仮面ライダードライブ：１・２話
いやー始まりましたね！正直１話、完全に鼻ほじりながら見てました！へ〜ふ〜んっつって、鼻ほじってた。完全にほじってたね。で、２話見たじゃないですか。そしたらもう面白くて最高でしたよっていう話をします。
まず全く見ていない方のために説明しますと、仮面ライダードライブは車に乗るライダーです。なのでライダーというかドライバーです。
この世界では半年前「時間が止まるような感覚」が全世界的に発生しました。全く動きが取れないというわけではなさそうで、ソレがくると全ての生き物、物体の動きが落下・上昇などとは関係なく「遅く」なるわけです。この現象をこの世界では科学的には「重加速」と名付け、一般には「どんより」という分かりやすくキャッチーな言葉で知れ渡っています。このどんよりは私たちの馴染みで言うと地震速報のように携帯に「どんより注意報」が届くくらい頻発し、認知されています。つまり、ずっと「どんより」しているわけではなく、それこそまるで地震のように突然ソレは起きるのです。
半年前このどんよりは怪人によって起こされました。きっと多分恐らく地球を征服しにきたんだと思います！！！！！（！）人間をどんよりさせてる内に暴れちまおうゼ！というやり方なんだと思います。どんよりの発信者である怪人ロイミュードはもちろんどんよりしません！（当たり前！）（じゃなきゃ意味ない！）ですので画面が非常に痛快かつ恐ろしげな感じに仕上がっておりました。人間たちの動きがゆ〜っくりな中、平然と立ち上がり人間体から怪人に変身するロイミュード幹部。人間たちはどんよりの最中しつこいようですが俊敏に動けないので逃げることすらできないわけですね。この表現は２話で出てきましたが、グッときました。で、このロイミュードに唯一対抗できる、すなわちどんよりの最中でも通常・またはそれ以上の動きが出来るのが仮面ライダードライブである、ということでありました。
２話の時点でどうやら変身ベルトことベルトさんは元クリス・ペプラー人間だったらしいとか、ヒロインの霧子ちゃんはもともとはもっと朗らかな人であったらしいとか、ベルトさんていうかクリス・ペプラーだとかクリス・ペプラーしゃべりすぎとかそもそも１話で資材の下敷きになって血まみれになった同僚死んでないんかいとか色々あったんですけどこれから長い道のりなので特に問題ないと思います。こういった「細かいけど根幹に関わりそうな部分」（クリス・ペプラー以外）というのはそれが長いクール続くものであればあるほどサブリミナル効果のようにある一定の間隔で挟まれるべきだと思ってるので２話目を見逃した時点で全く分からなくなる話なんてクソ食らえと思いますね。（辛辣！）
１話目で鼻をほじってたのは主人公が放った銃弾で血まみれになった相棒が「きっと死んだんだろう」と思ってたからなんですよね。おいおい相棒死なせといてなんだこいつと。そしたらまぁ死んでなかったものですから全部とは言わないまでも主人公のやる気のなさなどに「分からないでもない」と思えるようになりました。まだまだ主人公の思考パターンは分かりませんけど、ただ思慮が浅いタイプではなさそうです。というのもやはり２話で「ドライブがどんよりの中で動ける、というのは、言い換えればドライブとは怪人に近い存在という意味じゃないのか」ということを言ってるんです。これはなかなか頭の切れる発想で、嫌いじゃない。ただ半年前のトラウマ案件のように勢い余って（？）発砲したりもしちゃうので、今のところ思考と行動のバランスがどうも…まぁどちらかというと子どもっぽいのかな？とも思います。ネクタイをキュッと締めた時にしかそういったキレは発揮されないのかもしれない。その…本当にこればっかりはちょっとよく分からなかったんですけど…「脳細胞がトップギアだぜ！」とのことですので…
というわけでですね、上記のように設定やキャラクターの言動などに面白さを見出しつつも、１話目は思いのほかよくしゃべるクリス・ペプラーと＼ﾀｲﾔｺｳｶｰﾝ／に持っていかれた感の強い映像も２話目でその音楽と車の疾走感に格好よさを見いだした次第です。車自体がよくしゃべるクリス・ペプラーことベルトさんの分身みたいなものなので、車に乗ったり変身したりするとちょいちょいドライバー的な？会話が？セリフが？出てくるんですけど？個人的には例えば主人公が車ヲタですっていう設定があるとそういうセリフもすんなり入ってきたんだけどな〜と思いました。フォームチェンジに対して「走りに幅が出る」とか言うんですけど、車で走ること自体が好きな人じゃないとこんなセリフ出てこないんじゃ…みたいなね！そういう細かながっかりポイントもあったよと、こまけぇよと、そういう話です！
そんなわけでいい加減めっちゃ長くなったんで締めたいんですけど、とにかくドライブいいと思うよ！ってことと２話と同じ日に放送されたトッキュウで泣きましたことをご報告させていただき終わりにしたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。
