涼宮ハルヒの消失
見に行きました見に行きました。いやー、よかったよかった。
まず、最初に軽く紹介しておくと今回映画化されたのはいわゆるライトノベルの「ハルヒ」シリーズで最も人気のある4巻目です。もっと簡単に根こそぎ紹介すると「ハルヒ」シリーズとは主人公・涼宮ハルヒの機嫌を取る宇宙人(長門)と未来人(みくる)と超能力者(古泉)にツッコミを入れる一般人(キョン)の日記です。
私はこの4巻目が本当に大好きで、最初に読み始めた時は先が気になって気になって読むことが止められないくらいにハマり、その後も何度も読み返すという奇行に走ったこともある本なのですが、そういうものほど映画化とか、されると、出来とか、気になっちゃうじゃ、ありませんかそうじゃないですかじゃないですか。
なんとなく延ばし延ばしになっちゃったんですけどやっと見れまして、まずその上映時間におののいた。173分でしたっけ?正味3時間ですよ3時間。何が問題かって膀胱がもたんだろう膀胱が。(なんかすいません)でもそんな心配は杞憂に終わりました。体感的には117分って感じです。117分、ちょうどええ。
ひとつひとつのエピソードをしっかりと、丁寧に、やり過ぎず描いていて、もう納得です。物語自体は、もしかしたらかなり使い古されたものだったりするんだけど、それをそうと気付かせないミステリー性と、それを本人が自覚できないこと、そのことをモノローグで語りかけるキョンが、「お前らもう付き合っちゃえよ!」と思うくらいキュンキュンします。机バーン!したくなるくらいキュンキュンする。ち…ちくしょう!
総評:キョンはエンターキーを押す前にもっと悩むべき。
一個だけね!「え…今?」みたいな!タイミングで!モノローグが!心の葛藤が!っだー!おしい!でも素晴らしかったです。見て良かった。はー…。
- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/07/01
- メディア: 文庫
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