ロマンチックモード

日常と映画と本と音楽について

キョウリュウジャー:13話

遅れた遅れたやばいやばいえーと、そもそも「1回も見てないのに今やってる戦隊のストーリー分かっちゃう!」ていう犠牲者を出すべく書き始めたわけなんですけどみんなそろそろ見たほうがいい。この子達、多分もう何やらせても可愛いぞ!ということでソウジ回です。ソウジ回と言いつつ一番影薄くないか。
ウッチーとソウジで剣道の朝練中、学校の剣道部のマネージャー・りんちゃんが迎えにきます。キングから「彼女か?」と聞かれるも否定するソウジくん。りんちゃんがっかり…だってお弁当までこさえてるんですよ?ラブレター付きで!そしてうっかりそのラブレターを落としてしまい、ウッチーに拾われ、イアンの手に渡ります。これが悲劇の始まりでした…(イアンの)
作戦はこうです。ソウジとりんちゃんでお弁当を食べてるところに不良生徒に扮したウッチー・イアンでりんちゃんをナンパ。そこでドサクサに紛れて「わたしはソウジくんがいいのー!」と告白してしまえ!というもの。イアンは茶髪のカツラにソウジと同じ制服、に、なぜかサングラス。ウッチーは謎のバンガラ風(口に草有り)。ノリノリです。しかしあと少しで言えそうだったところで颯爽とアミィ登場。変装に気付かずハイキックで2人をふっ飛ばします。勢いよく飛ばされて転がってましたね。今までで一番気持ちの入った「オウマイ!」だったんじゃないでしょうか。「やあね、ああいう人たちって」と言いながらソウジにメモを渡すアミィ。放課後待ち合わせしているようです。それを見てりんちゃんまたもショック。好きな人が女子大生とデートの約束してるとかね、そらね。
一方公園ではデーボス軍が奮闘中。ラッキューロが地球の漫画雑誌「こずみっく」(りぼんとかなかよしみたいなやつ)を読んで「片思いが悲しみの感情の最たるものだよ〜」とアドバイスし、アイガロンによって人間通しのつながりを断ち切るモンスター、デーボ・ジャキリーンが生み出され恋人同士お互いに伸びる矢印のより太い方をはさみで断ち切り大泣かせさせていました。切られると「好きな人を失いたくない」という感情が爆発し大泣きしながら相手を苦しませるようです。縛ったりまとわりついたりしてました。
そこへ公園掃除に来ていたノッさんとキングがとりあえず殴りながら登場!手が早い!良い子は真似しちゃダメ!変身し戦う二人、レッドとブルーの矢印を見るデーボ・ジャキリーン。「レッドから伸びる矢印の方が少し太いな」とレッドから伸びる友情の矢印を切られてしまいます。呆然とするレッド。「キングになにをしたー!」とブルー一人で結構頑張ります。「キング、これでとどめを!」と自分の獣電池を渡すも全く反応がない。次の瞬間「なんでだノッさん!なんで最後まで一緒に戦ってくれないんだー!!」えー!前にもやった攻撃でしょー!と言ってもダメ。ブルーの顔や肩を掴んでブンブン振り回しながら「俺たち仲間だろノッさんひどいよー!俺だけにとどめやらせるなんてー!」あっはっは、なんだこれ。とりあえずもたれかかるレッドを肘打ちで払ってハサミを壊すことに成功、無事元に戻りました。ラッキューロはすくすくじょいろの還元水でハサミを治してあげます。そしてキングはまたしょうもない作戦を思いつく…。
さて、第一の悲劇に見舞われたアホ男子2人組。「奇策に走りすぎたでござる」とウッチーからの指摘も受けグループ交際に持ち込もうとします。アホでしょう!でもね!本気なんです!自称黒いキューピッドことイアン様の作戦なんです!言葉の意味は分からないけどなんとも頼もしいでござる!
というわけでボーイみーっけ!と思ったらなんとアミィと2人で買い物中。これにはイアンもマジでびっくり。謎のネギみたいな人形を持ちながら割りに楽しげなソウジくん…りんちゃん完全にダウン。「これを見せようとわざわざ連れてきたの?最低!」とショッピングモールの中でイアンを平手打ちにします。さすがに気付くソウジくんとアミィ。ソウジくんは泣きながら去っていくりんちゃんを追います。あ、イアン?ちゃんとウッチーが介抱しました安心して下さい。痛そうでしたけどね!あはは!
りんちゃんは言います。「あなたの友達最低よ!!!」これをソウジくんなかなかのスピードで真っ向から否定。イアンは人を傷つけるのが大嫌いだしアレでマジメなヤツだということ、アミィは彼女じゃないことを言います。そして最近よく笑うようになったのはそんなみんなのお陰だし、そこにはりんちゃんも含まれてるんだよと。おお!いい雰囲気!りんちゃんここで告白だー!ってところでりんちゃんのソウジくんへのそれはもう太い矢印がジャキリーンと切られてしまうのです。「ソウジくん…あたしだけを見てーーーー!!」ソウジの首を絞め始めるりんちゃん、愛と憎悪は紙一重なんですね…(違う)
なんだどうしたと見守っていた3人が駆けつける。でも敵の姿はまだ見えない。矢印を確認すれば遠くからでも切れるのです。そこに冴えない男子学生が一人うなだれます。「オラの愛しい人〜声もかけられねんだ〜〜」なぜか訛ってますがその視線の先にはやたらでかいセーラー服姿。ジャキリーンは「こんなん確認せずとも直接切っちゃうぜー!」と男子学生のところへ行きます。が、これがノッさん。どっこいしょー!と捕まえてセーラー服が振り返り銃で撃ちます。これがキング。長髪のヅラが怖すぎる。他の3人と合流しハサミを壊すことに成功、りんちゃんも元に戻ります。キングの女装には驚いてるのにノッさんの変装には「それは分かっていたでござる」なみんな。ノッさんのライフが減る速さが尋常じゃありませんが、ようやく戦闘。ソウジくん、グリーンをセンターに「荒れるよ、止めてみれば!」
そんな感じで夕方、ソウジくんはりんちゃんにプレゼントを渡すわけであります。「いつもお世話になってるお礼」アミィに選ぶのを付き合ってもらっていたんですねー。りんちゃん感激!ありがとう!と言ってる間に後ろにいたもう一人のマネージャーにもプレゼントを渡しだすソウジくん。鈍感って怖い!というところで本日の名言は激昂しソウジに襲い掛かるりんちゃんを止めに入るみんなの声に紛れて聞こえた「りん殿!殿中…いや校内でござる!」に決定!ウッチー、いい仕事しますね!そして終盤顔に傷のメイクが表れたイアン、それアミィの蹴りとりんちゃんの平手打ちだよね?はいはい次はみんなのアイドル、アミィ回だよ!急げ急げー!