ロマンチックモード

日常と映画と本と音楽について

EGO-WRAPPIN' live tour "ROUTE 20 HIT THE ROAD"(5/25@ペニーレーン24)

20周年という記念すべきツアーをこんな小さなライブハウスでやってくれるなんて!夢のような時間はあっという間でした。

ROUTE 20 HIT THE ROAD

ROUTE 20 HIT THE ROAD

(思いっきりネタバレがあります)
とはいえ終わってみれば『20年の総括』というよりは、上のアルバムリリースのライブなんだなといったセットリストでした。個人的に久しぶりのワンマン、相変わらず喋ると大阪のおばはんになるよっちゃんと出てくる言葉が身近すぎる森くんの2人なんだけど、相変わらず歌いだすとその声の美しさにうっとりせざるを得ないよっちゃんとギターの方から弾いて弾いてと寄ってくるんだろうななんて思ってしまうくらい爪弾くいちいちがカッコいい森くんで、もう一生付いていきますと思いました。そらもう、小6か中1くらいから聴いてるので離れることはないと思いますが。
よっちゃんはずっと笑顔で客席を向いていて「love scene」が鳴り始めたら会場中で始まる阿波踊りに、彼女の方が愉快そうに真似して両手を挙げ踊り出す。懐かしい「天国と白いピエロ」は彼女の独特の歌唱法の全てを堪能できて嬉しかったし「買い物ブギ」(予定にはなかったらしい!)が素晴らしすぎて笑ってしまった。
森くんがヒゲが白くなったこととテレビでうまくしゃべれずマギーと被った話をすればよっちゃんは金八先生怖すぎ話をする。音楽が鳴り始めると確実に別世界の素晴らしき才能を目の当たりにして、テレビにめっちゃ出てるのを嬉しくも「あぁ、またバレてしまう」みたいな変な気で見てしまうこともあるけど、テレビに出た時の感想が我々凡人のおのぼり気分と全く並列な言葉で語られるので一気に距離が縮まる。これだけ素晴らしく、評価もされて、20年続けてきて、それでいて私みたいな凡人が身近に感じられるような感覚を持ち続けるのもすごいよなと思いました。
デビット・ボウイのカッコよさに気付かせてもらいながら、「色彩のブルース」の毛色の違いも堪能しつつ、またも「サニーサイドメロディー」で泣いてしまった。(1年ぶり2度目)ところで「かつて…」好き過ぎ問題と「サイコアナルシス」騒ぎ過ぎ問題なんですけど、「サイコ…」とか後半も後半の幕開け曲ですよ。そこまでずっと大人しかったのに始まった途端モッシュ起きるから正直よっちゃんもね!引いてたように見えたよ??いや気持ち分かるけどね!両方とも!私も騒いだけどね!両方とも!
アンコール1曲目が「さよなら人類」も驚いたけどまさかそれをきれいに合唱するとは思わなかったし、「GO ACTION」とか、声が出る出る!踊る踊る!という感じでした。耳が幸せすぎた2時間半はあっという間です。
昨年のJOINではなかなか声が出なかった「サニーサイドメロディー」、とてもいい合唱ができて、それに乗せてよっちゃんがハモって。曲が終わってからもしばらく「よかったよね?今のみんなの歌よかったよね?」とメンバーに詰め寄り言い続けていたよっちゃんが最高でした。


また頑張ってチケット取るんだ〜!