ロマンチックモード

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ニンニンジャーからジュウオウジャーへ

お疲れ様です!私は元気です!
43話(私的感覚)に渡ってお送りしてきた壮大なアバンを乗り越え、このたび無事最終回を迎えたニンニンジャー、感謝してもしきれない1年となりました。お話を冷静に分析すれば、伊賀崎流の面々とキンジ・タキガワ、十六夜九衛門という2人を対比させた「家族」と「仲間」の物語だったように思います。
そんな物語ですので関係性は重ため、ですがその重たさを全く感じさせない底抜けに明るく楽しい戦隊として毎週かかさず視聴することができました!あまりにも明るすぎて「この人たちは一体どこを目指して何をしてるんだろうか」と思いながら11ヶ月が過ぎ、最終回が始まった途端「もうストーリーとかどうでもいい、終わるなんて嫌だ」といういいのか悪いのか分からないけど寂しさだけは特大級の30分で1年間が締め括られました。文字にするとひどいな。
ずっと遊んでいるかのようなニンニンジャーでしたが、本編中に回想が入ると「確かにあの時言ってたな」と気付くことが沢山あって、そういうのがしっかりと散りばめられてかつあの面白さ、もとい軽さを出すのって実はすごいことなんじゃないかと、映画まで見た今ラスボスってピーマンなのではないかと、名乗りの代返なんてもう二度と見られないのではないかと、もう本当に、本当に、寂しい気持ちでいっぱいなのです!まだまだもっと見ていたかった。やっくんのカーリィにもう一仕事してほしかった、霞姉と研究室の男性とのドキドキデート大作戦とか見たかった、凪と風花ちゃんの学校生活も少ししかなかったしお正月とか豆まきとかもっと季節のイベント回見たかった!!!!!!もう!!!!!全然足りない!!!!!!!!!ニンニンジャー足りてない!!!!!!!!!
「もっと見たかった」と思わせてくれて本当にありがとう。お陰で1年間日曜日に早起きできたし、地元のヒーローショーを見たいと思わせてくれた。彼らは沢山遠出させてくれました。ニンニンジャーを嫌いになったり、忘れてしまうことなんて、もうないんだろうなと思います。本当に、本当にありがとうございました。
そして、明日からジュウオウジャーが始まりますが、第1話、楽しみで仕方がないです。何年かにわたり特撮を見てきましたが、「1話に勝るものなし」…これに尽きます。すでにCMやネットで動く彼らを見ようと思えばいくらでも見れますが、第1話!やっぱり第1話です!事前映像なんてもう!もう!どうでもいい!!(暴論)どうやって彼らが出会いジュウオウジャーになるのか、そもそも実は最初からジュウオウジャーなのか、何と戦うのか、文字でしか知りえなかったものがとうとう動き出すんですよ!!!うおーーー!!熱いぜこれーーーーーー!!!!!!(番組違います)映画をご覧になった方でもしかしたら私と同じ感想を持った方がいるかもしれないので書いてしまいますが、5人から程度の差はあれど溢れる脳筋み。いい。いいぞ。おばさんは!期待してるぞ!!!!
というわけで、ね!みなさん!ジュウオウジャー!毎週予約にしている方は特に注意していただいて、第1話大いに楽しみましょう!!!!




余談ですが、なぜ第1話について改めて力説してるかというと、ちょっと特撮熱が上がったもんでうっかり手元にあった「キョウリュウジャー」の1話を見てしまったんですよ。そしたらもう、1話の丁寧さに感激…!これもう記憶消して全部最初から見たい…!という欲が爆発したっていうのもあるんですけど何より久しぶりに見たキョウリュウジャー、かかりっぱなしの音楽、前に出るトランペット音、耳をつんざく笛の音、リズムは概ねサンバ調、変身音で最高潮かと思ったら手のひらを地面に付いたところで舞う白い粉、ナパーム、ナパーム、またナパーム。ただでさえ派手なBGMが爆発音で掻き消えるし画面では後ろに爆発を背負ったキョウリュウレッドの赤い色が後ろの炎に負けてオレンジにいやもうとにかく

うるさい

「1話に勝るものなし」、いくら事前に情報を入れても本編には敵わない。一番新しい戦隊の一番最初の物語、震えて待ちます。