ロマンチックモード

日常と映画と本と音楽について

筋肉痛とゴジラは裏切らない

本日の通勤は今年一番汗をかきました。いっそ清々しい。

札幌でPM2.5が観測された次の日は「海で遊ぶぞ!!!」と息巻いて休みを取ってたんですけど空気のみならず雨まですごくて夜まで屋内で遊びつくしてました。伝わっていると思いますが非常に楽しかったです。今気付いたけど大学生男子の夏休みみたいだ。(偏見)

全く見るつもりなかったんですけどNHKでずーっと「ゴジラ」やってたじゃないですか。ちゃんと最初から見るとね…面白いんですねゴジラって…!(今更〜〜〜!!!!)
いえ子供のころ!!!見てましたよ!!!見てたんですけど!!!!あのーこの辺り、ゴジラに限らず他のドラマだったりセーラームーンとかのアニメやヒーローものにも言えることなんですけど、私覚えてないんですよ…内容を理解してないんです子供のころに。子供向けアニメでさえ理解してないというか覚えてないというか、この記憶のなさはほとんど「眺めてただけ」といってもいいくらい理解してない。自分がそうだったからみんなもきっとそうなんだろうと思ってたんですけど最近知り合った友人たちが「子供のころに見たあのアニメで〜」とか語られるじゃないですか。もうね…尊敬ですよ。おどろきとびっくりでとまどいを隠せませんよ!!!!!ちなみにこの「子供のころ」ていうのは中学卒業するくらいまで入ります。中学に入ったくらいから少しずつ「ストーリーがあるんだ」ということに気付いてポツポツ理解できるようになっていきましたが覚えている作品は本当にごくわずかです…え?その頃なにしてたかって??音楽をね…聴いてたんですよ…メロディーと歌詞、歌声を聴いて想像することはしていました。特に小学生のころまでは我が家ではテレビはほとんどかからずにラジオばかりかかっていたので、耳から入る情報だけで想像することに慣れすぎて視覚での情報を処理しきれてなかったのかもしれません。(精一杯の言い訳)
話が逸れすぎましたけどとにかく過去の、それこそ40年前とかのゴジラが今見ても普通に面白いわけです。じゃあちょっと見てみようっつって見に行ったら、まぁ普通に面白かったですよね。90年代にハリウッドで製作されたゴジラもどきのジュラシックパークまがいも見に行ったんですけど、全然違った。ちゃんとゴジラだったし、人がゴミのようでした!!!
正直ツッコミどころを探そうとするとそれはもうポロポロ出てくるんですけど(笑)それを野暮と思わせるくらいベタに、かつ丁寧に作られていたな〜と思いました。一番感動したのはいよいよもって光線を出すところ。これは本当に過去作を見ていて良かったなと思うんですけど、ゴジラって光線を出す前段階として背びれが光るんですよね。登場してしばらくは肉弾戦なんですが、ある時に背びれが尻尾の方から白く輝いてきてとうとう光線が吐き出されたときにもう感動。口が開きました。いえゴジラももちろん口開けて光線吐いてましたけど私の口も開きました。(情報)「過去作見といてよかった」っていうのは、ここの演出がもう素晴らしいんですよ。カタルシスなんです。逆に言うと「もともとゴジラってこう」ていう知識がなくても素晴らしく見えちゃうシーンなんです。「もともと」を知ってるからこそハリウッドでこの部分をこんなに素晴らしく演出してくれたっていう喜びにも繋がって素晴らしさ倍増!なので、やっぱり少しでも日本のゴジラの基本情報入れてから見に行った方がいいかなと思いました。
あ、あとこれはツイッターでも流れてきたんですけど、大怪獣ですので津波を引き起こすんですが、なんといいますか、無駄にリアルに描かれています。私ですらフラッシュバックしたので思い出すことで辛くなる方は見ないほうがいいと思います。怪獣の大きさや脅威を表す演出として津波が起こるのは理解できるんですけど、あそこまで映し出す必要はなかったんじゃないかなと思いました。
ネタバレをしない程度に書くにはこの辺が限界です。正直映画館で怪獣に脳内瞬時アフレコしたの初めて!とか面白いシーンが色々あるので見て欲しいし、なによりクレジット「東宝」ですよ。日本のゴジラが好きな人が撮ったゴジラなんだなと感じると思います。是非どうぞ!
そろそろトッキュウや鎧武についても書きたいので一旦切る。