ロマンチックモード

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SSSS.GRIDMAN #01「覚・醒」#02「修・復」

あらすじ:
記憶喪失の主人公・裕太は友人・六花の家にあるジャンクPCに吸い込まれてグリッドマンとなり怪獣と戦うことになった。友人・内海とも協力し、宮本浩次似の剣ことサムライ・キャリバーさんと共に立ち向かう。怪獣はクラスメイトがストレス解消に生み出しているのを彼らは知らない。けーっしてきーずーなーをあーきーらーめーなーい

ようやく2話まで見ました。絵がとてもキレイだな~と思いながら見ていたら、突然一瞬だけ円谷がドーン!と顔を出して驚きました。お前って急だな~!BGMの処理があまいところも含めて確かにこれは間違いなく円谷作品ですね!

2話まで見たところ、内海くんが考察厨ということくらいしか分からなくて、でも全然飽きないのは演出かな?などと考えていました。絵も深夜らしく怪獣はグロテスクなテイストで、でもグリッドマン自体はとっても正統派なロボットで。驚いたのはサムライ・キャリバーさんですよ。サムライ・キャリバーさん、人間態の時はどもるのに剣になるとめっちゃスラスラ話すの、あれは剣の姿が本来なんだろうな~!サムライ・キャリバーという名前自体剣の名称なんだろうし人間態の時の名前考えようぜ!宮本浩次とかいいと思うよ!

それにしても、六花がこんなに苦手だとは思いませんでした。これまでにもこういったキャラクターは見てきたはずなのに、この間延びしたような話し方を、あの声でされると、ちょっと、予想以上に…苦手でしたね!慣れたいです。

楽しく見ているし、見始めるとちゃんと続きが気になって見る前よりも積極的に視聴時間を確保しようとやる気に満ちているものの、一つ心配なのは「こういうのアニメでなくていいや…」と思わないかな、ということです。複雑なストーリーとか、グロテスクな表現とか、敵とか味方とか、どれだけ面白くても「この作品じゃないと表現できない何か」がないと、記憶に残らない。グリッドマンには何かあるのだろうか。期待して見ていきたいと思います。

ところで、「BGMの処理が甘い」というのはウルトラマンを見ていてどうしても気になる点の一つなのですが、これはウルトラマンに限ったことではなくこれだけ見るようになった戦隊やライダーでもどうしても気になる点、というかこちらはもう完全にいまだに真顔になる表現というのがあって、「めちゃくちゃ旧い木箱からプラスチックのグッズが出てくる」ヤツ、マジあれだけはいまだに本当無理と思ってるし、そういうアレなところも含めて今のところ好きです。BGMの処理が甘いところや、木箱からプラスチックが出てくるところに、人間味を感じているのかもしれません。