ロマンチックモード

日常と映画と本と音楽について

まだまだ理解し得ないことがこの世には沢山ある

教えたとおりにやってくれない。
例の新人さんから諸事情で通常業務につくことが出来なくなったベテランさんが私の仕事を手伝ってくれることになり今年二度目の引継ぎのようなものを行ってるんですけど、新人さんもそうだったけどベテランさんも本当に教えたとおりにやってくれない。オリジナリティ出ちゃう。ベテランさんは私から習うのがそんなに嫌なのか新人さんから習ってしまうものだからもう、もう、大変です!尻拭いが!大変です!!!!
こういう方、つまり「はなからオリジナリティを優先して行動する」方は特段今回が初めてじゃないんですけど、世の中にはそこそこいますよね。そこそこの数、一定数いると思うんですけど、どうすれば彼らの良さを活かしつつしっかり学んで頂けるのかいまだに答えが出ない。正直、難しい!
実のところいまだに自分の仕事を引き継ぐ相手が年上である率100%なので一層面倒くさいのかもしれないんですけど、以前は私も若かったので「とりあえずこの通りにやってみてください」とやり方の資料を渡してみたり、今回は一旦一緒にやって次の日から任せてみたり、まあいろいろやってみてはいるんですが、共通して言えるのは「大体できるんだけど完璧ではない」ことと、「時間が守れない」。
口で言っても書いたものを渡しても、その…本当にできないんですよね。本当に、本当に!できないんです。できないというか…しない?もうこればっかりは世界の七不思議なんじゃないかと思うくらい不思議で今のところ理解できません。教えるときには理由も添えて伝えているつもりはあるんですけどもね…!
「大体できる」というところもクセモノで、例えば「AはBしなくちゃいけない」と教えるじゃないですか。すると、この短い文章の一部分しか彼らの記憶には残らない…!非常に、私非常に残念であります!彼らの記憶としては「Aはなにかしなくちゃいけない」「なにかをBしなくちゃいけない」となっているので、私が遭遇しているケースとしましては「郵便物・社内メールは誰宛だろうが親展だろうが全部開ける」という非常に逞しい行動に出ております。ねえ!それダメだよ!(心の声)
そろそろ年齢的にも教わる側よりも教える側に立つ機会の方が多くなってくると思うので、なんとかこういったケースも乗り越えていきたいとは思うんですけどこれがなかなかの難題です。あれかな…私が「最初はとにかく完コピする」っていう覚え方だから理解できないだけで、実はみんな「最初から自分のやりやすいようにやる」のが当たり前なのかな…なのかな…!!