ロマンチックモード

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キョウリュウジャー:12話

泣いたといってもウルッとしてツツッと一筋こぼれた程度ですが、ストーリーに加えて映像が本当に格好よく作りこまれていたのでそうなったのだと思います。5回見ても飽きない12話!もう病気!しかもコソコソ追記するよ!もう入院!
アミィによるツンキャラ作戦は続行中。「白って言われたら黒って言わないと」アミィ先生本気です。こどもの日ということで子供すもう大会が執り行われておりましたがみんなが特訓に付き合っていた子供を応援する中イアンはずっと女の子を口説いてました。さすがですね。そんなみんなを眺めほんわかしていたウッチー。「なんだ空蝉丸!お前も子供好きなのか!」とキングに聞かれ慌てます。アミィの言いつけを守るウッチー。「別に」と答えキングをキレさせることに成功。「おぉ…キレなすった!本当にこれでいいのでござるかアミィどの…!」あのーウッチーのセリフがですね、新鮮かつ面白かつ可愛すぎてダメ。ずるい。
そこへ怒りの感情を集めるべく生まれたデーボ・タンゴセック(名前!)が子供をさらいだします。鯉のぼりをモチーフにしたモンスター。こいつこそ400年前ウッチーから親方様を奪ったモンスターだったのだー!展開がイアンと一緒なのはまあ置いといて、戦っているうちにレッドとゴールドがタンゴセックの作り出した霧と共に消えてしまいます。
キングが投げ出されたのは大河ドラマに出てくるような昔の町並み。そこへ甲冑に身を包んだ子供たちがキングに向かって真剣で切りかかります。タンゴセックによって怒りの感情を引き出され凶暴になる子供たち。変身しようとしますがタンゴセックが作ったこの空間ではブレイブインできない、とドゴルドさん説明と共に登場。生身で応戦するもその場に倒れるキング。その場にようやく着いたウッチーはその姿に親方様が倒れる姿を投影し駆けつけ一旦退却します。
ザコを倒し基地に戻った他の4人。トリンさんはタンゴセックが昔にも襲ってきたこと、その時空蝉丸もいたことなどを明かします。「彼は無類の子供好きだからな」えー!別にって言ってたじゃん!掴み所ないんだよあの侍野郎など言いたい放題の男子組。複雑な表情のアミィにトリンさん、薄々気付いていたようです。そのお陰でアミィも言い出せました。「何とか手を考えないと。誤解されたまんまじゃウッチーもかわいそうだし!」
子供たちを元に戻すべく傷だらけで戦いに行こうとするキング。傷が癒える薬だと空蝉丸から渡されたものを飲みおねむ状態。「当然だ、睡眠によって癒す薬だからな」いろいろ突っ込みどころはありますが、この場面キングが空蝉丸から渡された薬をなんの疑いもなく飲み込む、というところだと思うんすよ。その後もこのことについてキングは一切空蝉丸を攻めていない。「一人で荒れようなんて汚いぜ」くらいなもんです。文句になってるようでなってない…。キングと瓜二つの親方様を二度も失いたくない、そう言い残し空蝉丸は一人敵陣へと乗り込みます。
といってももちろんウッチーも変身できません。「昔より強くなっている。デーボスの力が復活し始めている」かなり攻め込まれますがそこへキングの素手パンチ!えっていうくらい吹っ飛ぶタンゴセック。えっ。
薬の眠気はお尻を変身銃でつねることで吹っ飛ばしたキング!取るときズボン破けましたがそんなことは気にしてません!ちなみにパンツは赤でした!(情報)「お主を親方様の二の舞にはしたくなかったのに!」と激昂する空蝉丸。それに劣らずキングも言います。「これ以上ふぬけたこと言ったらぶっ飛ばすぞ」

俺はお前の親方様じゃねえ。戦隊のみんなは手下じゃねえ。俺が欲しいのは、仲間だ。

敵に囲まれる二人、背中合わせになったとき空蝉丸も気付くのです。

親方様は親方様。キングどのはキングどの。キングどのは拙者の仲間!最初からそれでよかったのでござる!

拙者?ござる?お前そんなヤツだったのか!と笑い合い、バッタバッタと倒します。剣と体を目いっぱい使った派手なアクションはもちろん、随所に刃を返したりする画が組み込まれとにかく格好いい。ここばかりはね…!言葉ではムリ…!変身せずとも強い二人、タンゴセックと相対しますがそこにキングの獣電竜ガブティラの雄叫びが。獣電池を取り出すとその光に導かれガブティラが登場、敵を一掃しこの空間から元の世界に戻ることに成功するのであります。
全員そろい、声をかけられる空蝉丸。「それじゃ行こうかね、ウッチー!」「ウッチーは内気な人だったんだね!」「急に親近感沸いたよ」「ごめんウッチー、全部ばれちゃった!」誰のセリフかはご想像にお任せしますがそうしてキングも言うのです。「行くぜ!ウッチー!」こうして空蝉丸は全員からウッチーと呼ばれることとなったのであります!めでたい!!!6人揃っていざ尋常に、キョウリュウチェンジ!!!
この変身のくだり、何カットにも分けて撮られていて、あの…これ本当に…これでメットオフ*1してたら完全に最終回でした。無駄に壮大なオープニングが鳴り響き、名乗りが終わって後ろで大爆発を起こしながら敵に向かって走る6人の画から歌詞付きのAメロが始まります。その歌い出し「おれたちは無敵のスーパースター」ヒーロー飛び越えてスターになりました本当におめでとうございます。この後のアクションも予算、もとい気合いが入っています。爆発とCGをふんだんに使ったアクションでタンゴセックをフルボッコにしてました。最後とかもうちょっとかわいそうなくらいね!
巨大戦ももちろん初めてのキョウリュウジンとプテラゴードンの合体で、無事6人揃って乗り込み勝利するわけであります。ウッチーのサイキック・ラバー兄さんによる挿入歌、格好いいですね。というかキョウリュウジャーの挿入歌、今のところ全て好みで参っております。キョウリュウジンの歌もいいしね!
基地に戻るとキングの服は綺麗にたたまれノッさんには沢山こさえられた柏餅。ウッチーによる“ぱーふぇくと”な演出が施されていたわけですがそんななかイアンの携帯から女の子のアドレスが全部消える事象が発生。オゥマイ!ウッチー…恐ろしい子…!ということで来週はキングがセーラー服着るよ?お楽しみにね!この落差、ブレイブだぜ…

*1:変身前の役者さんが顔を出した状態で変身後のスーツを着た姿。