ロマンチックモード

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会いたいな

ゴールデンウィーク、あっという間に過ぎ去ってしまいましたが楽しい時間はあっという間ですので仕方のないことです。私は札幌近郊で行われたヒーローショーを見に行ってきました。楽しかったよ?
最初は北海道グリーンランド岩見沢まで行ってきました。遊園地ですが結局ひとつも乗り物に乗らずに帰ってきました。全力で楽しんできたので悔いはありません。
ここの1番の魅力はステージがでかいこと。ショッピングモールじゃ絶対にできない縦移動に火を使った演出、非常に格好よかったです。ストーリーとしては、とにかく強いものと戦いたいデーボス軍ではない怪人がデーボスの幹部アイガロンと手を組んでわちゃわちゃするものでした。こうしてショーで見ると、改めてグリーンとブラックのなんともまぁ男臭いこと。テレビでも感じてちょいちょい書いてはいましたが、生で見ると予想以上です。噂に聞いていた1枚1000円(!)の写真撮影、うっかり並んでしまったんですが…これは元が取れる出来。他のショーだとポラロイドなんですが、プロのカメラマンがしっかりした機材で撮ってくれるため本当に記念になります。1回目はピンクとブルーでしたが2回目グリーンとブラックが出て来たので「イアン!」と声をかけたら肩をがっちり掴まれました。現実ではそう起こらないぜ…キングにサインも貰ったのにこれのせいでうっかりブラックから目がはなせない自体に…。
次はイオン苗穂店、屋内駐車場で行われましたがストーリーが1番面白かったです。
敵が謎の獣電池を持って登場、レッド・グリーン・ピンクが応戦しそれを奪います。グリーンが「罠かもしれない」と言いピンクは「一度トリンに相談した方が」と言いますがここで使ってもらわないと敵さんも困りますので必死で襲い掛かる。「考えてる暇はなさそうだぜ!」とキングはその獣電池を使ってしまいます。その獣電池、実はデーボス軍が作ったウイルス入りのもので、戦う意思に反応し体を痛めつけるというなかなかの効能を発揮。レッドを苦しめます。
ブルーとブラックが登場し、敵を追い詰めますが「俺を倒すとレッドを元に戻す方法が分からなくなるぜ」と脅します。グリーン、ピンクも合流し一度敵を退散させる。「キングがいなくなったの!」というピンク。「あれほどスピリットベースで待ってろって言ったのに」とグリーンもプンプン。その頃キングはというと「これは俺の問題だ、自分でなんとかしねえと」と一人で敵を探して歩き回ってました。そこへザコが登場、戦おうとするもその意思に反応し全く体が動かない。ザコにやられそうになったとき、みんなが駆けつけます。「こんなザコ一匹にやられちゃってまぁ」とはブラック。みんなから怒られますがレッドは言います。「戦おうとすると体が熱くなって動けねえ!すげえハンデだ!」ブルーが繰り出す親父ギャグに大爆笑するレッド。「キング無理してる…」とピンクたちを心配させます。その発想どうかと思う…ノッさん泣いちゃう…「人には頼れって言っておいて、自分は全然じゃないか」グリーンもう激おこです。
そこへ敵が登場、4人はレッドの前に立ち戦いますが、やられてしまいます。倒れるみんなを見て自分も攻撃しようとするレッド。ですがやはり体が動かずやられてしまう。
ここからがヒーローショーのいいところ!子供たちの声援で立ち上がるのです。お姉さんも本気で煽ります。ちびっ子たちの「がんばれー!」という声がすごいんですよ。敵しかステージにいないと怖くてお父さんやお母さんの背中に隠れたり泣き出しちゃう子もいるんです。そら真剣に応援しますよね。今回もそんな子供たちの声援を受け、レッドが気合い(!)でウイルスを体から追い出しました!
一人ずつ名乗り、決めポーズも決まったところで敵をコテンパンにします。グリーンランドもそうでしたが全員剣で戦っていました。最後は全員合わせてファイト一発、無事倒すことに成功。そのタイミングで全員の剣を腕に挟みながら退場する敵…よくできたシステム…。
うん、やっぱり面白かったですねー。こういうショーでここにいないトリンさんの名前を出してくる辺りとか、「テレビで見てるキョウリュウジャーがきた!」感が出ていて非常に良かったと思います。キングがピンチになるのもなかなかないですし、そうなったときの4人の反応もよくできてた。
そして2回目のショーが終わった際、ブラックが色んな方向に手で「バーン!」と打ち抜くそぶりをしてたんですが、思いっきりロックオンされて打ち込まれました…もちろんこちらから目とかは見えないんですけど明らかにね…!こうしてブラックに落ちていったのであります。(!)そういや電王でもリュウタロスがお気に入りなのに「結局のところウラタロスに落とされたい」とか思ってますもん…。この日も撮影会は1回目レッド・ブルー・ピンク、2回目レッド・ブラック・グリーン。ブラックとグリーンにレッドが加わると男臭さ倍増。全て終わり、バイバイの時には残ってる人もまばらだったので大人のこちらにもポーズを取って写真に写っていただきました。サービス精神旺盛!ありがとうございます。
新札幌には特命戦隊ゴーバスターズのみなさんが駆けつけてくれました!放送が終わって3ヶ月経っているので、札幌で見れる単独のショーは恐らく最後と思われます。ストーリーは昨年の秋冬に見たものと同じでしたが、キョウリュウジャーに慣れた目で見るとそのスーツのスタイリッシュさにときめきます。アクションも別物。本放送でも武器に頼らないシンプルな攻撃が多いのでショーでも身体を使った合わせ技が炸裂していました。2回目だったからか握手会の人の列も落ち着いた感じだったので写真を撮らせて頂いた。最後尾、陣さんもといビートバスターの前に誰もいなかったので声をかけるとポーズを取っていただけました。ありがとうございます。
最終日、新札幌にはキョウリュウジャーが登場。1回目だし放送中だしで大人気でした。ストーリーはグリーンランドとほぼ同じでしたが途中でお姉さんに呼び止められレッドと一緒にクイズ大会。一緒に悩んだり、ずっこけたり、時にはヒントを与えながらなんですけど当たり前ですがその間レッドしゃべりません。身振り手振りで子供たちと戯れます。すごいなぁ。
人がとにかく多かったので写真もそこそこに楽しませていただきました。そして思う。きっとブラックはキャラ的に演じやすいのではないかと…!「バーン!」こそしていなかったものの、壁に手をついたり肘をかけたり格好付けぶりを発揮。特筆すべきはこのショーでブラック、銃で戦っていました。イアンは銃の名手ですから…忘れないであげてください…。それから新札幌はお父さんが多かったんですけど、後半グリーンとブラックが出てくると低い声でどよめきが上がってました。序盤に出てきた3人だけだと思っていたから驚いたんでしょうか。それにしても「おぉ…!」みたいなどよめきで面白かったです。
そんな充実のゴールデンウィーク。全てのショーの最後にはエンディングのダンスを踊っていただき、放送どおりに踊ってみたり名乗りを入れたりそれぞれ趣向を凝らしていましたが、グリーンランドのみなさんが一番いろんな意味でブレイブでした。誰一人まともじゃなかった。いうなれば、団体・自由形
ヒーローショー、個人的には子供たちのためのものだと思っているので細心の注意を払って楽しんでおります。むしろ見てる子供たちから勝手に元気もらってるくらいだからね!あとたまに「本物じゃないでしょ?」って聞かれるんですけど、じゃあ逆に聞こう本物とはなんぞやと。(逃げて!みんな逃げて!)私にそう質問してきた方は、そもそも俳優さんがそのままスーツ着てやってると思っていたので適当に流しておいたのですが、私がこのジャンルを好きになった要因のひとつが「スーツアクター」という職業の方々の存在なのです。なので、どんなブレイブなダンスを見せられても尊敬しているし、スーツを着ればそれは本物のヒーローなのです。この辺り人によってかなり違うと思うのであくまでね!私は!そう見ているよということを書いておいて締めさせていただきます。実はその後に藤岡弘、さんと渡部秀さんのトークショー的なものも見に行ったんですけど気が向いたら書こうと思う。気が向いたらね!