ロマンチックモード

日常と映画と本と音楽について

BABY BABY BABY!

もう2週間くらい前になるんですけどトモリんと見に行ってきました毎度ありがとうございます!メンシュワメンシュワマーボシュワシュワもありがとうございます!(トモリん以外は察してね☆)
混じりっ気なしのエンタテインメント作品でした。サクサク進んでワーッと盛り上がってチャンチャンッと終わる。楽しかったー。ていうかイキんだよね。確実にイキんだよね。特に一番若い子の出産シーンでは何かしらが生まれるところだったよね。もし私がこのタイミングで想像で妊娠できるくらい好きな人がいたら間違いなく生まれてたね。それくらいイキんだ。でもそれだけじゃない、チャンチャン!と終わった割にはかなり冒険的な映画のような気もしました。
というのも、主人公の往生際が悪すぎる。観月ありさですけど、最後まで往生際の悪いことを叫んでいて凄かった。主人公はなんだかんだ受け入れて、助演的な人が往生際が悪かったりなんだりのパターンが私の見ていた映画では多いような気がしてたんですけどま逆でした。でもこの往生際の悪い主人公を取り巻く人たちも凄い。松下由紀の強烈なおばさんも素晴らしく面白かったんですけど私の中で大ヒットだったのが斉藤由貴。自分に万が一こういうイベントが訪れたらこの人のいる産婦人科に行きたいくらい素晴らしかった。ちょいちょい挟まれるコネタを可愛いんだけどクールな顔でサラっというところもグッときますけど、一番きたのは予告編にもある言葉。

「女っていうのはねぇ、そういう運命なのよ!」

この映画は本当にあっさり、出産してエンディング!なんですけど、本当に大変なのはそれからなんですよね。でもここであっさり終わるからこその「エンタテインメント」作品なんでしょうけど。というわけで、いろんな意味でTo Be Continuedな映画でした。

「私がどんな思いをしてここまで来たと思ってるのよ」

観月ありさが叫んだ言葉。ちょう分かる。今まさに、自分自身に重なる。