ロマンチックモード

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夢チカ LIVE SP in Zepp Sapporo

久しぶりの友達の顔と腹に響く振動が心地良かったです。テレビクルーが入っていて右端前方に柵を作りその中にカメラマンがいるような形で、私はその柵の後ろでずっと柵を掴んでワクワクしてました。ピーチウーロンが旨かったです。

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若者っぽくて、元気で、笑顔で、良かったと思います!(エーッ!)がんばれがんばれ!

すごかった。「サリ〜♪…スァリィ!」て言ってました。あの強烈ヴォイスで。この5バンドの中ではちょっと毛色が違ったけど結構盛り上がってました。スァリィ!(気に入ったらしい)

北海道の綺羅星ってこの人たちのことなんじゃないだろうかと思うくらい盛り上がってました。それ以上にびっくりしたのはその外見とMCでした。超のつくくらいのストレートな前髪を囲むようにモシャー!とパーマネントのかかった髪の毛があって、ピンクのTシャツを着て「ボクは…コンプレックスの塊みたいな男でした…」みたいなことを言っていて、この人にはどこか心休まる場所が必要だ、と強く思いました。彼のモシャー!に暗い過去が垣間見えた気がしました。地元だしなんで3曲なんだろう…と思ったんですけど3枚しか出していないという可能性と「神風グリーン」という名の黒歴史を思い出してその疑問を吹き消すことにしました。

彼らを見に来ました。血気盛んな若者たちは始まる前からワーワーと通路を賑わしていらっしゃいましたが始まった途端柵が決壊。横からの圧迫に壁を頼りに耐えるカメラマンを見て私が抱いたのは不思議な正義感でした。即ち「この柵を押してはならない」。以降私と友達の間に割り込んできた巨体の汗スメル族の前方への圧迫を阻止したり、かつその柵を有効利用しより柔軟なヘドバンに励んでみたり忙しくしていました。「絶望ビリー」が聴けなかったのは残念ですが、なんとなくイキフンは掴めたし楽しかったので良かったです。

ホルモン当たりから音楽とお笑いの間をさ迷い始めた夢チカライブもいよいよお笑い感が否めない空気になった途端、やることなすこと大体滑り出すロックスター(29)がそこにはいました。出てきてギターを持った彼を見た瞬間「おーかっこいー!」と口に出していたのに2曲目にはアンジェラ・アキに、最終的にオリエンタル・ラジオ藤森さんに見えてしまったので私の勝ちです。まだワンマンに行く勇気がないです。愛と勇気すら友達ではありません。


途中友達から繰り出される「サイト消えてたよ…?」という耳打ちなどに笑いながら楽しく過ごしました。なんか…元気出た!書房とかゲルググとか見に行けそうな気がしてきた!気がしてきた…だけ?