ロマンチックモード

日常と映画と本と音楽について

どろろ…(完全にネタバレやけども)

音楽がね…あのべべ〜んっていうのがどうにもあってないと思うんです。ことあるごとに鳴るんですけど笑わせてるわけでもなさそうだし多分本気と書いてマジだと思うんだ。そしてツマブキくんは48の鬼を退治するわけで勿論映画の中で一体一体追っていくわけにも行かずダイジェストみたいになるシーンがあるんですけどその時の音楽もスピード感に欠けてせっかくの迫力の映像が台無しでした正直。
そしてラストにかかるミスチルすら廃れてる。曲はいいのに…。いつぞやも思ったけどもどうも日本映画はその辺りがちょっと上手じゃないような気がする。私が映画を根詰めて見始めたのはごく最近なので気にしないで宜しいんですけど音楽の鳴り始めるタイミングとか、そのチョイスとか、なんかこう惜しすぎる。最近見た邦画で音楽的に一番感動したのは「幸福な食卓」で、あれはよかった。それこそラストのミスチルが佐和子の歩む一歩一歩の小ささと勇気ある決意をよく表していて感動しますの。(の?)
あと、話の流れから言うとちょう関係ないけど「エリートヤンキー三郎」まさかのドラマ化。