ロマンチックモード

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トッキュウジャーvsキョウリュウジャー

見ました。見に行きました。1回しか見てないですし、なにせ見終わってからしばらくの間鼻息荒くしていたのでこういうものだと把握して冷静に見ればうんちょっと待ってネタバレ含むので畳みます長いし。
総評:いいから踊れよ
これはもう勝手に!私が勝手にエンディングではキョウリュウジャーとトッキュウジャーが一緒に踊るものだとばかり思っていたことですしストーリーと全く関係のないところですしそんなこと言っても仕方ないしそもそもvs映画は現ヒーローありきの作りだから冷静に考えたら当たり前っちゃ当たり前なんだけどとにかく「エンディングで踊ってない」ことに激昂しました!!!!!!なにそれ!!!!!自分がなにそれ!!!!!!!
いえ、冷静に、胸に手を当てながら冷静にストーリーを思い返せば2つの戦隊が協力する経緯がしっかり描かれていたり、トッキュウジャーと接したキングの感想とそんな彼らが敵によって「子どもの姿」になり、そしてその敵を倒したことで身体は大人に戻るわけだけど「元」を考えると…という、なかなか、なかなかいいじゃないですかほら、しっかりとトッキュウジャーの物語が描かれていて、キョウリュウメンバーの良さもムラはありつつも非常に生かされていてね!うん、良かったですよ!良かった!よ、良かったんですけど…!
だってほらまず冒頭のタイトルで「キョウリュウジャー」っていうロゴが出た時点ですでに涙腺が緩んでるわけですよこっちは。ウルッとしてるの!ロゴだけで!そして登場がレッドのピンクの2人!とか当たり前のように烈車が見えるキング!普通に弁当を選ぶキング!走ってる電車から飛び降りて無傷のキング!ウッチーというか丸山劇場!ゴールドと6号のシンパシー!ブラックの「俺もいれて」などは靖子先生本当にありがとうございますだったし、何よりね…キョウリュウのアクションがやっぱり好きなんですよ…!
ブルーがディノチェイサー立ち乗りしちゃったりとか最高でしたしいちいち「ノブハルなんとかこんとか〜!」とかね、グリーンがちゃんとフェザーエッジ呼んじゃったりとかグリーンと言えばソウジくんの肌荒れ!!!!!!よくぞ!!!!!!よくぞ肌荒れしてくれた塩野瑛久!!!!!!映画の大きいスクリーンで肌荒れが映えてるよ〜〜〜〜最高だよ〜〜〜〜〜!!!!アミィちゃんの足技も最高だったし何よりキョウリュウ最後の映画でメットなし名乗り!ありがとうございますありがとうございます。最後なんてほら、10人揃っちゃいましたよ!シルバーまで山下さんご本人の声でね…あっ忘れちゃいけないキャンデリララッキューロもちゃーんと出していただいて、こんなによくしていただいたのになんだろうこの…この物足りない感じは…!!!!!!
思い返せば返すほど、時間の制約もあるしムラが出るのは仕方ない中でもキョウリュウを動かしてくれたし、ストーリーとしてもよかったと思う。最後はロボでドーン!!!の流れが定説だった映画ですけど中盤にそれを入れて目新しいものにはなったんですけど、この物足りない感じはその流れから来る弊害ではと思わずにはいられない。
いや、つーかね、いいんです。ああやってロボがもう使えない中で、みんなの力をひとつに合わせればどんなでかい敵でも倒せるんだと、それ自体は全く問題ないんです。その根拠を補うようにキョウリュウ10人勢ぞろいさせたようなものだと思うし、キョウリュウを1年見てきた者としては「そりゃあいつら集まればこれくらいのことするわだってキョウリュウだし…」て思うんです。じゃあなんだって聞かれたらもう演出か監督どっちかが最後乗り気でなかったんじゃねとしか想像できません。(大号泣)
すんげー静かだったんですよ!効果音も爆発音くらいしかなくて、BGMも鳴ってない状態で、そしたら、あぁこれ今また気付いてしまったけど、形勢が分からないんですねそういうのがないと。絶望的な音楽によって敵の強さが演出され、どうみても不利な状況でも鳴っているのが力強いテーマ曲であれば「これから彼らはものすごい力を発揮しますよ」と心の準備ができるんです。宇宙船から戻ってきたレッド2人の後ろに巨大な大ボスが出てきて、その脅威が分からない。まだまだ元気なのかそれとももう瀕死なのか。何も鳴らないってことはもう瀕死なのか…?じゃあっつってキョウリュウが揃うじゃないですか?それでキョウリュウOPのあの無駄に壮大な音楽が流れ始めたら「こいつら殺る気だ…!」て思うけどなんかね…それもなかった気がするんだよね…だからもう何が言いたいかって言うとキョウリュウなんて後日談もなくキング帰ってきたぴゃ〜〜!っつって脚本家監督声優総出で踊って終了以来なんだからとにかく変身ステップいやっていうほど躍らせて欲しかったしなによりなにが手振りながら笑顔で「またなー!」だよ!!!!!踊れよ!!!!!!!!!!!!!(結局)
以上です。冷静になって見ることができれば恐らくなかなか良くできた映画のはずだし私の周り軒並み高評価なのでそれだけが本当に救いです。つ、疲れた…!(自業自得)