ロマンチックモード

日常と映画と本と音楽について

君のその小さな目から大粒の涙が流れてきたんだ

お久しぶりです。
完全にオフラインにしていたら、情報って全く入ってこないんだなと痛感いたしました。26、27と「女だらけのクリスマスパーティー〜なんだったら全員集合」を催したときに訃報を聞きまして、驚いた次第です。
アベの時もそうでしたが、こういうとき異様に浮くのがこの私です。「タイミング的に追悼になっちゃうね」とあいこちゃんやいとこんが言う中、そんなことをするのであれば追い出しますよ、とまで言いのけた私がインターネットに来ましたよ。そうしたら案の定悪い予感が的中していた。
フジファブリック、というか志村の音楽には本当に楽しませてもらったし、ライブでの言動や所作も愉快で好きだからこそ許される暴言を沢山吐かせていただいた。ここ2年くらいは音楽性も若干変わってあまり聴かなくなったけど、「またフジに行く機会はあるだろう」「見ようと思えばいつでも見れるだろう」そんな気持ちでいました。
もう志村の新曲が聴けない、ライブも見れない、会えない。寂しいし、悲しい。
こういうとき、私はいつも高校の隣にあったお寺を思い出します。ほとんどの日は寺かどうかも気づかないくらい存在感の薄い場所なのに、一度お通夜の看板が立つと次々と名前が変わりなかなかなくならない。
今年のはじめ、ロックの神様が亡くなってひっぱられたのではなかろうか。それとも神様が「いい音楽を作る人が多すぎる」とお怒りになられたのか。
どちらにしろ、私は皆さんが心配です。「ひっぱられるな」と。「死」というものに、ひっぱられすぎないで欲しい。私のように浮き沈みの少ない人のほうが少数派かもしれないけれど、そこは声を大にしていいたい。「次は私に来てもおかしくない」なんて言うな。言葉は恐ろしいものです。死を悼み、生を謳歌しましょうよ。
だから私はときメモをやります。氷室先生をなんとしても、おとしてやるんだ。