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家計管理の考え方と方法について(3)

1月に考えをまとめた上で自作のスプレッドシートにて運用を始めた我が家の家計管理だが、1月から3月までを第1四半期として区切り振り返りを行った。

yumegiwa.hatenablog.com
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最初の記事ではそもそもの考え方を、2つ目の記事ではそれに基づいて作成したスプレッドシートの運用方法について記述した。実際に自分で使用してみての感想を書いてみる。

多めの予算を振るとどんぶりになる

設定した予算で生活できると思うと一気に安心してしまい、結果的にどんぶりに拍車が掛かってしまった。自分の性格を甘く見積もっていたツケである。

やはり通帳の数字が増えないのは不安

我が家はたっぷり目のお小遣いを設定している為月次だと予算がカツカツであり、この3ヵ月のうち2ヵ月が赤字となってしまった。ほんの少しだけれど預金額が減る様はやはり不安になった。定期預金をしているので一定金額の貯金はできているものの、一番目にする数字が減っていくのはやはり気が滅入る。

家計がお小遣いを侵略してきてしまった

これは完全にただの自分のうっかりなのだが、甥っ子の入学祝金を私のお小遣いから出金してしまっていたようで、後になって1人で悲鳴を上げた。


というわけで、我が家の第1四半期は何百円ぽっちの黒字で終了した。この反省を踏まえて第2四半期の予算を組み立てていく。

「多めの予算」の廃止、科目の削減

我が家は自宅では風呂に入らず(節約の為ではなくただ単に小さくて入れないからである)週に一度スーパー銭湯に行っている。第1四半期の予算にはその費用を「お風呂代」として設定していたが、ポイントカードが貯まると1人分無料になったりするため完全に予算を余らせていた。また2人で行く映画の費用なども別に予算を建てていたが、これも使い切ることはなかった。使いきれない予算部分も一度現金化してしまっている為、同じ家計予算である食費や消耗品として消えていった次第である。

つまり、使いきれなかった予算を食費や消耗品に含め、「家計」という1つの費目で管理してしまうのが性格的に合っているようだった。よって、食費・消耗品費・お風呂代・エンタメ代を合わせて5万円を毎月現金化しつつ、カードで払えるところでは必ずカード払いにし、現金が余った場合、以前なら口座に戻すところだったが、いわゆる「タンス預金」としてみたい。(カード払いの額にもよるが)

現金として「5万円」を用意しながらさらに「タンス預金」とは、と思うかもしれないけれど第1四半期で分かった。義実家とのイベントは常に現金でのやり取りになり、その上いつ何時来るか分からず、なかなか高額な出費となるのである。また、私自身の家事への負担を軽くするためロボット掃除機の導入も果たした。こういった便利な家電を欲しいタイミングで買うには預金額を増やすより「本来使ってもよかった現金を取っておいた分」から購入できるとしたら、気持ち的にいい感じな気がする。(突然の語彙力の低下)

通帳の数字を増やすためには

我が家には夫と私、2つの通帳が存在し、2つとも私が管理している。2人ともお小遣い制で同じ金額である。(収入も同じくらいの為同額である)本来一元化できればいいのだけれど、両方の口座から引き落としされる経費があり、契約者名の関係で引き落とし口座を変更することもできない。その為私は「両方の口座の金額を平等に増やしていく」策とした。


・それぞれのお小遣いはそれぞれの口座から引き出す
・家計の現金化は折半してそれぞれの口座から引き出す


実際に掛かった家計のほとんどは私の口座から引き落としになるため、夫の口座の貯蓄額が順調に増えていくはずである。

お小遣いと家計の財布を別にする

これはもう当たり前のことだったのだけどついに間違いが起きてしまったので分けることにした。


家計用としては夫に買ってもらったマーガレットハウエルの長財布を引き続き使用する。これの色違いである。シンプルで使い勝手もいいのだけれど、カードスロットの部分が布で作られている為やや固く、皮と違って伸びたりもしないので少々難儀である。


お小遣い用としては姉に買ってもらったFOSSILの二つ折り財布にした。値段の割に柔らかくいい手触りの本革で気に入っている。



第1四半期での問題点については以上で解決を図りたい。

第2四半期の予算について

上に挙げた他に携帯電話料金の見直しを行ったことも書いておく。夫がその辺りに疎すぎて毎月2万円の契約を結んでいたのである。内訳としては携帯とタブレットタブレットは無料でもらったつもりだったらしい。あるあるだ。)で1万円、自宅のネット回線で約5千円、その他サービス料として5千円であった。3月のある日、「ケータイの電源が入らなくなった」という彼に「解約料でいくら掛かっても構わないからUQに行ってこい」と伝え、素直に乗り換えをしてきた次第である。


通信料も大幅に落ちることを期待しつつ第2四半期の予算を組み立ててみると、毎月きちんと黒字化できそうな具合になった。具体的には、各口座で5万円ずつは残るような計算である。これは、予算通りの使い方をして実現する数字であり、第2四半期の予算はギリギリの設定になっている為誤差は出てくるだろうと思う。マネーフォワード(※)にも協力してもらいながら、「お金のことを考えずに過ごしても貯金できている」生活ができるよう努力していきたい。


※マネーフォワードについて

moneyforward.com

スマホのアプリとブラウザの両方で管理できる無料家計簿アプリである。これのお陰で資産の可視化が可能となったし、口座はもちろんクレカと連携すると引落日を待たず、その日の経費として分類してくれる。また自動的に「食費」「水道光熱費」「車ローン」「保険料」など分類してくれるので、費用の把握に持ってこいである。かなりオススメ。