ロマンチックモード

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キョウリュウジャー:40話

最近「あと10話もある」とか言い出してるのでちょっと自分が心配です。
デーボ・カントックーによる思い描いた映画の主人公にさせて喜びの感情を奪うというお話でしたがいいVシネでした本当にありがとうございました。
最近「面白い」って思うドラマの共通点として、今までこっちで草生やしながらしてたツッコミを物語内でしちゃってくれてるなっていうのがあって、今回も真っ先に道で倒れているラミレスに対してノッさんが「幽霊が行き倒れ…!」て頭を抱えてくれましたね!最高です!そんなノッさん、妹・優子の頑張りでお見合いすることになったわけですけどすでにバレてるのにキョウリュウジャーであることを隠してるつもりの本人と妹のやりとりを見ながら介抱されたラミレス「ワンダホー」お見舞いにきたウッチー・ソウジくん「「わ、ワンダホー!」」
で、いざお見合いに来てみたら相手がキャンデリラ(人間体=声の人)だったんですよねー。ちなみにキャンデリラの母役はラッキューロの声の人でしたね!なんかもう、すごいな!2人きりのデートのターンになりカントックーの世界になりますが何か裏があると頑張るノッさん「誰かに言われてやってるんでしょ?じゃなきゃ僕なんて…」な、なんだろうこの発想に親近感…!それに対しキャンデリラ「そんなことないわよ?」あれは確かウッチーがデビューする回でしたか、「敵同士じゃなかったら〜恋してたかも!」って言ってたんですよね〜それを持ち出すかー!さすがにノッさんからハートが出ちゃいますが今度はそのハートに気付いてるのに取れないキャンデリラ。なんだこれなんだこれまたいい表情してくれるんです2人とも。
ところで戦隊にプライバシーもクソもあったもんじゃないのでもちろん今回もウッチーとソウジくんがノッさんのあとをつけていました。カントックーとラッキューロがお見合い会場にいるのを目撃したので全員そろって攻撃し始めますがアミィが基地で見ていた刑事モノ映画の世界へまっしぐら。見ていたDVDは「清家警察」…あぁ、一文字違いですね!すごい!(すごくない)変身後まで警察・刑事コスだったのも最高でしたが総じてウッチーの気合いの入り方が素晴らしかったと記憶しております。あとアミィ。
モンスターが淀川調で去っていったのでキョウリュウジャーも基地に戻りましたが、その直前にノッさんはキャンデリラに「もう一度ここへ来てくれ」と言っておりました。猛反対を受けますが出て行ってしまうノッさんを追いかけたのはキング。すでに捕えられてしまっている人間たちがいる、ということをノッさんが分かっているのを確認すると「なら任せる」と基地へ戻って行きました。キングが去ってから振り返るノッさん…このあたり、キングがやんちゃキャラだったりそもそもキング役竜星涼が若くてキレイな顔しちゃってるのでアレなんですけど、なかなか大人の信頼の仕方を見せてくれてるなと思います。というのもウッチーとソウジくんで優子さんにお見合い相手がモンスターだったって言っちゃうんですよね。それぞれの個性がいいか悪いかは別としていろんな形の「優しさ」として描かれております。
じゃあウッチーとソウジくんが余計なことをしたかというと、結果的にはいい仕事してくれました。優子さんがほうきを持って(!)駆けつけた先ではすでにノッさんとキャンデリラが会っていまして、トリャー!と殴りかかった瞬間一瞬モンスターに戻るというサービスショットはどうでもいいんですけど、優子を止めてノッさんが言うのです。自分を助けてくれた時のキャンデリラの目を信じたい、囚われた人間たちの居場所を教えて欲しい、そしてもう人間を襲わないで欲しいと。「そんなの無理よ、私はデーボス軍だもの」と、しかし困った表情で言うキャンデリラ。そんな2人は「甘いけど、あ、ま〜いっか!」という親父ギャグでウフフアハハしちゃうんです。それを見て優子「なんだ、ラブラブじゃない」兄が信じるなら、モンスターにも悪くないヤツもいる、と信じてみると言うのでした。このノッさんのストレートな言葉よ。
そこへカントックーが主演女優(キャンデリラ)を奪いにやってきて変身銃を落としてしまったノッさんをボッコボコにしていくのですが、ここでも言ってくれました。今度はカントックーと一緒にやってきたラッキューロにも向けて。ノッさん「君とラッキューロは人間を喜ばせたり楽しませたりするために生まれてきたんだろう?なら人間を好きになることも出来るはずだ」優子がキャンデリラを信じたように。わー!もう、わー!これを受けてキャンデリラは足元に落ちた変身銃をノッさんのもとに蹴り、ついでにこう言って去っていくのでした。「カントックー?胸に閉じ込めた人間たち、とられちゃダメよ〜?」
もうね、最高です。ノッさんは、最高です!(番組t…あってますあってます)そこへ駆けつけ勢ぞろいするキョウリュウジャー、アミィによる学園抗争モノ映画が始まりますがソウジくんだけいつもどおりの制服とかやっぱり気合の入りすぎてるウッチーとスケバンが可愛すぎるアミィなど最高でした。イアンさんに至っては「ヌルヌルうるせえんだよ!」とゾーリ魔に捨て台詞まで吐くノリっぷり。映画から抜け出して最後はブルーによるみんなの武器をひとつにするケントロスパイカーならぬノブハルわっしょいスパイカーでカントックー、1の目終了しました。(これは完全に番組違います)
ラッキューロが雑に巨大化を済ませたんですけど今度は「怪獣映画始まったけど?」とピンクに目を向けますが残念!シルバーことトリンでした!結局基地に置きっぱなしのアミィのDVDが原因だったのでウッチーからの精一杯のツッコミ「アミィ殿〜!」も3回目となりました。その後キョウリュウジャーのいい映画CMの様相でカントックーはオールアップしましたが、デーボス軍ではキャンデリラがアンニュイになってたりラッキューロもそれにかまいつつも特に強く批判することもしない、そして保健室にこもっていたカオスさま久々に姿を現したと思ったらなんだか様子が〜!みたいなところで今回は終了。
お見合い前から残念会をしようとするトリン、「ワンダホー」に続きアミィの「ワオ!」も言っちゃう鸚鵡返しソウジくん、コスプレしながらですが素面で名乗りをしてしまう面々、なんといってもとうとう妹・優子が「エマージェンシーよ!」とか言いながら戦いだしちゃう盛り沢山かつとてもいい内容の40話。トリンさんも「キャンデリラに想いが通じた…」みたいに考え込んでましたね。うーん!なんかもう…本当よくできたコントでした!そして予告は相変わらず何がおきてるのか全く分かりませんでしたがとりあえずサンタ帽かぶってはしゃぎすぎてるキングが可愛すぎたので大人しく待ちます。
ところで、ペース遅くない?去年のゴーバスはあまり中止なかったのは覚えてるけどしかも来週クリスマスのターン早くない??ま、まさか年内来週最後とかそもそも48話完結とか言わないよね…!とおののきつつなんだか最近目に飛び込んでくる見たことのない「〜〜ジャー」?という名前、会社の隣の席の人とはすでにひと消費(内容を予想して一笑いの意)すませたのでこの時期の過ごし方としておおむね順調だということを記して本日は締めさせていただきます。ご静聴ありがとうございました。