ロマンチックモード

日常と映画と本と音楽について

労働者

休日には「向こう一週間の食材などを買いに行くのが正しい過ごし方」だともっぱらの噂だったので私もはりきって週に一回は近所のスーパーだったりドラッグストアだったりを梯子しておるわけですけども、ちょっくらチークをばゲットしたい衝動に駆られたので今までで一番真剣にドラッグストアに入り浸っていたら販売員の方にお声をかけられたので「化粧品はプロに聞くのが一番」だと風の噂で聞いたので素直に「チークが欲しいんですが」と答えたらこの販売員さんと正味2時間ほど話し込んでしまった。
最初は普通のよくある問答だったと思うんだけど途中から仕事の話だったり、やり方だったり、今後の身の振り方だったりに話が及んで自分でも驚いてしまった。彼女は多分私と同い年か1,2コ下だと思うんですけどひいき目じゃなくプロフェッショナルな考え方をしていて、頭では分かっていてもできないことを彼女は頑張ろうとしていてちょっとガツンとやられた気分です。「自分が接客を受けた時に『ん?』て思ったことを、もしかして今までやってしまっていたんじゃないか」「私は絶対こういう風にはしちゃいけない」と思う、気付く、想像することをしない人たちが私の周りには割といるから、そう思ったり、それを実践しようと頑張る時点で頭一つ出ているんじゃないかと。もちろん実力が伴ってこそとは思いつつ、現実そんなにうまくいかないじゃないですか。(じゃないですか?)でもそうじゃない人が多すぎる。自分を評価するのは自分じゃなくて他人だということになんで気がつかないんだろう。
なんて言ってる私はじゃあどんだけ仕事できんのよって聞かれたって私は普通ですよ。カトゥンのNをやらせていただいている中丸君が「中の下で」と言った例を取ってみれば私は「中の中」で。ド平凡。でも努力は認めてほしいのです。ここしかないのです。努力の有無。加減。一億総中流時代に生まれ育った私としては自分が人より秀でているなんて思えないんですよ。じゃあ私はどこから人を怒ったりするエネルギーを捻出するかといえば自分との比較からです。これは実力の比較ではなく「努力の比較」。
これは難しいことなんだろうか。たとえば上司と一対一しかない職場だったら難しいのかもしれないけどほとんどの職場はこれより多いと思う。
あの販売員さんはあそこには今日と月末の2日しかいない。「好きな仕事だけど、職場が定まらないのは落ち着かない」と言ってた。あーあ、何かいい方法はないんでしょうか。誰か評価してあげて!ついでに私も評価して!(結局)流されていい時と、悪い時が、あるハズ。

ずらかりたいよ おさらば 面倒はいやだ
あやかりたいよ うるわし 文明はいいな
一体いくら掛かるの 気持ち良い生活まで
とても間に合わない 身体と時間が…無い
浮かばれたいよ いずれは 頑張ってるって
明け暮れたいよ いますぐ 天職はなに?
一体何時つながるの 止め処ない充足まで
仕合わせになりたい だれか助けて頂戴!
したいことだけしてたい
痛いのは余り好きじゃない
期待通りに思惑通り
夢を叶えて

三文ゴシップ

三文ゴシップ

今までのイメージを持っていると最初はびっくりするけど、すごく面白いアルバムです。「都合のいい身体」を聴きながら歩くと、しかも通勤途中だと一緒になって「つらーーーーーーーい帰りたい!!!」と叫びたくなります。