ロマンチックモード

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Perfume 5th Tour 2014「ぐるんぐるん」@真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(2014/8/30)

特撮で知り合った友達が誘ってくれて、一般発売でチケットも取ってくれて、女子4人で行ってきました!!!私!!!!何もしてない!!!!!!(ちなみに全員特撮好き)(君に会えたそれってキセキ)

「トライアングル」以来の生Perfumeだったんですけどその変わらなさに泣いた。会場がどれだけ大きくなっても客席と変わらぬ距離を保ち続ける3人がそこにはいて、最後の最後にあ〜ちゃんからワールドツアーの話に及んだ時に涙腺完全崩壊しました。この泣き方はそう…「アンク今まで態度の悪いアイス野郎だと思ってたけどすごい力持ってたしなんで遠くにいってしまうん」というオーズの最終回にも似た涙でした。とってつけましたが振り返るとそんな感じです。
いやもうでも本当にね!?そんな感じだったんです!!!久々すぎて、最初はもう「スターや!俺たちの女神やー!」て見てたんですけどしゃべり出したら変わらない訳です!!!一気に埋まる距離感。ひたすら疲れるコールアンドレスポンス。惜しみない美脚。出そうで出ないくしゃみ。(当日の私です)曲に行こうと思ったところで子どもの声が聞こえて思わず拾う3人ですし、というかですね、10,000人キャパの会場で、Perfumeの3人とやりとりする一番後ろの立ち見の親子の声がきちんとステージサイド席の私まで届くんですよ。プロ客。完全なるプロ客。会場入る前にグッズ販売にも行ったんですけど、そこでも会場に入るくだりでも終了して出る時にも一切起きない押し合い圧し合い。こんな平和見たことねぇって感じでした。たまにツイタ〜で「Perfumeのお客さんは本当行儀いい」っていうの流れてきますけどあれ本当かもしれない。終演後全員にチョコラBBプレゼントするよアナウンスがあった時拍手が起きてたのも面白かったです。いやこれは珍しくないかもだけどね!
ちょっと話飛んじゃいましたけど出てきた瞬間はそれはもうスターで、あぁ本物だ、出てきただけでこの歓声を浴びるこの職業って一体どんななんだろうな、とすら思えたのが一変以前と変わらぬ素朴すぎるコミュニケーションを繰り出す3人をこれでもかと見せ付けられてから言われるわけです。「英語なんかできんし、日本語もあやしいけど、アメリカに行ってきます」。これを言われた瞬間本当にこの3人がテレビで見る3人なんだと、NHKで真面目に特集組まれちゃう3人なんだと、そしてこの3人が海外でライブをやりに行くんだとようやく直結して、そんな彼女たちが上記のようなことを言ったのちに「あたしたちもがんばるけん、みんなも辛いこととかあると思うけどがんばろうね」って言われたらそらあなた頑張るしかないじゃないですかーーー!!!!!!!!(書きながら思い出し涙腺崩壊事象)
これだけ大きくなったPerfumeプロジェクトの中心にいながら、同時に私のような人間みたいな「未来への不安」を吐露できる3人を改めてどこまでも応援したくなりました。ちなみにPerfume的に札幌はとにかく「集客できない」印象をお持ちのようでWESSから2日間を打診されたのをまんまと断ったようです。どんだけだよ!立ち見有りの満員御礼ですよこのやろう!!!正直もっと頻繁に、少なくとも年1回はツアー回ってくれるとファンクラブとか入りやすくなるんだけどな…!
というわけで、終演後4人集まった時に「衣装替えのタイミングで“music by…”」友人「yasutaka nakataね!」と続きを言ってくれたんですけど、どうしても出てこなかったのは“田中義剛”が邪魔をしたからです。似てるんだよ語感が!バカ!!!(私が)