ロマンチックモード

日常と映画と本と音楽について

ノートPCがもうダメっぽくなった日

薄々勘づいてはいたんけど、バッテリーが膨張してきちゃってもう誤魔化しが効かないレベルになってきたので、さすがに使用を取りやめることにした。悲しい。次はデスクトップにしようと思う。

 

今日は家族がゾロゾロと遊びに来たり、スニーカーを洗ったり、ニトリのNクールを洗ったり、盛りだくさんな1日を過ごした。アマプラとかFODでも色々見て、暇をしないってすごく健全だと思った。

秋になった日

昨日の夜、夏が終わって、今日から秋になった。

今日は歯医者に行った。引っ越す前から通っている歯医者がかなりよいので、駅チカだし通い続けようと思い、今日が引っ越し後初の歯医者だった。予想通り通うこと自体は苦にならない、むしろ交通機関を乗り継いでお出掛けをする、という口実ができていいくらいの良さがあったんだけど、片道290円にびっくりした。今まで地下鉄の定期を買っていたからそんなに気にしてなかったけど、最近バス通勤していて地下鉄の定期という存在を忘れていたんだった。地下鉄はクレカタッチだと土日はドニチカ上限までしか引かれないらしいので、3か月後は忘れずにクレカタッチで乗車しないといけない。

唯一持ってるオリコカードの利用明細が郵送で届き続けている。引っ越しもしたし、また紙での利用明細の手数料が値上げになるらしいので、ついに電話した。eオリコったらパスワード再設定しようとすると「電話しろ、話はそれからだ」の画面になってしまっていた。ずっとめんどくさくてやってなかったけど、引っ越しもしたし、ついに電話することにした。そしてすぐに解決した。2019年から凍結されていたらしい。「この電話から30分後、パスワードの再設定を行ってください」と言われ、10時間後の今、ようやく再設定を終えた。住所も変えて、ウェブ明細に切り替えた。

歯医者の検査も前回に比べてかなりよかったし、オリコカードも解決したし、今日はちょっとお祝い飯くらい食べればよかった。明日食べようかな。

疑心暗鬼系テレビ

久し振りに楽しみにしているテレビ番組がある。『TRADE ROOM』という、2チームに分かれて賞金を奪い合うゲームをする番組で、メンバーをトレードするのが特徴なんだと思う。こたけ正義感が出てるから見始めたんだけど、こんなにクレバーな人を好きになったことがなくて動揺してる。カッコよすぎでは?
同じ理由でアマゾンプライムの『トモダチ100人よべるかな』も見てみた。シーズン1はシンプルに最後まで多い人数が残ってた人が勝ちだったけど、今回はゲームで賞金を取り合うらしい。民放の『TRADE ROOM』は500万。Amazonの『トモダチ』の賞金は1億。世知辛い。

FODで『リーガルハイ』の配信が始まった。ちょうどドラマを見てない時期にやっていて、気にはなっていたけど配信サービスに乗らず諦めていた作品。1話を見てみたら田口が出てきて「お前のせいッ!」となった。1話の最後で古美門が「弁護士は神様ではない。真実など誰にも分からない。検察の証拠が不十分だったから無罪になった。それだけだ。」と言っていて、最近これ聞いたなと思ったらこたけ正義感が逆転裁判の実況で言ってたんだった。この人、やっぱりちょっとキャラすぎるかも。

スプラトゥーン3とSnow Manの話

10月6日、昨日から当たり前のようにストーブを点けている。問題なく動き、家の中も快適になっている。いつも60%ほどだった湿度が一気に40%まで下がったので、洗濯の頻度を上げようと思う。
あまりにも眠いので、眠気覚ましに最近していること、思っていることを書いていこうと思う。

スプラトゥーン3

すっかりハマって、毎日コツコツとプレイしている。休みの日はまとまった時間プレイできるので、シャープマーカーやスクリュースロッシャー、オーバーフロッシャー、スプラマニューバーを使う。短距離ブキのエイムが合うまで1時間くらい掛かってしまうので、休日の目が元気な時にプレイすることにした。オーバーフロッシャーは中距離で、コツをつかむと塗れるしキルも取れる優秀さがあるのだけど、フェス終了後にこのブキを利用する人が増えてなんとなく離れてしまった。

平日の夜はLACT-450とバレルスピナーを使っている。塗りブキと遠距離ブキだ。平日の夜は元気に動き回るシューター勢の相手をしてられないので、ラクトを手に取りイカニンジャのギアを付け、ひっそりとキレイに塗り広げていく。たまに後ろを取れた時だけキルムーブに専念する。
最近ハマっているのはバレルスピナー。「前線を守る」という性能が、塗るだけだと物足りない時に丁度いい。射程が長いのとスペシャルのホップソナーが強くて、遠いところからキルムーブができる。オーバーフロッシャーより長い射程と、チャージャーより難度の低いエイムが3から始めた初心者の遠距離ブキとしてちょうどいいのだ。

そんな感じでしばらくプレイしていたところ、バレルスピナーを使い始めてからようやくギアの効果を体感できた。シューターやラクトを使っているとどうしてもイカニンジャを優先していたのだけど、見た目の変化も欲しくてなんとなくヒト移動速度アップのギアが付いた帽子を被ったら全然違ったのだ。え!こんなに!ていうくらい違った。

今は日によって使うブキを変えているけど、もう少しやり込んだらステージ毎に合ったブキがあるのでは…となりそうで、なかなか奥深いゲームだなと思う。ガチマッチはウデマエBで、このあたりのレベルでチャプチャプしてるのが楽しいのでは…?なんて思っている。サーモンランは、試しに平日の夜にやってみたらシャケヘビタワーカタパットが脳裏に焼き付いてしまい寝つきが悪かったので、こっちも休日にプレイしようと思っている。あれは本当にブラックバイトだ。でも、ガチマッチやナワバリでは得られない、たまたまマッチしたインターネットの向こう側にいる知らない人との仲間意識が一番芽生えるのもサーモンランで、ガチマッチより好きなシステムだ。

Snow Man

「ラヴィット!」でピンクの髪がトレードマークの佐久間さんがベイブレードを紹介していて、えっベイブレードってそれなりに前のおもちゃだよな、と思ったのが最初のきっかけ。YouTubeのオススメで「JUICY」という楽曲のダンスプラクティス(ダンスパフォーマンスをメインに作成された映像)MVが上がってきて、まんまと見て、楽曲と振付、パフォーマンスに釘付けになった。Snow Manの公式YouTubeにダンスプラクティスの再生リストがあったので食い入るように見た。ジャニーズJr.時代の定点カメラ動画もあり、この時代からずっと応援してきた人たちはきっと今の活躍が嬉しいに違いない…と勝手に感動していた。

恥ずかしながらしばらくずっと佐久間さんばかり目で追いかけていたのだけれど、きっかけとなった「JUICY」という曲が今まさに発売されたばかりのアルバムのリード曲であるというのを知り、しかもそのアルバムにはBlu-rayが付いていて、そこには「JUICY」MVのマルチアングルが収録されているというところまで調べて、その日にヨドバシカメラで特典Aと書かれたCDとポータブルCDプレーヤーを購入した。家に帰ってお目当てのマルチアングルを見てみると、本当に良くできていて全員分しっかり見てしまった。

ジャニーズのアーティストのCDを買ったのは、子どもの頃に初めて買ったSMAPの8㎝シングル以来だった。多分「がんばりましょう」とかその辺りだと思う。ラジカセを買ってもらったついでの、5枚のうちの1枚だったのでそんなに思い入れがない。YouTubeもニコニコもなかった時代、テレビを点ければSMAPがいてV6がいてTOKIOが出てきて嵐が出てきて、という世代なので、どれか1つくらいハマっても良さそうだったけど、ジャニーズには見向きもせずここまで来てしまったので、勝手に「喜多川さんとは男の趣味が合わないんだな」と反りの合わない同僚の感覚でいたので、毎日のようにSnow Manの曲を聴いている現状が自分で信じられない。

ジャニーズをはじめとするアイドルにハマる、というのは、顔やキャラクターありきなのだろうと勝手に思っていたのだけど、楽曲と振付から好きになることもあるんだなと驚いた。そういえばPerfumeも顔やキャラクターではなく楽曲と振付だった。この”どツボ”がジャニーズにもあったとは。
Snow Manの楽曲の中にももちろん王道のアイドルソングは存在する。でも、明らかにほかのグループと違うのは、アルバムのリード曲に「JUICY」を選んだところだと思う。ハウスとR&Bを掛け合わせたようなミディアムテンポのダンスチューン。これがYouTubeのオススメに上がってこなければ、佐久間さんのベイブレードだけではここまでハマっていない。「オレンジkiss」という王道アイドルソングをリードにしても良さそうなところ、かなり尖っている。ちなみにこの「オレンジkiss」は「JUICY」の3週間前にリリースされたらしいのだけれど、アルバム未収録。なんでそんなことするん。

最新アルバム、『Snow Labo. S2』は、王道のアイドルソングはもちろん、ロックやハウスをベースにしたR&B、ネタに振り切った曲などジャンルに捉われない面白さがあって、聴いていて楽しい。歌声はもちろん、”普段ラップをしない人のラップ”アレルギー持ちの私でも彼らの楽曲で披露されるラップは普通に聴けるもので、今まで自分はジャニーズは好きになれないと思い込んできたけど、どうやら単純に好みのジャニーズがいなかっただけだったらしい。

そんな感じで、すっかりSnow Manにハマってしまったのだけど、昨年発売された1枚目のアルバムの初回限定の中にJr.時代の楽曲のCDが付いていたと知って、文字通り涙を呑んでいる。もう手に入らないCDがこの世に存在するなんて。しかもこんな速さで。と、こんな速さでジャニーズを推すことの大変さを知るのだった。

せっかくなのでお気に入りのダンスプラクティス動画を記念に載せておく。


www.youtube.com

きっかけになった「JUICY」のMV(ダンスver.)。アルバムの特典ではもう1つのMV衣装でのダンスプラクティスが収録されている。振り付けはメンバーの岩本照さん。これをメンバーが振付しているのがすごい。


www.youtube.com

見ると膝が痛くなってくる気がするダンス。足がもつれて転びそう。振り付けがシンプルな分、9人という大人数を活かしたフォーメーションの変化がすごい。


www.youtube.com

佐久間さんがエッチ。


www.youtube.com

振付の難易度が物足りなかったのか、曲の終盤で場違いなアクロバットを披露する佐久間さんが見れる。

暇つぶし

9月15日、秋晴れ。朝晩の冷え込みと日中の日差しの暖かさ、乾いた空気が完全に秋を物語っている。


夏休み以降、誰にも会わない時間が続いて、もうすぐ1年が経とうという時に改めて自分が1人になったのだと打ちひしがれている。1人暮らしを10年もしてしまったため、生活に適応しすぎてしまっていた。気持ちが置き去りになっていた。でも、気持ちを置き去りにするくらいじゃないとやってこれなかった、とも思う。


RSRに行ったことで浮かんできたキャンプ欲も、派生して湧き出たピクニック欲も、原語で理解したいという知識欲も、1人で過ごすうちにすべて消え去ってしまった。きれいさっぱり、消えてしまった。自分はここでこうして、この家の中で、提供されるものだけを受け取って少しずつ死んでいくんだと思った。どこまで行っても自分は消費する側でしかないし、これらができたところで何になるのか。ピアノすら誰にも褒められずに、押せば鳴る鍵盤を叩いている。その全てに驚くほどやりがいを感じられない。


久し振りに思い出したのだった。人生というのは、つまるところ死ぬまでの暇つぶしなのだ。それなら面白そうだと言われたものをなんでもかんでも消費していくのがいい。どうせ暇つぶしなのだから。暇つぶしをするためのお金を仕事でもらうけれど、その仕事ですら暇つぶしの一部だ。一番つまらないタイプの暇つぶしだと思う。


「夫が寝た後に、子どもたちに行っていい?って聞いて、こっそりスーパー銭湯に行くの、ひとりの時間だよ」と義姉が言った。これを聞いて腑に落ちた。私は家だろうが外だろうが、もうずっと1人だったのだ。わざわざ外に行って1人になる必要がない。そういえばソロキャンプをしている姉も実家暮らしだ。あれはきっと体のいいプチ家出みたいなものなのだろう。


それならそれで、自分の城でも持ちたいところだけど、家賃が掛からない生活に慣れ過ぎてしまってなかなか勇気が出ない。きっと今の家を越したら、今よりもっと一人になるだろう。向こうの家族との鎹があの家なのだから。どこまでなににすがっていくのか。うんざりしながら金額も見ずに買ったゲームをプレイする。昨夜、初めてペンキを塗ったら、少しだけスッキリした。これはいい暇つぶしになりそうだ。

夏を体感した夏休み

8月17日、夏休みも終わり、気象予報士の口から「残暑」という言葉が出てきた。3年ぶりのRSRとお参りを済ませた夏休みは、楽しくあっという間に過ぎていった。


3年ぶりのRSR。細かく天気をチェックしていたのと、通勤時の汗のかき方を考慮して暑さ対策に全振りしていったものの、見事撃沈。いや、無事に全行程会場で過ごし見たいアーティストも見たので頑張った方だと思う。とにかく汗がすごかった。汗が目立たないように白のTシャツを大量に持っていったのに、白のTシャツがびしょ濡れだと分かるレベルの発汗量を記録した。自分でちょっと引いた。ただこのびっちゃびちゃの汗によって熱中症を免れたのだろうなと思うと、自分の身体機能に感謝するしかない。


東洋水産の工場が近くなってくるとテンションが上がる。駐車場に入るまで1時間ちょっとの渋滞に加担してしまったけれど、これすら楽しいのだ。駐車場に入れば前夜の雨によるぬかるみで車が埋まったりしていてカオスであった。姉の軽自動車は「自分、やれます!」という音を盛大に響かせて無事に乗り切ってくれた。すでにカンカン照りで、テントサイトに着くまでにかなり体力を消耗してしまった。正直1日目の暑さは本当に本当にヤバくて、アナウンスや公式アプリでも熱中症注意のアラートがバンバン鳴った。恐らくそれで救護室もパンパンだったりしたのだろう。1日目は「ビールなんて飲んだら脱水で大変なことになりそう…」となってしまっていたくらい。厚田こだわり隊のフランクフルトはめちゃくちゃ美味しくて絶対ビールに合いそうだったけれど、我慢して250円のポカリ(高い)を何本も買った。


そんな1日目、私がしっかりステージを見に行ったのはサンステのクリープハイプ(16時頃)からだったのだけど、西日に照らされてどんどん顔が赤くなっていく尾崎世界観が可愛いなと思いながらも自分も暑さが限界になり、ラストの曲はテントに戻りながら背中で聴くことにした。幸いラストの演説が長くて、飲み物を買ってテントに戻り落ち着いて聴くことが出来た。この時間が一番体力がキツくて、何か食べないと本当にヤバイ、でも油ものとか絶対無理、量も食べれない…戻ってきた姉もかなり消耗していて、2人でローソンへ行った。お腹よわ民にとってこの日の暑さは「お店で調理されたものの衛生」問題も頭によぎるもので、そこでコンビニの出店がめちゃくちゃありがたかった。全国共通日持ちするよう作られたコンビニ鮭おにぎり。最高。


夕方、日が落ち着いてきて体調も戻ってきたので、予定通りアースステージの中村佳穂へ移動した。トイレにも行きたかったので始まりには間に合わなかったものの、レジャーサイトにクッションを敷いてその歌声に感動した。途中YOASOBIの特効の爆発音が聞こえたり、彼女の弾く静かなピアノの音に紛れて岸田繁の音頭が聴こえたり色々あったけど、素晴らしいステージだった。


そのままアースステージのレジャーサイトに陣取って、今年のメイン、ずっと真夜中でいいのに。を見る。圧巻のステージ。マイクテストからホーン隊が色んな曲を吹いて楽しませてくれたりしてテンションが上がっていく。人もどんどん増える。ついに始まってしまうと、それはもうすごかった。ホーン隊が彩りになって「生」感がすごい。なによりその歌声が、あまりにもそのままで素晴らしすぎる。感情的でいて伸びやかな歌声。中盤まで一気にたたみかけたとき、『発声禁止』のフェスで初めて歓声を聞いた。あれは、仕方ない。あれは声が出る。私はかなり自分にも人にも厳しい人間だけど、あれは仕方ないと思う。それくらい凄かった。顔出しをしないアーティストの1人(1組?)だけど、大画面のカメラワークが”ギリギリ”を捉えていて非常に良かった。衣装にはピントを合わせて、正面からはボケさせつつ口の動きが分かる程度に。シルエットの使い方も上手くて、見た目にも面白かった。「信玄のラーメン食べました」などのかわいらし発言もありつつ、最後までダンスさせられて、聴いたことがないと言っていた姉も大満足で、よし、帰るか!となった。もう本当に、大満足すぎて、Creepy Nutsに目もくれず本当に一時帰宅した。


車で10分も走れば実家についてしまうので、その夜はシャワーを浴びて、とうきびを食べながらラピュタを見た。


2日目、オールナイトの日。前日の反省を活かしてめちゃくちゃしっかり朝食を取り、着替えを潤沢に持って臨んだ。2日目も暑さはヤバかったけど、ビールを2杯飲めた。1杯目は恐らく黒ラベル、2杯目はローソンでからあげクンとクラシックを買って飲んだ。この2日間でローソンのこと大好きになっちゃった。ISHIYAで白い恋人がぶっ刺さったソフトクリームも食べて、夏を満喫した。夜ごはんはうどんを食べた。夜に備えてもう少し食べておいた方が良かったな、と思う。


スカパラで沢山踊って、怒髪天で沢山踊った。フジファブリックとナンバーガールはアイスやうどんを食べながら遠目に見ていた。sumikaの声も聴こえていて、これがフェスのいいところだな、と改めて思う。夜のメインはレキシにした。沢山笑って、花火をじっくり見たあと、テントに戻る。


サタデーナイトセッションの頃にはすっかりお眠になっていて、ノロノロと着替えたり、新しく買ったシュラフにキャッキャしたりしていた。そんな早めの就寝準備をしながらも、ほとんど眠れなかった。正直「一睡もできなかった」ような気がしていたんだけど、あとからセットリストなんかを見ると意外と聞いていない曲があったりして、多分ちょこちょこスヤァとなっていんたんだなと思う。テントの中で、ぬくぬくしながら聴くサンステージの音は、それはもう最高だった。藤井風はトイレがてらステージも見たけれど、無風なので音がまっすぐ届くのをいいことにテントで聴くことにした。しばらくテントの前の椅子に座って聞きながら、そのうちまた中に入ってぬくぬくしたりした。それぞれの会場が近いから、フレデリックの楽しそうなダンスチューンも、坂本慎太郎も聴こえた。3時頃トイレに行ったときにはROTH BART BARONの「白日」に出くわしたりした。


ガチ入眠できなくとも、目をつぶって横になっていれば体力は回復する、という経験が活きて、BEGINはテントからクリアに聴いていた。たまにステージの方を見に行って、サーターアンダギーの歌に笑ったりした。5時頃、公演が終わって、姉と一緒にゆっくり片付け始める。本当にゆっくり片付けていたら1時間掛かってしまったけど、小さいカート二つに我ながら器用にまとめて帰宅した。


帰宅してシャワーを浴びたら、2か所虫に刺されていた。そのうちの一つは右手の親指の付け根にある。もう痒みはないけれど、赤いポツンがまだある。それを見るたびに、本当に楽しかったなと、石狩の匂いを思い出している。こんなにイヤな気持ちにならない虫刺されもあるんだな、と思った。


月曜日は霊堂へ行き、夫にビールを手向けた。先に来ていた向こうの家族が置いて行ったのだろうディズニーのお土産がまだあって、笑った。

臍帯を切る

8月3日、風は涼しくカラッとしている。北海道らしい夏の日。日差し以外は。ブツクサと文句を垂れていたディズニー旅行は、結局キャンセルしてしまった。これはこれで、行きたかったなと思うからめんどくさい。2歳と5歳にクマ牧場で買った靴下を、冗談で「私だと思って履いて行って」と渡したら、本当に持っていってディズニーで履いてくれていたらしく、可愛すぎて胸が締め付けられてしまった。


つい先日、ようやく「デス・ストランディング」をクリアした。長い長いと評判だった最後のムービー、これか!?このことか!?と身構えていたのに、終わったあと結局自分も「長ぇ!」とツッコんでしまった。映画1本分の時間ムービーを見せられてしまった。もちろんグラフィックも内容も素晴らしくて、私は笑い話として長かったと記憶しておこうと思う。


ちょうど人生で一番辛いことが起こった時、私はこのゲームをしていた。このゲームをしている最中、少し席を外している時に電話が鳴って、それに応対できず、知らない番号だったのでどうすることもできずに引き続きゲームをしていて、2本目の電話でようやく病院へ向かった。ゲームの内容も含めて、重たく印象深い作品になってしまった。


ここ最近、「とても楽しかった記憶」に紐づいたものと距離を置いている。推しの配信、映画、遠出。今思えばディズニー旅行もこういう気持ちがブレーキを踏ませていたのかもしれない。そんな中で、これまで「辛い記憶」と紐づいている気がして手を伸ばさなかったゲームをやり始めたという感じなのだけど、亡くなった人とこの世を結ぶ臍帯を切る作業に癒しを感じている。進んで切りに行くことはしないけれど、息をひそめて目の前に来てしまった臍帯を切り、この世に残された結晶を回収する作業は、なにかとても丁寧に大切なことをしているような気になるのだ。物を無事に運ぶと御礼まで言われてしまうオマケ付きで。


あつ森でもスパイダーマンでもなく、今はこのゲームしかしたくなくて、22時から1時間と時間を決めて配達をしている。依頼を受けたり、落とし物を拾ったり、乗り捨てられ時雨でボロボロになった乗り物を駐車場へ運び修理する。このゲームの1時間は本当に一瞬で、ほどよく疲れて丁度いい。橋やポストが大分傷んできているので、修繕の仕方を検索して夜にまたプレイしようと思う。そうして直すことで得られるどす黒くて卑しい感情を、今は許すしかない。

www.playstation.com

寂しく思うのは、こういう素晴らしいゲームや楽しいものを共有できないことだと。「シン・ウルトラマン」一緒に観たかったな。