ロマンチックモード

日常と映画と本と音楽について

重力ピエロ

原作は、もう学ぶところ、学ぶ言葉が多すぎて、そして読めば読むほど最後の言葉に感動が増すとにかく大好きな本なのですけども、映画も映画で非常に良かったです。割と色々な事が起こる小説なので全部はもちろん表現されていませんですが、そのチョイスの仕方とアレンジが逆に映像としたときによりこの物語をよくしたように感じました。というくらい素晴らしかった。
場所や立場を変えたり、演出で一気に興ざめしてしまう場合が映画にはあると思うんですけど、この映画はもうま逆といってもいいと思った。あーもうなんていうの!これを見ると、逆に小説のほうが演出がかって見えるほど、控えに控えた感じでした。特にラスト。お腹いっぱいです。
見てすぐ後は、もちろん充実感というか感動もしたしだったんですけど何せ今日暑かったじゃん…!30℃なめてたじゃん…!なのでどっちかっていうとビールに意識がいってましたすいませんでした今は反省しているそれで帰ってきてシャワーを浴びてるときにジワジワ思い出されて鼻水なんかもグズグズきちゃって気付いたらボブ・ディランの「Blowin' In The Wind」を鼻歌で歌ってた。小説違う!
そしてやっぱりトモリさんありがとうございますいい薬ですエンドロールの見るところまで同じだともう結婚するしかないんじゃないかと思います。それで結局「いしわたり」しか覚えてないんですけど結局なんていう方たちでしたっけね?