ロマンチックモード

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アイアムアヒーロー(4/29)


あらすじ:日本がゾンビまみれになります。
いやー正直R15舐めてた!完全に!舐めてた!ゾンビや血は平気な方だと思ってたんですけど、今まで私が見ていたのは海外の作品だったんだな、と気付かされるほど「日本」で「ゾンビ」が「感染」していく様は恐ろしかったです。
日常が非日常へと移行し、その恐怖が描かれ、舞台が移り、少しの希望が見える。普通の人間だと思ったらゾンビだったり、ゾンビだと思ったらゾンビじゃなかったり。こう書き出してみるとこの映画は「ゾンビ映画の王道」をなぞっているわけだから、多少予測できたり「ですよね〜!」てなったり気軽に楽しめるハズなんですけど、どっこいこれがめちゃくちゃ怖いのは、やっぱり「日本」だからだと思うんですよねー。初見では、もう誰が人間で誰がゾンビなのか分かりません!それがめちゃくちゃ怖い!!!序盤から「芸能人ゾンビ選手権」始まってるんですけど、探す勇気が出ないレベルでゾンビが怖い!!!カズレーザーすら怖い!!!!!()
映画を製作した中の人たちが「お化け屋敷をジェットコースターで駆け抜ける」と称していましたが、まさにそれでした。とても怖い、怖いけど笑えて、でも怖くて、スクリーンが真っ赤に染まって、そうして最後に主人公・英雄のセリフを聞いたとき、なんとも言えない達成感に包まれる。そんな映画です。
あんなに怖かったのに、何故かまた見たい。この恐怖を共有したい!ちなみに私の中の「死に様一等賞」は岡田義徳さんです!よろしくお願いします!