ロマンチックモード

日常と映画と本と音楽について

8月雑感

8月30日、オリンピックが終わると同時に過ぎ去ったとばかり思っていた夏がいまだに居座っている。今まで「残暑」と言っていたものはただの秋の入り口で、一度涼しくなってなおエアコンが必要な暑さがぶり返してくるのを正しく残暑と言うんだろうな、と思った。

8月の配信

推しの劇場出番が配信がなく大きな劇場の寄席が多くなり、数としても少ないし、例えば幕張の1日何ステージというのを無理して全て見ようとしないようにしたことでかなり絞られた。寂しくもあり嬉しくもある。

  • 沼津ラクーンよしもと寄席60~エンディングが45分あるライブ~(8/7 11:00)

エンディングトークをするためにネタを巻くタイプの寄席。1時間公演を歌っているものの終演時間より優先すべきものがある。それがエンディングトーク45分なのだ。

うるブギ兄さんってなんで絶妙にダサくて、絶妙にテレビにハマれてないんだろう。壁に出たら面白いと思うのに。

単独公演の千秋楽。口上から始まり、新しい衣装をお披露目したり首の座らない赤ちゃんを演じてみたり、かと思えばガチの狂言に挑戦してみたり。観世能楽堂でお笑いのおじさんがピチピチ弾けていました。よかったね、すゑひろがりず

忘れものする人とネタとばす人で構成された推しの回想録。桑島マネージャーがめちゃくちゃ映像回してくれていて、特に充電器を忘れた時の不貞腐れ南條は最高でした。忘れ物のところだけでも全部収録しておいてほしい。

  • 大宮セブンライブ(8/11 16:00)

コーナー担当はタモンズ。パンティアタックに技術点・芸術点を求めるやばしが印象的だった回。野田氏が「このコーナー使って俺たちのことバカにしてる」って言ってたの、被害妄想すぎて面白かった。

  • 大宮セブンファンミーティング2021(8/11 18:00)

シンプル人気投票。推しは2人とも3年前からジャンプアップ。やばしは2位まで浮上。やばしがちゃんと調子に乗っていて、えらい、えらいぞ!と微笑ましく見ていた。最下位はシー。海野さん、あれで最下位はおいしすぎるって。

たぶっちゃんからの愛を一心に受け止める推し。エンディングの曲を決められずなかなか終われなかったの面白かった。

あと少しのところで絶妙に盛り上がらない地獄変だった。ラストの罰ゲームはやっぱりあみだくじでしょ。ぜうによるIKKOが上手すぎてなんで最下位になってるのか分からなかった。

  • いい波に乗ってすゑひろがりずがまた戦国にやってきた!の巻!(8/14 18:00)

延長になったので無事に見ることが出来た2時間公演。今回のゲームがどれもこれも難しくなかなかの長尺地獄が何度か訪れたんだけど、南條御乱心のお陰で爆笑が起こった回だった。武将様に2度もギュッと抱きしめられる推しは可愛かった。花火、全部スクショしたよ。

サルゴリラ赤羽さんが局番ユーザー疑惑。相方である翁から「つきつめるとスベってるの見たことない」「違う種類のお弁当あると、三島好きな方食べ、て言ってくれる」「お客さんや芸人が誰もいないところで俺のことたっちゃんって呼ぶ」という愛溢れる解答。無茶ぶりのはずのパントマイムが上手すぎて三島さんから「これが南條」という最高に得意げな野次が飛んだのも印象的。キス顔しながら拳出してたの面白かったけどアタッシュダッシュってなに?

ゲストはニューヨーク。OPトークは今までで一番リラックスしているように見えた。三島さんの新居の治安の悪さ。ニューヨーク、というか屋敷さんがとにかくめちゃくちゃ喋る。面白いとか面白くないとかじゃなくめっちゃ喋る。

  • 月刊コント ルミネde大宮セブン号(8/21 21:00)

GAGのコントが飛びぬけてるのが分かる。前評判から期待値高めだったのが災いして初見はピンとこなかったものの、全部めちゃくちゃなのを無理やりにでも繋げようとしたら、ここまでできたらまあうまい方なんだろうな、と思い直した。

  • Heretics(8/24 19:00)

ミルクボーイ、ななまがり、見取り図、そしてすゑひろがりずの4組のライブ。読みは「ヘレティクス」。意味は「異端者」。なのだけどオープニングトークの後にネタをやって後ろの30分全部フリートークという雑さ。トークするならするでテーマを設けるとか、4組の年表を作ったりだとかやりようがあるはず。フリーの構成作家が毎回違うゲームを考えて時間目いっぱい遊び尽くすライブが1200円で、人気者4組集めたというだけで2000円取るやり方は見直した方がいいと思う。
ただ、さすが人気者だけあってただのフリートークでも一定のレベルの面白さは確保されていた。あとななまがりはもう少し見た目に気を使って欲しいと改めて思った。

  • 朗読劇「Love Later」(8/25 18:00)

もう少し目も当てられないシーンとかあっちゃうのかな、と思ってたら、もう全然上手くてすいませんでした。手紙の部分を標準語のイントネーションで読んでいたのも、実際に自分ではない人が書いたものを読んでいるたどたどしさに感じられたし、それ以外の関西弁のところは完璧にお芝居出来てしまっていた。呼び鈴に驚いた時の尻もちのつきかたはパンダが転んだ時と同じだった。

2問目の「tomorrow」で引っかかって、世界三大料理で爆笑してしまって、それ以外もうどうでもよくなった。三島さんの三大料理の解答を見た時のぜうの突っ伏し方が最高。

ネタなし、トークとコーナーのランパンプスとの差しライブ。推しが珍しく相手を掘り下げていくいい回だった。

8月に観た映画(13本)

トム・ハンクスが家に帰れないシリーズ「ターミナル」をようやく。「12モンキーズ」は何かにつけ引き合いに出すフォロワーがいたので。印象とはかなり違ったけど面白さはあった。「ヘイトフル・エイト」「ジャンゴ」はタランティーノ祭り。タランティーノが爆発するなんて聞いてない。「フリー・ガイ」でアメリカにおけるオタク文化の飛躍を感じる。「ワイスピ」は把握してから初めての劇場鑑賞。「オズの魔法使」が見れたのは嬉しい。「ショーシャンクの空に」、さすがの名作だった。