ロマンチックモード

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東京ディズニーリゾートへ家族旅行

11月9日から11日までの3日間、下は2歳から上はもうすぐ70歳の総勢11名で旅行に出かけてきました。新千歳空港からJALで東京・羽田空港に降り立ち、そのまままっすぐ夢の国ー!

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初めて一眼レフを持っていきました。
正直、超疲れました!(超!)義実家との旅行はこれで2度目だし、子どもから大人まで個性豊かで面白い人たちなので大好きなんだけど、今回の旅行で何故か一気に2歳児と小学生に懐かれたのが、嬉しくもしんどかった…。小学生の方は、旅の勢いもあってようやく私に慣れてくれたのかな、という感じだったけど、2歳児は旅行前に義実家に集まって夕飯を食べた時に唐突に私という存在を認識したっぽいのです。

魔の2歳児、悪魔の3歳児とはよく言ったもので、これなあに?絵描いて?歌うたって?という精神攻撃から自由行動という名の物理攻撃までお昼寝以外手を休めることなく繰り出す2歳児。自分から手を繋ぎたいと言う時にはギュッと力強く握ってくれるけど、それ以外の時に少しでも動きを大人の力で妨害すると大声を出したり泣いたり「よりしてほしくないこと」をしてくれる2歳児。欲望のまま、本能のまま動いていた。他のお客さんのテーブルに近寄ってしまっても、「そっちじゃないよ、だめだよ、こっちだよ」と声をかけることしかできない。(物理で引きはがすとひどいことになる)
これまで私は、いわゆる「迷惑を掛けられる側」しか体験してこなかった。私は子供のすることについてはある程度仕方がないことだし迷惑だと思ったこともないけれど、全ての人が私のように考えているとも思っていない。慣れなさもあり、精神的に疲弊してしまった。ほんの一瞬、レストランの中で私だけが2歳児を見るタイミングがあったんだけど、ケガをしないか、見失わないか、他の人に迷惑を掛けないか、本当に気が気じゃなかった。心臓に毛をはやす必要があるな、などと思った。

しかしまた、2歳児は可愛いのである。大人のしゃべる言葉をよく聞いて、真似するのだ。カメラを向けると「はいぽーじゅ、おっけーい!」と言って、全く動きを止めずにフレームの外に行ってしまう。行きの空港では先頭を歩き「気体ちゃんもいくよー!」と言い、帰りの空港では「気体ちゃんつかれちゃった?」と声をかけてくれる。可愛いでしょう。可愛いのです。すごく疲れたけれど、日常に戻って思い出すのはディズニーリゾート自体の思い出よりも、2歳児との交流の眩しさの方が多い。2歳児の私の手を握るあの強さは、しばらく忘れられないだろう。

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1日目にランド、2日目にシーを楽しんだんだけど、「夕飯はみんなで。17時から食べれるように動こう」と決めた途端こんなに行動が制限されるとは思わなかった。ファストパスを取ろうにもその時間帯と被るようなら見送らなければならないし、待ち合わせまであと1時間の使い方が難しいのだ。今回分かったのはディズニーの乗り物、特に激しい動きのないシンドバッドやイッツアスモールワールド系は所要時間が結構あるということだ。あと30分だね、というところで10分並んで乗ったシンドバッド、降りたら17時になっていたよ。いやはや驚いた。

そして、夜まで元気なのが小学生だ。最後にお店を見ようかな、という我々に親と離れて一緒についてきて、さあ帰ろうという段になってアトラクションを要望されてしまった。今まで閉園時間までいるのを目標にして、結局疲れてホテルに戻ってしまっていたのに、今回は21時半からアトラクションとか乗っちゃうのだ。あっという間に閉園時間である。
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金曜日のランドは常に小雨がぱらついていて、夜にようやく止んだ。平日に雨も重なって、待ち時間などは快適だった。土曜日のシーは夏のような日差しの中、ものすごい混みようで、エレクトリックレールラインに何度も乗って移動した。日曜日はマルチデーパスポート、人生初1日にランドとシーに入るという貴族の遊びをした。日曜日は天気も良く、気温もこの時期らしい涼しさになっていて、人の込みも土曜日ほどではなく、ゆっくりと買い物をして13時半のバスで空港に戻った。

クリスマスの装飾が浮いてしまうほどまだまだ暑い園内だったけど、ランドもシーも相変わらず可愛らしい装飾だし、音楽もジングルベルが鳴り響く。スノースノーがとても可愛くてチャームやケーキの形をした入れ物のお菓子を買ったり、ミッキーの形をした一番小さいクリスマスリースも買った。35周年を祝うキーホルダーを自分で買ったら、小学生が私たち夫婦に青とピンクのペアのキーホルダーを買ってくれていた。もちろんチョコクランチもゲットしたし、しょっぱいお菓子も、ジェラトーニも、巾着もクリアファイルも持ち帰ってきたけど、今家で一番存在感を放っているのは目が光るシリキ・ウトンドゥのキーホルダーだったりする。

本当に楽しかった。いつかと言わず、近い将来また行きたい。素直にそう思った旅行だった。

ところで今回初めて現在使っている一眼レフを持ってインしたわけだけど、Twitterで話題になっていた無印良品の「肩の負担を軽くするリュック」、これは確かに名品ですね。一眼レフと防寒具でそもそも結構な重さになっていたので疲れはしたものの、リュックをおろした時に肩が張ったり痛んだりしていないことに気付いた。素晴らしい。PCポケットも付いていて、なおかつサイドについたジップのポケットがPCポケットと別部屋になっているのだ。サイドポケットには長財布をスルーっと入れられて、カメラを取るときはその部屋には全く影響を及ぼさない。今後、旅行はこのリュックで決まりです。
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