ロマンチックモード

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ルパンレンジャーVSパトレンジャー #36「爆弾を撃て」

あらすじ:
怒りの感情を集める爆弾が設置された。咲也のうっかりで窮地に立たされるパトレンジャーだったが、咲也の放った弾丸で爆弾を処理する。

朝加圭一郎の部下を育てる力、見習いたいものです。朝加圭一郎はそろそろそういう実用本が書けそうな勢いですね。読んでみたいものです。

さておき今回はルパンレンジャー達の立ち位置の変化が際立ったお話となりました。また、つかさ先輩が意外と突っ走るタイプなんだなというのも個人的に新鮮な気付きでした。

つかさ先輩、いつもは後方から冷静に分析していますが、さすがに1人になると割と強行突破するタイプでしたね。でも無茶にはなっていなかった。さすがパトレン内戦闘力ナンバーツーです。状況が飲み込めないままのルパンレンジャーの盾まで使ってうっかり攻撃を跳ね返し、爆弾の在りかを突き止めました。協力を求めないあたりに勝算があったんだな、というのも透けて見えます。つかさ先輩は「ルパンレンジャーに協力を申し出るべきだ」という進言ができるタイプの人なので、今回それをしなかったのは勝算があったからなんでしょう。

そして、#36最高のアングルいただきましたー!つかさ先輩を守るように敵に立ちはだかるルパンレッド!つかさ先輩なめにその後姿を捉えたままルパンマグナムを撃ちます。さ、さ、最高かよ…(ちょっと鼻血拭きますね)
このシーンの前の戦闘中のやり取りも、ちゃんとこれまでの経緯が継承されていて丁寧だなあと思って見ていました。ルパンレンジャーがガンガンいこうぜ状態なのをつかさ先輩が止めに入ったわけですが、「いつもならすぐ倒そうとするくせに!」て言うんですよね。ただ右往左往するだけじゃなく、ちゃんと小言を言うあたり!信頼できる!
さらに「あとはまかせな」とか言っちゃうんだね…ハハ…カッコよすぎる…いえ、冷静に言うと、これはルパンレンジャー側だけがパトレンジャーを認識してるから、なんだよなあ、という、またちょっと切ない対比だと見て取れました。頼らないつかさ先輩、「任せな」と言うルパンレッドである魁利。ああ、切ない!

で、また予告の絵面が面白すぎたわけですが、次回「君が帰る場所」。信頼と実績のルパパトですのでギャグ回と見せかけてまた魁利くんの切ない部分がクローズアップされそうな感じですが、魁利くん大好き勢の私はもちろん全く心配していないのですが、むしろここまで信頼と実績を積み重ねてきているのになぜかその部分だけが不安にさせること、ありますよね?なんかもう魁利くん自身も忘れてそうだしさすがにTLにも流れてきたこの言葉で、今回も締めたいと思います。ザミーゴ、どこいった?