ロマンチックモード

日常と映画と本と音楽について

インスタント沼

いつまでたってもシャワーが冷水しか出さないことに動揺しすぎて書き忘れてしまいましたけど昨日は映画の日!ということで見てきました。ぐいぐい見てきました。そうしてぐいぐいポカーンとしてスッキリしてきました。いやー、なんだったんだろうあれ。(えー!)
小ネタ小ネタの連続ですけど、独特の、なんというかあれはもう哲学?哲学なの?が、あるんですよねー。それがまた、面白いんですよねー。(ですよね?)途中で少しグダッとなったけど、十分面白かったです。面白かったというか、『鈍獣』を見たじゃないですか。その後にね!これを見るとね!真木ようこの滑舌に異議あり!(なるほどくん)
とにかく主人公のハナメ(麻生久美子)がすげぇ。分かった。ハルヒだ。この人ハルヒだよ。だって割かし常に怒っているし(自らジリ貧と言いながら割と簡単に親に当たったりしてる)自分の基準に合わないとバッサリ否定するし(ただの意地っぱり)自分だけのこだわり(シオシオミロ?)があるしでも思いこむとバキーン!とテンションが上がってその時の笑顔がちょっとというかかなり可愛いし。そういう感じでドタバタしながらもなんとかジリ貧(ジリジリ悪い方向に進むの意)を抜け出そうとしたりしなかったりするお話です。
加瀬さんのパンク野郎が素敵です。あとハナメの父?みたいな人。ラストのあれは、非常に唐突だけど要するにあれなのです。目に見えるものだけにしばられるくらいなら、ということなのだと思います。大事なのは思い切り。なんかつまらないな、と思ったら、とりあえず蛇口をひねればいいらしい。いやーほんと、なんだったんだろうあれ。(2回目)
あっ、でもなんだかんだ、「時効警察」が好きならやっぱり楽しめると思うので、オススメです。