ロマンチックモード

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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

自分と家族をめちゃくちゃにされた理髪師が悪徳判事への復讐に燃える。ロサンゼルス1まずいミートパイ屋と手を組んだ先には…。

とにかく始終血しぶきがスゴかったです。グロい。コワイ。でも楽しい。怖いもの見たさで気付いたら終わってました。

パイ屋の女婦人の妄想には笑わされました。とにかくスウィーニーと海辺で暮らしたい!と声高に歌っている後ろのスウィーニーが虚ろすぎる(笑)。田舎の赤ん坊のようでした。(江古田ちゃん調べ)
また怖くても最後まで見れたのはテンポの良さもあったと思います。ミュージカルなのでメロディーに乗せて物語もずんずん進んでいく。歌いながらノリノリで次々と首を切っていくスウィーニーがまた怖い。殺した後は一気に地下の調理場へ落とすんですけど、その仕掛けを作る作業を見ていると「日曜大工…」と思いました。

怖いのに楽しい。そんな感じでした。

ティム・バートン作品の中では「チャーリーとチョコレート工場」と同じイメージなんですけどグロさ3倍増しです。そしてやっぱりティム・バートンの「グロテスク・ファンタジー」が好きです。無性に「スリーピー・ホロウ」見たくなってきた。