トップランナーの収録に行ってきた
大人なのでオンエアーで使われてそうな内容は書いていません。
そんなわけで、岩手から新幹線で南下して東京・渋谷のNHKで行われた「トップランナー」チャットモンチーの回の観覧に行ってきました！
Ｔシャツ一枚で丁度いい、湿気もない素敵な気候の中かなり早く着いてしまった私はとりあえず変わり果てた渋谷公会堂の姿に愕然とした。
なにこれー！カッコ悪い！
その他この建物の所有しているらしき自動販売機の外装も「C.C.LEMON」と書かれた黄色いステッカーがべったべった貼られていて、なんていうか、大人って…！という感じでした。
13時にNHK内玄関に集合とのことだったんですけど私が渋谷に着いたのは11:30。どんだけー。*1だがしかし突然一人ぽっちになった私に渋谷の街を練り歩く元気があるわけもなく仕方なくNHKの地下にあるグッズ売り場みたいなところに入ります。*2
そしたらもう人・人・人ですごい。主に老人と子連れ若夫婦といった感じでごった返していました。中に進んでいくと10月からの朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」の特設ブースがあったので、さも「私はこれを見に来たんです」といった風に飾られたパネルを一字一句逃さず読んだりしていました。へぇ〜、久ヶ沢さんがでるんだ…。
そうしているうちに結構時間もたっていたのでトイレに行っていざ内玄関へ。*3そうしたらなんと心強いことに若者達がたむろしているではないか！明らかにそれっぽい若者達！萌え！（どこに）ほとんどが2人、ないし3人連れだったけど、ちらほら1人の人もいてちょっと声をかけてみようかと思いましたけど悪そうなヤツは大体敵なのでできませんでした。
時間が迫ってくるとなんとなく整列が始まってNHKの人が名前を確認し始めました。ひとりひとりに丁寧に確認している。なるほどそうですよね…こういうところからも好感度が…。観覧に当選するとメールが来て、期日までに参加・不参加のメールを出さないといけないのですが*4、ちゃんと返信はしたんだけどそれがちゃんと届いているか不安で溜まりませんでした。添付ファイル見れないっていってFAXしてもらえるようにしていればよかった…！確認作業になったじゃんか…！まあ入れたんですけどね…。「札幌からいらした方ですね！」と元気よく言われたので「はぁ…」と少しひきました。すいません。前の前あたりにいた男の子2人組みは石川県から、と漏れ聞いたり、まさに徳島から来た人もいて驚きました。「トップランナー・オーディエンス」と書かれたステッカーを貰いました。記念品じゃ。
飴ちゃんを貰ったりして1人でキャッキャしていたら「最初はライブで、これが終わったら一旦解散してからトークの収録」と言われました。えー！一旦解散て！ここから離れられるわけないじゃんー！と思ってたら「荷物を畳の上において中に入ってください」と通された。今回の収録の観客は97名だったそうです。す、少ない…。応募者1人につき同伴者最大2名まで入れるんですけど、応募総数約3000通で2人3人で来てる人も少なくないところを見ると実際に当たった応募者は97名よりも少ないわけで。係りの人に「今年の運使い果たしましたね」と言われたけどその通りだと思った。あと、「私一番遠くから来たかもって人いますか？」という質問をされたんですけどもちろん手を挙げられませんでした…！トゥーシャイシャイ北海道。「北海道とか…」と言ってくれたのでおずおずと手を挙げたらどよどよされました。前左右の人には顔をまじまじと見られました。トゥーシャイシャイ北海道は11104（いい年）のダメージをうけた！
なんかこの調子だといつまでたってもチャットモンチーが出てこないのでさっさといきます。まあこの後すぐ出てきたんですけどね！とうとう！チャットモンチーが！
ち、小さい…！
この時の衝撃はこのあたりの頭の弱い文章で十分表れていると思うんですけど、えっちゃんがね、えっちゃんがね、カワユスなのです…！ギザを超えて、ギガントカワユスとはこのことです…！黒髪のキューティクルまじハンパねぇ！そしてなんといっても歌うときに口角が上がってできる頬のでっぱりがMP（萌えポイント）の高さを物語っていました。
セットリストは「ハナノユメ」「橙」「世界が終わる夜に」「シャングリラ」の4曲だったんですけど、お客さんのなんと静かなこと…！に驚きでした。「シャングリラ」でぴょんぴょんしたかったのに…大人なので「KY*5」の称号を回避すべく限りなくナチュラルに楽しんできました。
音も聞きやすくかつ迫力のある音量だったんですけど、ボーカルの突き抜け方にびっくりしました。なんの音にも負けない芯の通った強い歌声でした。「橙」、非常に良かったです。危うく泣きかけた。あと「シャングリラ」のカウントを指折り数えながら膝で拍を取る姿が可愛すぎた。1人欲しいと思った。*6
1曲歌うごとに1分、間を空けないといけないらしく、彼女ら、必死でした。クミコンに至ってはOKが出るごとにスティックで指して「OK出てる！OK出てる！」と言っていました。この人の素朴さは危険だと思います。*7あっこさんのMCに対して「いけるよ、いけるよ」と言ってみたりしていたえっちゃんですが、ラストのMCになったとき、とっておき（？）の質問があったんですけど、期待した返答が得られず「えっちゃん、いなかった時のこと考えてへんかったやろ」みたいな感じであっこさんに突っ込まれてました。カワユスなぁ。うんうん。カワユス。
こんな感じでライブはあっさりと終了してしまい一時解散。か、解散て…！約一時間渋谷の街に放り出されましたが、オーディエンスのシールを貼ったまま行くのもカッコ悪いし！シールなくしたら嫌だし！そもそもそんな勇気ないし！なのでもちろん変わり果てた渋谷公会堂の花壇のところに座ってコンビニで買ったおにぎりを一人で食べてました…誰か…誰か私に勇気とかくださいお金払うので。*8
おにぎり食べて、トイレ行ったりしてたら意外と1時間ちゃっと経っちゃうもので、すぐに内玄関に戻りました。またなんとなく整列しだして、畳に荷物を置いて入っていきます。ライブをしたスタジオがまるまるトップランナーのトークのセットになってました。一度放り出されたのはこの転換のためです。
普通に整列順に前のほうから座っていったんですけど、男性の多いこと！傾斜とかもちろんないので男性は２列目以降から座って行ったらしく、そんなに前に並んでたわけではないのに一番前に座ってしまいました。ヒー。何種類かの拍手を練習した後、まずは司会の山本太郎と本上まなみさんが登場しました。実はライブの時にもいたんですけどね…！そのときは端に柵で囲まれているところにいたんですけど人がいてあまり見えませんでした。で、まずは本上さんなんですけど、その、顔の半分が目でした。ていうのはもちろん嘘なんですけど、でも本当に漫画みたいな顔をしていてびっくりしました。濃いパープルのブラウスにハイウエストのスカートでちょうオシャレ！しかも細い！声かわいい！うん、以上です！（元気いっぱい）
で、問題の（？）山本太郎さんなんですけど…に、柔和ー！！て、テカってませんでした！（そこか）黒かったけどテカってないし、テレビだと顔の骨格とかもゴツゴツ見えて厳つい感じかな、と思ってたんですけど、非常に、その、ソフトリーでした…。体もそんなに「いかにも」という感じではなく、「普通にしっかり」みたいな、感じで、その、襟の小さなジャケットを着てはりました…。タレ目がキュートでした…。本番中も鼻かんだりしてました…。
で、とうとうチャットモンチーさんが出てきたわけですけど、このときにえっちゃんが着ていたグリーンのストライプ柄のジャケットが可愛くて探しています。あんなん欲しい。本当に可愛かった。あっこさんはワンピースにブーツ、クミコンはシャツワンピにジーンズ、で、えっちゃんがジャケットにゆるいジーンズ、だった気がします。いや本当にそのジャケットが可愛くて、今日もこれから探しに行きますあんなジャケット。本当可愛かった。
基本的にカンペ命、みたいな感じでした。トップランナーのぎこちなさの根源のような気がします。特別マイクを持っているわけではなくて、でも声を張っているわけでもないので、特に、やっぱり、えっちゃんの声は小さかったです…。高くて小さいカワユスな声です。「橙」を作ったときの状況を話していたのですが、これを聞く前にも「橙」のＰＶには泣かされていたのですが、聞いた後にＰＶを見たら最後に一瞬挟まれる3人の笑顔に一層泣かされました。
カットの合間にそそくさと後ろからメイクさんが出てきて本上さんも、チャットモンチーの3人も、僕らの山本太郎さんもお直ししたりしていました。チャットさんはそれ以外にもカメラが止まったっぽいとお互いの膝小僧を指でぽわ〜んとしあったりしていました。山本太郎さんに「地味な遊びで盛り上がってますね」と突っ込まれていました。また、チャットさんから一番近い席に座っていた3人が10代で、しかもその3人（全員女の子）でチャットモンチーをコピーしている！という話題でチャットさんとお話していました。あの子達いい思い出できたね！クミコンからの質問に3人でキャッキャと（興奮するし仕方ないよね）と返答してしまいあっこさんに「自分ら同時にしゃべるなぁ」と突っ込まれているのが面白かったです。あと「何が一番難しい？」という質問に女の子達が「ウィークエンド…」と答えたらクミコンが「あれは無理やわ！」と言っていました。だからクミコンの素朴さは危うすぎ（ｒｙ
で、トップランナーといえば質問コーナーじゃないですか！不肖私、果敢に挑戦してみたものの残念ながら質問できませんでした。でもでも、最後の質問となったときに、えっちゃんがボソッと「前の人…」と言ってくれてた*9のでいいことにします！*10そしてここでも繰り出されるクミコンの危険な言動。最後の質問が割と深いものだったので、それに対してクミコンが「自分そんな可愛いＴシャツ着てるのに…」と言っていました。*11これはもう完全に近所のおばちゃんです。アウトです。完全に、アウト。
その他、山本太郎さんによる「桃太郎」など「笑いが起こったら原因は山本さん」という説を肯定させる内容の2時間でした！椅子がかなり低くて硬くて、立ち上がったときお尻が痛かったです。これも体験しないとできない思い出として書いておきます。
多分もう本当一生ない、貴重な体験ができました。NHKさんどうもありがとう！そして「チャンスなのに！行かなきゃもったいない！」とはっきり言ってくれたあゆむさん、「無断で名前使われたー！」と嘆いていた内田さん*12、どうもありがとうございました！
帰り際、貰った記念品。行ってよかった。
