ロマンチックモード

日常と映画と本と音楽について

道標は汗、胸のエンジンの音

話し相手がいないとこうも狂ったように書けるものなんですね!今日は音楽について書かせてください別に誰にも迷惑かけないので!かけませんので!
まずオープニングとエンディング、これはもう私の中で様式美があると思っています。物語に沿った内容の歌詞に戦隊名を組み込む。理想的な形でいうとオープニングではイントロからAメロまでに「〇〇戦隊〇×ジャー」という掛け声が入れられる、そこからサビ終了まで1分30〜40秒で絵に動きをつけやすい印象的なリズムがあるとなおよい…みたいな。エンディングはここまでキツくはないですけど、聴くとやっぱり戦隊名はどんな曲調でどんな作りでも組み込まれてますね。
エンディングに関して私が見た中で1番美しかったのはシンケンジャーです。曲も秀逸ながらその使い方が素晴らしかった。シンケンジャーはオープニング・エンディング共に振り切ってるとしかいいようのない出来なんですけどエンディングはそれに加えてサブメロディがいい。バックで奏でるストリングスのメロディが最初から最後まで完璧で本放送ではイントロ〜1サビに原曲最後のサビ歌なしを繋げてそこに次回予告を入れ込むというすんばらしい演出だったのです。
ちなみにキョウリュウジャーでいうと今のところオープニングのサビに入る掛け声「ファイヤー!」に合わせて映像が変身後の後ろで「ファイ!」で煙幕、「ヤー!」で爆発する部分にグッときてる。我ながらこまけぇ!ところでボウケンジャーから両方とも90年代前半のバンド感、感じてるの私だけ…?あのギターリフとコード進行たまんないんだけど…。
歌詞にグッとくる部分も多くありますが、クラスタのみなさんがおっしゃる「作詞:藤林聖子」はもう安定としか言いようがない事は確認できましたのでほどほどにしておきます。ゴーバスターズが終わった今、前期オープニングの1番Aメロの歌詞はかなりグッとくるものがありますし、シンケン12話を見てからオープニング2番の歌詞を知ると歌だけでかなり泣けます。歌だけでも楽しいっちゃ楽しいんですけどね…分かって聴くと魅力倍増。もっというとテレビサイズに慣れてからフルバージョンを聴くと味わい深いです。通常放送されるサビの歌い終わりから2番にかけてが壮大すぎる曲が多いのも特徴のひとつな気が。
最後にBGMについて、ゴーバスターズは大橋恵さんという方でした。邪魔しない音楽、という印象で、先日1巻借りてきたゴーオンジャーも大橋さんだったんですけど音が一緒なんですよね。ホーンとストリングスのバランスのとれた音。びっくりするようなメロディはないものの、毎回絶対に流れる提供だったり予告で使われる部分は派手じゃないのに不思議と刷り込まれるカッコよさ。音数が少ない分印象的なサブメロディが際立ちます。
今ウィザードを担当されてる中川幸太郎さんのはかなり特徴的で世界観を濃く出す人だなーと。魔法使い感、出てます。特に戦闘時に使われる音楽はワクワクワクワクしてきます。オーズは多国籍的な感じで一番飽きなかった覚えがあるし、アバンの曲はよくバラエティで耳にしてそのたびにビクゥッてする。ビクゥッ。ボウケンジャーのBGMは本当に素晴らしかったです。え?どうって?なんかこう壮大な感じなんだよ!(ふんわり)大橋さんとは逆のイメージで音を積み重ねていく感じです。
バラエティでよく使われてるといえば電王なんですけど誰だったか確認してないしキョウリュウも思い出せないのでこのあたりでやめときます!どんだけ書くのよ。