簿記の勉強をするにあたって
はじめに
ながれで日商簿記1級の取得を目指すこととなった。私は日商簿記2級を取得済みであるが、17年も前の話である。1級は2級までの知識を前提に繰り広げられるであろうから、復習を余儀なくされる。それに17年前は無形固定資産やソフトウェア、研究開発費などはなかった気がするのでアップデートするためにも復習しなければならない。ここにはまずその復習を、何を使って、どのように行うか記録していく。
使用教材 TAC出版「みんなが欲しかった」シリーズ
みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商3級 商業簿記 第6版 (みんなが欲しかったシリーズ)
- 作者: 滝澤ななみ
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2018/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商2級 商業簿記 第8版 (みんなが欲しかったシリーズ)
- 作者: 滝澤ななみ
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2019/02/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商2級 工業簿記 第5版 (みんなが欲しかったシリーズ)
- 作者: 滝澤ななみ
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2018/02/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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教材としてはTAC出版の「みんなが欲しかった」シリーズを選んだ。理由は以下の3点。
高校時代に受けていた授業の板書に近い(気がする)
私は商業高校で教師に習って資格を取得したので、独学は初めてである。だがここにきて「プロに習った」経験が活かされた気がする。この「みんなが欲しかった」シリーズの図解は、当時先生が行っていた授業の板書に限りなく近い…気がする。2級の復習となると一度やったとは思えないほど各項目新鮮な気持ちで学んでいるのだが、非常に分かりやすい。株式会社の合併時の仕訳など実務ではそうそう起こり得ないが、知識として非常に面白い部類に感じているし、『のれん』という勘定科目にグッとくるものがある。それ勘定科目にしちゃうんだ感のある『のれん』だけど日本語としてこれほど馴染み深くかつ正しく表現されている勘定科目は他にないような気がする。
マンガ絵が少なく、あっても絵柄が嫌いじゃない(気がする)
TAC出版ではもうひとつ「スッキリわかる」シリーズが人気で、独学の方はこちらを選んで合格している人が多いように見受けられた。「スッキリわかる」シリーズは取引をストーリー仕立てに書いてあるため、経理の担当もしたことがない全くの初心者の場合はいいかもしれないが、個人的にあのずんぐりむっくりした猫がダメだった。あれ猫であってるのかすら怪しいが本当ムリ。勘弁してほしい。
「みんなが欲しかった」シリーズはマンガではないものの、図解や挿絵にソフトな書体が使われており、そこまで『教科書』感がないのがポイントだと思う。カラフルなので目が滑らない…気がする。ちなみに「よくわかる」シリーズは本当に学校の教科書かと思うレベルの固さだったが、どうやら1級は「よくわかる」シリーズが一番網羅しているらしい。もし可能なら2級の段階で「よくわかる」シリーズに慣れておくのが本来いいのかもしれない。
問題と解答用紙が付いている
これはどの教材も付いていたが教材選びのポイントになるため忘れないよう書いておく。いまどきの書籍は解答用紙をダウンロードできるのが当たり前になっているようだし、「みんなが欲しかった」シリーズは巻末に取り外しできる解答用紙が付いている。
勉強方法
具体的に書いておき、さぼりがちになったら読み返すことにする。
各説明文を自分の言葉でノートに表現しなおしていく
理解度が深まる…気がする。
図解はノートに書き写す
板書をノートに取る、というのがどれくらい記憶に定着させる行為だったかが分かる。
よく『まず通読する』というのがあるが、私は全くダメだった。読むだけではそれを何回繰り返そうと記憶には定着しない、その自信が私にはある。時間が掛かっても手を動かした方がよっぽどいい…ような気がする。
例題は問題文ごと書き写す
久しぶりの資格試験なので、試験の文法というのも含めて覚えなければならない。知識として蓄えても、それが「どのように出題されるか」も分かっていないと問題は解けないからだ。
チャプターごとに問題を解いていく
間違えた問題には日付を付けておき、後日復習したい…と思っている。
復習でも「過去問」をやっておく
これも『資格試験の文法に慣れる』ためにやっておいた方がいい…気がする。
取り急ぎ、ここまでのメモとしておく。