傷んできているので、修繕の仕方を検索して夜にまたプレイしようと思う。そうして直すことで得られるどす黒くて卑しい感情を、今は許すしかない。

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寂しく思うのは、こういう素晴らしいゲームや楽しいものを共有できないことだと。「シン・ウルトラマン」一緒に観たかったな。

落ち着いた誕生日と、不安

7月20日、朝、結構な土砂降りだったのに、昼を過ぎた今は湿り気を帯びた空気に強い日差しから今は夏だと思い知らされる。昨日は誕生日で、家族から、友人から、たくさんの「おめでとう」を貰った。新しいパン屋で買った総菜パンもケーキもおいしくて、ご機嫌に一日を終えて今、かなり憂鬱な気分になっている。


来週、ディズニーへ行く予定だ。その前に行ったのはコロナ禍に入る前なので3年ぶりくらいになると思う。義家族からのお誘いで、1ヶ月近く前に予定を組んだものだ。もちろん断る余地はあったし了承したのも私なので仕方がないといえばそれまでなのだけど、ここまで状況が悪くなるとは思わなかった。1ヶ月前とは比べ物にならない感染状況の悪さがとにかく気分を憂鬱にさせる。ディズニーリゾートにはもう何度も行っているので、7月下旬の不安と言えば殺人的な暑さを想像しいろいろと対策を考えていたのに、ここにきてこの新型コロナの猛威が来ていて完全なるダブルパンチである。間が悪いことに、東京に住む友人が音楽ライブに行った後に罹患し、家族に移し、かなりしんどそうな状況をTwitterに吐き出しているのを目の当たりにしていて、一度も掛かったことがない私はただただ恐れている。
一応先日ジャブは打ってみた。「東京の感染者数、すごいことになってて不安なんだけど…」という弱気ジャブ。もし同じように感じていれば自ずと「考えてたんだよね」とか「延期する?」とかになるかなと期待してのことだ。もちろん今憂鬱になっているわけだからこの作戦は失敗した。失敗というか、なんか全然感覚が違った。「行こうとしたら増えるし、もう付き合ってくしかないよね」「向こうの人と食事しに行くわけじゃないし大丈夫じゃない?」
確かに私もつい昨日、母に言ったばかりだった。大通で買ったケーキとパンを食べたよ、とLINEで報告したら、母からは「街中に行くのはコロナが怖いけどおいしいものがあるもんね」と来たのだ。街中に出たらコロナに掛かるという感覚、これには私も驚いて「出掛けるだけじゃコロナには掛からないよ」と返信した。
そうか、私は札幌の街中に出るだけでは掛からないけど、東京や舞浜の人込みでは掛かる、と思っているんだな、と気付く。確かに東京や千葉・舞浜にいる人たちと一緒に食事を取る機会はない。でも、だから大丈夫、とはどうしても思えない。人込みでマスクを外す機会がずっと多くなると踏んでいる。こちらの暑さとはレベルが違うし、内地に住む人よりも一層熱中症に気を付けて水分補給をしないといけないだろうな、と予想しているからだ。自分がどれだけ気を付けようとも、周囲がその気分の高まりでもって沢山おしゃべりをするだろうなとも思っている。


まあ、私に決定権はないので行くしかないのだけれど(やっぱり怖いから私行くのやめる!は今後の関係性に不安があるのでできればしたくない)、もう本当に、間が悪いとしか言いようがないというか、決めた6月の時点では感染者数も落ち着いていたし、仕方ないか、と思っている。行くしかないからには、ちゃんと楽しみにしたり、楽しく過ごしたりするべきだ、という意識はあるので、いろいろと調べては新しいグッズにワクワクしたりもするのだけれど、そのテンションを不安が飲み込んでいく。これを何度も繰り返している。こんなに行きたくないディズニーは、初めて。

代謝がいい

7月12日、くもりがちながらしっかりと気温が上がって、今日も汗だくで出勤した。替えのインナーを持ってきているけど、我ながら本当にすごい滝汗をかく。とりわけ背中。つたい汗がすごいのだ。

感染状況がよくない感じに仕上がってきている中、月末に義実家と舞浜へ旅行に行くことが決まっている。すでに飛行機、ホテル、チケットも購入済みで、代理店等も介してないためキャンセルは無理だろうと思う。というか、あの家族にキャンセルという文字はない。コロナ対策は十分気を付けるとして、心配しているのは暑さだ。7月末の関東。灼熱…。

通勤で滝汗かいて着替えるレベルの私が、1日灼熱外気に蒸されたらどうなってしまうんや…とブルブル震えていたんだけど、震えても仕方ないのでずーっとずーっと悩みつつ、値段に慄いて購入を見送っていたものを、ちょっと、1着、買って、みようかと…思っている。うん、まだ買ってない、思っただけ…。

ミレーのドライナミック スルー タンク。ミレーのアンダーウェアといえば「ドライナミックメッシュタンクトップ」が有名なのだけど、こちらはもう本当の、ガチ冬山登山に!という仕様なので、真夏の通勤にはあまりにももったいない。そこで、いろいろ検索した結果同じくメッシュ機構を搭載したドライナミックスルータンクで折り合いを付けようじゃないかと。こちらも決して安くないんだけど、もう…もう…お金で解決したい…!

RSRのテントサイトにも当選して、今年こそ軽量シュラフ(約4万)か…!?と思うものの結局1年に1回使うかどうかの使用頻度に財布の口が開くことはなく、その分のお小遣いは確実に使用できて自分が楽になる光脱毛器になった。ならばせめて、せめてずっと目を付けていたこのインナーくらい買ってもいいのでは…!

そんな感じで、今日は帰りにミレーに寄ろうかなと思っている。月に2枚くらいなら買ってもバチ当たらないんじゃないかな。

開き直りノート

7月7日、晴れている。完全に夏になった。アームカバーと首用のカバーを使って折り畳みの日傘も持っている。夏ってこんなに大荷物だったっけ。

3週間前からお弁当を作るようになった。飽きるまで続けようと思ってやり始めた。そもそもは体重が増えたからなのだけど。今時の冷凍食品は本当においしい。とりわけ唐揚げと焼き魚の美味しさには助かっている。毎日おいしい。毎日飽きない。インスタを見て、やはり見栄えというものは大事だ、と思い100均でおにぎり型も購入した。見栄えが良ければ自分のお弁当でもテンションが上がるだろうという魂胆。この3週間、ほぼ毎日欠かさず作っていて、そして我ながら美味しく食べやすく、栄養的にも良いのではないかと思っている。自分で作るので塩分の調整もできる。うっかりしっかり味付けして口の中がずっとしょっぱい状態だった日もありながら、うまいこと調整できるようになってきた。みんな和風の野菜のお惣菜を勧めてくるんだけど、野菜はもうほうれん草かアスパラかピーマンを炒めた物で取ると決めたので、メインのおかずを飽きないようにとっかえひっかえ詰めることに専念している。最初に買った中では春巻きがどうも失敗してしまったので、昨日の買い出しでハンバーグを買ってみた。どれくらいの大きさかまだ分からないけれど、あんまり小さいようなら夢の二個食いもあり得る。大人だからね。


思えば前回の日記の翌日から試練の連続だった。義父からの遠回しな、しかし重たい謝罪の念を受け取ったり、会社では相対的高評価による仕事の増加でミスが続いたり。友人と会う時間もなく誰に聞いてもらうこともできなくてTwitterに書き散らしてポツポツと慰めてもらうなどして、情けない。

それこそ会社のことについては積もり積もって昨日ついにドーンと大きく爆発したのだけど、その割にスッキリと出社している自分がいる。昨夜には「もう無理、一緒に仕事したくない」なんてツイートしてたのに。

自分が完璧であればこんな思いをすることもなかった、と、今朝ノートに書いたのだった。そしてそのすぐ後に、そんなことは不可能だ、とも。その後に書いたことは覚えてないけど、そうか、ちゃんと不可能だと自覚しているんだな、と安心したのだ。私だけが完璧でもそれは解決にはならないんだよな、と今なら更にそう思う。そうそう、私は完璧な人間ではないし、そんなことはできない、ただの、服と音楽が好きな人です、みたいな感じだったと思う。本当そうだ。だからキレイさっぱり、私は今日やりたいことをやって遊ぶ金欲しさに仕事をするだけだと、多分こんな感じだったと思う。

朝6時に起きて、口をゆすいだらノートを書くようにしている。時間にしておおよそ30分。ペンが進まなければ早めに切り上げるけど、大体ノートが埋まったら6時半くらいになっている。今日は、なんだかもう時間で切り上げるのも違うなと思って書きたいところまで書いた。多分6時40分くらいになっていたと思う。普段ならもう顔も洗ってお弁当を作り始める時間、まだ書いていたけど、キレイさっぱり、やりたいことをやる自分になってしまった私は、そこから洗濯を始めて顔を洗い、お弁当を作り始め、マンションのアプローチを掃除したのちクモの巣除去スプレーを撒いたのだった。全くドタバタすることなく家を出てきたけれど、こういう日は大抵お財布を忘れたりしているのがここ最近の私なので、今日は何があるのだろうか、と少し恐れている。