ロマンチックモード

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日常とストレスとテレビ

今の会社に事務員として入ってもうすぐ4年(!)になるんですけど、3人いる事務員の中で一番長くて業務を請け負っている先輩が重めの病気にかかり半年から1年の闘病に入ります。
それにあたって引き継ぎなど受けているんですけど、隣の席の人が絶好調すぎて辛い。何が絶好調って入社1年ちょっとの間に何度となく受けてきた剛速球が復活してきてる。ここ最近肩慣らしで終わっていた打席が私の微々たる昇格によって打席が増え、それに比例して懐かしの剛速球まで復活してきて会えてるのに震えてる。むしろ会いたくなくても隣にいるからガッタガタに震えてる。
といっても私自身に対する文句(ex.「なに水飲んでるの?」)はほぼないんですけど、最近は打席が増えた分ヒロイン要素が強まってきました。ヒロイン要素というのはつまり「私、忙しい!」。
いえいえ、いえいえいえいえ!それだけなら全く問題なく許容範囲であるはず。こんなところに書き残したくなるほど何が私を駆り立てているのか…と考えてみれば、彼女の打席の増加って、本当に、微々たるものなんですよ…!彼女の打席は実際のところ「増えた」のではなく「普通になった」だけのことでございまして、やっぱりいまだに一番少ない打席数の中でやれ「こんなに大変だった」だの、やれ「先輩はやってくれないから全部私がやらなきゃならない」だの、そんなレベルのことを愚痴り始めまして、その上それ全部ちょっと前まで私が3年半やってきたことですからーー!!っていうね…なんかすいませんね…!
基本的に、同僚にまつわる愚痴を同じ会社の人には言いたくないというタチで、自分の会社とは全く関係のない友人などに話をただひたすら聞いてもらうのが一番丁度いいのですが、最近節制しているものでなかなかそういう席を設けられず思わずここに叩きつけている所存です。
自分が「当たり前のこと」としてこなしてきたことを、他人から新鮮に愚痴られるというのはなかなかのストレスだなと思いました。闘病に入る先輩がいつまで会社に来られるのか、引継ぎのことで不安だったところに思わぬ剛速球を受けてやられています。
相変わらずこんなことでイライラしちゃうんだな〜と自分の不寛容さに落胆しているのに、隣の席の人の愚痴に、それなりにはしているつもりではあるけど恐らく「期待通り」の返答をできずにいて、向こうも愚痴を言う相手を間違えちゃってさらに不満溜まってるんじゃないのと思いながらも、まだその意には添えなさそうです。
でも、こういう人の方が周囲からは「そういう人」として捉えられるんですよね。「忙しい人」「知っている人」「できる人」として捉えられている。図々しい人間が手にする場合が圧倒的に多いということを、現実でもドラマでも見せ付けられています。『失恋ショコラティエ』、薫子さんには是非頑張っていただかなければ。