ロマンチックモード

日常と映画と本と音楽について

嵐@札幌ドーム(2014/12/13)・KAN@札幌市教育文化会館小ホール(2014/12/18)・YUKI@ニトリ文化ホール(2014/12/21)

人生初ジャニーズが嵐で本当に良かった!人生初ジャニーズレポなので、正直ビビってます!一応最低限の常識みたいなのはわきまえてるつもりなんですけどこの界隈は謎が多すぎるので必要以上にビビりつつコメント受付の幅の狭さを武器にいつもどおり自由に書きます!あ、でも気合い入ってんのはYUKIです。(えー!)

  • 嵐@札幌ドーム(2014/12/13)

「結局は松潤」と言われ続けてついに当日を迎えたわけですが、いやーびっくりした。びっくりしました。やっぱり実際に見てみないと分からないものですね!
まずツアーグッズのファンライトという名の電飾付きうちわなんですが、買いました。買いましたとも。それを購入しまして「デジタリアン・エリア」というところに行くと本番中遠隔操作で観客のうちわの色や点滅が操作され本当の意味で会場全体まるごと演出に!ということだったんですけど、その時に自分の推しの色というのを設定できるんですね。で、まあご存知の通り赤に設定させていただいたわけですけどあっ赤っていうのはいわゆる格好いい方の翔こと櫻井さんの色なんですけど危うく、危うく黄色か緑に変わるところだった。それくらいよかった。
いわずもがなアルバムを聴くことなく本番に臨んだわけですけど全くもって問題なく楽しかったです。ソロのパートなんて本当にテレビで見るままの個性を遺憾なく発揮されていて非常に素晴らしかったんですけど相葉さん。相葉さんですよ。DISCO STARにもうメロメロ。どうメロメロかっていうとほら、腹筋する時頭に手を当てるじゃないですか?あの状態で花道練り歩かれたところで落ちた。完全に落ちた。完全なる1人勝ち。大勝利。本当におめでとうございました。
それでじゃあ黄色は?ってーと僕らの仲間こと二宮さんなんですけど、擦れた印象からは想像もつかないほど満遍のないお手振り。素晴らしかったです。隣席の友人は当初紫(潤)だったはずなのに気付いたら黄色になってたんだぜ…!すごいよニノ。あ、え、リーダーですか?リーダーは開演40分前まで寝てたそうです!!!!アイドルってすごい!!!!(そこ)
最後の挨拶では15周年ということもあって総括的な感謝をみなさんおっしゃってたんですけど、中でも櫻井さんのは印象に残っていて「15年途切れず続いてる友達って、います?途切れずですよ?」と。“途切れず”15年会い続ける友達、私にはいなくて、その長さや大変さを感じました。そんな私はもちろん最後まで赤で通しましたよ!!!!一途!!!!!
総評:開演前から本番中もメンバーの心拍数がリアルタイムで映し出されるという演出があったんですけど、松潤と相葉さん高いな〜とかリーダーとニノは似てるな〜とか櫻井さん低いな〜とか思って見てたんですけど、その数字の正体を最初に知った時の感想は「キモい」でした。あとオープニング映像でメンバーの半裸が映し出されてそのたびに黄色い悲鳴がキャー!て起きてていやいや、いやいやいやこれから本物出てきますしっつってたんですけどそういえば土ワイ*1でアンクこと三浦涼介さんが半裸になった時「半裸!!!半裸!!!」て叫んだ記憶が蘇って「あ〜!」ってなりました。以上です。

弾き語り、堪能してきました。もうあれです。いつも通りなんです。高い水準で保たれてしまうとですね、書くことが、ないです!!!!!
だとちょっと寂しいので一応書いておくと、曲で今回一番感激したのは『TOKYO LIFE』でした。「バンドツアーもあるんだから無理してしなくても」という選曲もある中で行われた「桜FEVER」の朗読から流れるような遠まわしの○○○○批判も素晴らしかったです。それからこの弾き語りツアーで一番好きなコーナーが元の曲(概ねビリー・ジョエル)とパクリインスパイアされて作った自分の曲を続けて聴かされるヤツなんですけど、何故かと言うと一番のオタクトークタイムだと思うんですよね。そもそもKANさんからは溢れ出るインテリ臭(うさんくさめ)が甚だしい中でのこういうコーナーなので本当に面白い。で、今回の「MAN」、ビリー・ジョエルビートルズジョン・レノンを意識して作ったとしか思えない曲を聴いて自分もこんな曲を作りたい一心で作ったとのことなんですけど、原曲のいきさつも面白かったですし結果的に「ビリー・ジョエルジョン・レノンを真似て作った曲を真似る」という図式がめちゃくちゃ面倒くさくて最高だなと思いました。
総評:お兄ちゃんありがとう!(関東に住む兄から自動的にチケットが送られてきますしチケット代一切払ってませんこれからもよろしく!)

いやー泣いた泣いた。びっくりした。あの人はもうあれだ、生命力の塊です。コアです。黄金の果実です。なのでもう、傍目にはそのエネルギーが無尽蔵すぎて「この人手放しで全部放出してしまっている…!」て思ったしそのパワーに完全に当てられました。
『誰でもロンリー』から始まったライブは始終ギター・ベース・ドラムはもちろんホーン隊にコーラスまで1人で引き連れて舞台の上を踊り狂っていました。身体が動いて仕方が無い。伝えたくて黙っていられない。リズムに引っ張られるように激しく踊るYUKIは音楽が音楽ならコンテンポラリー・ダンスのようでした。ようやく始まった興奮が2曲目『JOY』のイントロで爆発。YUKIのライブの客層ってかなり極端で奥手すぎるライブキッズとオシャレ上級者の巣窟みたいになってるんですよ。客だけ見ると一貫性が無さ過ぎるし、“デブ”ではないけど“ふっくら”あたりの女性も多いんですけどそんな人達で構成されてる客席の温度がグッと上がる。正直完全に荒んでたんですけど、「『JOY』か、忘れてた」って思って、そしたら号泣してしまいました。
新しいアルバム『FLY』を中心に昔の曲もたっぷりやってくれましたが、NHKでキーを落として歌い上げた『プリズム』しっかり原曲キーを余裕で歌い上げるし、『相思相愛』はもうメロディーに収まりきらない言葉を音楽に乗せて届けてくれました。私は最近の曲だと『STARMANN』が大好きなんですけど本当によかった、よかったです。そんなに一生懸命見てた記憶はないんですけど「スターマン・この星の恋」の映像がね、流れるんです。本当不思議です。衣装替えの時の映像はシンデレラ・ピーターパン・アリス・白雪姫の物語が同じ部屋で同時に進行していくんだけど何故かシンデレラにだけ王子様が現れず…その後初代ファミコン風「スリーエンジェルス」ゲーム画面にのせて。あの、相変わらずアルバム聴かずに行ったんですけど「あぁこの曲やってた」って分かるんですよ。ヲワカもそうでしたけど、踊ったりする分映像で蘇ってきます。
時計を揺らしたまま去って映し出される文字。今でも鮮明に思い出せるのは、これはもうひとつの演劇と言ってもいいのではないかと、そんな気がします。

ALWAYS I WANT TO FLY
SOMETIMES I WANT TO CRY
WITHOUT YOU,
I CANNOT JUMP UP TO THE SKY

いつだって かっこよく生きていたい ときどき 泣きたくなるけれど あなたなしじゃあ 空も飛べないわ
しゃべるとおばさんになるし、割と欲しがるし、私は札幌のライブしか見たことがないんですけどいつも最後には「北海道が生んだ大スター、YUKIでしたー!!!!」って帰るのが最高なのでいつまでも付いていきたいです。
総評:アンコールでは客が『ティンカーベル』冒頭の英語を歌って呼ぶのが恒例のライブですが「千秋庵の山親爺」で呼ぶことに成功。アンコールは「千秋庵の山親爺」からの「白い恋人」でスタートしました。これほとんど毎回やってるんですけど他の地域一体どうなってんの

*1:念の為!『土曜ワイド劇場』のことだよ!