ロマンチックモード

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百鬼夜行抄

最近またマンガばかり読んでいます。バカみたいに毎日毎日とっかえひっかえ読み返したり読み返さなかったりしながらとにかくマンガばっかり読んでますが、何せ世の中面白いマンガが沢山あるのでしょうがないと思いながら何度目かの百鬼夜行抄
母方の叔母さんがなかなかのマンガ&小説好きで貸し借りし合っているのですが、このマンガは小さい頃から叔母さんち(というか要するにおばあちゃんち)に行くとマンガタイム(!)とともにあり、総勢4人で読みまくって読みまくってもうボロボロ…なマンガです。
怪奇小説家だったお爺ちゃんの「不思議なものを見る力」を強く受け継いだ主人公・律と、見えたり見えなかったり見えない振りをしてる親戚たちとか色々とすったもんだする話なんですけど(無理矢理ねじ込んだ)、主人公が見える割に怖がりなのが一番のポイントだと思います。たまに取引しては痛い目にあって「役に立たないからもののけって言うんだった…」と頭を抱えています。少しだけ、萌えます(!)。
怖がってはいてもちゃんと人生を歩んではいるので使役にしている妖怪もいますが、その成り行きもマヌケながらそのもののけもバカとしかいいようがなくて、多分これがいるから「ホラーマンガ」という括りだけでは読めない、読んではいけない娯楽作になっているのかな、とも思います。
律に使える鳥の妖怪、尾白・尾黒と従姉弟の司ちゃんが素敵過ぎる。ただ絵がちょっとへ、下手?なのと話の流れもちょっと…へ、下手?でたまにストーリーがよくわからなくなるので難点ですよね!よ、よね?

百鬼夜行抄 10 (ソノラマコミック文庫 い 65-14)

百鬼夜行抄 10 (ソノラマコミック文庫 い 65-14)

尾白・尾黒の「舞まする!」が好きです。