ロマンチックモード

日常と映画と本と音楽について

すゑひろがりずにハマっている(2)

7月13日、1人で推しすぎてさも自分以外の人が書いたかのような記事を書くも全く物足りず再度挑戦する。
yumegiwa.hatenablog.com
完全に世間の波と一致しているはずなのだ。M-1を経てYouTubeで注目を浴び、自粛が解除され様々な雑誌、メディアにインタビューが載りまくっているこのタイミング、先週末には『嵐にしやがれ』『ネタサンド』と立て続けにテレビに出ていたのにこの寂しさはなんなのか。
いいえ、いるのです。いますよそりゃTwitterで名前を検索すれば鬼のようにまなっこ(すゑひろがりずファンの名称)は釣れ申す。ただその…あまりにも毛色が違いすぎて輪に入れないのだ。ファンなので言いたい気持ちも分からなくもない。分からなくもないけど「三島かわいい」とか「南條の前髪がセクシー」とかそういうことではないのよ。ていうかよく見ろ。おっさんだぞ。可愛いわけないだろ。

そういう状況なので実のところTwitterでは推しの名前を言えずにいる。推しを「推し」と表現して精いっぱい気持ちを抑えながらツイートしていたらTwitterで繋がっている親しい友人からLINEでわざわざ「気体さんの推し、芸人さんなの?よければ教えて?」と優しく問質されてしまった。昔と違いこういったはてな等個人ブログが虫の息で、あってもnoteに「意識した」書き方がされているものしかなくただの推し語りが圧倒的に不足している状況。めちゃくちゃ寂しい。辛い。

などと言いながら前回の記事では結局noteのような薄っぺらい内容()になってしまった、もとい全然書き足りなかったのと、前回の記事をアップしたその日の夜から数日にかけて新企画の動画がアップされてしまいそれがもう最&高だったので今日はただそれのみ、Twitterでは「ウッ………」くらいしか呟けなかった動画の感想を自分のためだけに書き殴ってやろうではないか。

結局どこが好きなのか問題

とにかく仲良し。仲良しは世界を救う。本人たちは「たとえば食事に行ったりとかも全然ないし普通」(祇園のやりたいことやらナイト)と仰っているのだけれど、そういうこととは違う仲の良さがにじみ出てしまっている。

例えばピンでゲスト出演などがあると、お互いを褒めだしたりしてしまう。南條はもともと「三島はエリート」(確かニューヨークのラジオ)と言っているし、三島は南條の鼓を「鳴らすのも大変、すごく器用なことをしている」(天津向井のなんかやる配信)と褒めだす。

バイオ実況の時はゲームが進むにつれてプレイが上手くなっている三島に、南條は「お主、上手なっておるのう」と言うし、けも藪で南條が上様の着物を作ってきたときも「お主はこういうの得意だからの」とやはり褒める。もちろんトークとなるとお互いをいじる、いわゆる普通のコンビのトークも繰り出すけれど、こんなにお互い褒めう芸人コンビというのがなかなか見ない。

なにより同期の番組にゲスト出演している時にはしゃぐ南條に対する三島の仏っぷりがすごいのだ。目を細めながら「こんな南條見ない」「楽しなってるんやと思う」ってなんだこれお母さんか。三島は南條のお母さんかなんかか。(ラフ次元とのZOOM配信)

というのが言動から見る仲の良さなのだけど、実際2人の動きを見ていると、そろってうなだれたりする様などがあり、最高なのだ。

この動画の最初、7分30秒あたりからの「三島かわいい」のやりとりで同時にうなだれる2人をご覧ください。この反応で揃うの、ヤバない?

お笑いバックストークスペシャル『すゑひろがりず編』

ここまでのうなだれ、これ以降しばらくはなかったのだけど、前回の記事を書いた日にアップされた「がりず厨房」(MOCO'Sキッチンのパロ)で久々にうなだれがさく裂。相変わらずの揃い方。

すゑひろがりず、外来語禁止でフレンチトースト作ってみた!【がりず厨房】

この「がりず厨房」、2人の芸風である”狂言風””和風変換”、ボケたい三島、器用な南條、不貞腐れ南條、それをいなす三島、そして最後に「完璧じゃ」「完璧じゃ」と言い合う仲の良さがギュッとワンパックになっているなんとも私得な動画となっている。めちゃくちゃ見てる。なんか気持ち悪くてすいません。


このフレンチトーストのひっくり返しの小ささからも分かる通り、南條は前に出る割に気が小さい。なのにR-1に出て10円ハゲを作ったりしていたり(天津向井のなんかやる配信)、かと思えば声が通るからか公演のメンバーによっては司会もしたりする(マイルド軍団決起集会)(結局見た)。じゃあ三島はどうかというと、ボケは出るものの急なフリに弱く1人だとすぐに寂しがる傾向がある。

すゑひろがりず局番での配信時、南條がトイレに立ち画面に三島しかいない状況が2秒続いただけで「南條~早く戻ってきてくだされ~寂しいからの~」とそういう時こそコメントを読み上げたり時間を潰せばよいものをずっと南條の帰りを待ち続けるのである。顔、岩なのに…。(関係ない)

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そういうのを分かった上で見るとフリスクのこのCMの最後、一瞬グリーンバック状態が映され2人の距離が結構開いているのが分かるのだけど、三島がすぐ南條の方を見ている様が分かる。

【フリスク 期間限定ラッキーラベル】FRISK×すゑひろがりず「縁起良き舞」篇


なんなんだこの…何を見せられているのだこれは、という気持ちが少しでも伝わっているだろうか。

テレビではどうなのか問題

先週末『嵐にしやがれ』『ネタサンド』と立て続けにテレビに出ていたので、録画したりTverで見たりして把握したのだけど、ずっとYouTubeで普通なテンションの2人を見ていたので「めちゃくちゃ頑張ってる…!」と親にも似た気持ちを覚えてしまった。

嵐にしやがれ

すごい番組に呼ばれていてすごいなと思った(小並感)。『合コン』のショートバージョン、和風変換クイズの前という意味でいいチョイスだなと思った。和風変換クイズはもちろんのこと、大野殿と演舞演舞レボリューション(レボリューションはそのままなんかい)されていた時はR-1や大宮最狂対決以来の南條のキー高めの歌声が聞けてよかった。「やが多し」できちんと落ちて最高でした。

この日に局番でも和風変換クイズが投稿されているのだけど、見どころは後半鼓をサボる南條である。

【公式】すゑひろがりずの和風変換クイズ!芸人さんの名前編【がりず検定】

ネタサンド

サンドイッチマンが指定したネタとツッコミの文言を漫才に入れ込む、という趣向。(北海道では放送がなくてTverに初めて感謝した)個人的にEXITがめちゃくちゃ面白かったのだけど、『通販番組』ド直球でネタを入れ込みながらきちんと仕上がっていたという意味で1位だったのかな~などとめちゃくちゃ上から目線で見てしまった。いやだって、EXIT相当面白かったから…。

真面目に言うと三島の「な~~んてこと、ございませぬか!!」めちゃくちゃ笑った。

石橋貴明プレミアム お笑い給付金withタカさん

『算数の問題』(記憶違いだったらすみません)仕上がってきたな~!!南條の「ぃよぉー」気張れば気張るほど面白くなってる。アンタッチャブルの強制終了タイミングのお陰で美味しい感じになりました。実のところ直前にネタ見せした宮下草薙石橋貴明に緊張しすぎてネタを飛ばす(生放送)というのの直後にすゑひろがりずだったので南條が心配でした。でもこういう時こそあのおめでた感というか、笑顔で鼓打ちながら登場するの、場がリセットされていいな~と改めて思うなどした。


立て続けに見たせいでどの番組がどのネタだったか、記憶違いだったら本当に申し訳ない。でも今のところテレビでやってるのはM-1の『合コン』と『算数の問題』な気がする。「PREMIUM NETA LIVE」ではまだ観ていないネタをやったようでグヌヌ…となっている。(所用で見れず)

結局戦犯は誰なのか問題

正直ただゲーム実況やらをしているだけなら、この2人にそんなにハマっていなかったと思う。前回の記事でも書いたけれど、他の芸人さんやゲーム実況と全く違う魅力を発しているのには編集がめちゃくちゃ効いている。

すゑひろがりず局番の編集、カナメクト氏、このツイートで分かる通り心得ていらっしゃる!!!!
他のバラエティでは絶対カットされているであろうしょうもないやり取りの後のちょっとした所作を拾う男、これがこの局番、いやこの2人の良さを存分に拾い上げ、私を沼へ引きずり落とした張本人すなわち戦犯である。


恐らく動画内の文字によるツッコミもカナメクト氏なのか、センスが大変よろしい。さすが引き抜きのお声が掛かるお人、先ほどのツイートに載っている予告の編集も冴えわたっていて最高です。それにしてもこの「これでオッケー」のくだり、本当笑った…。


ロングインタビュー。写真も文字起こしも良くて2人が話しているのが目に浮かぶ良記事。カナメクト氏との出会いについても詳細に書かれているので一読して欲しい。
https://qjweb.jp/feature/29457/


最低限吐き出しておきたかったものについては並べられたので取り急ぎ今回はこの辺で。

すゑひろがりずにハマっている

7月9日、今日のオンラインライブのチケットを買うか迷っている。

www.youtube.com


すっかりすゑひろがりずにハマっている。昨年のM-1で初めて知り、年明け早々に『バイオハザード RE:2』の実況動画を見るようになった。個人的にゲーム実況はサクサクプレイを見るのが好きだったので、最初こそ「こんなことやってたら一生終わらんな…」と思いながら何日か貯めては見る、という感じだったのだけど、『Ee:3』『あつまれ どうぶつの森』実況が始まっていよいよ定期的に見始めてしまった。今ではすっかり劇場の配信を見たり、人生で初めてオンラインライブのチケットを買ったりしているのだけど、何故ここまでハマってしまったのか、己を落ち着けるために書き留めておこうと思う。

すゑひろがりず局番とは

芸人さんの名前を冠しているにも関わらず、ネタの動画が上がっていないYouTubeチャンネル、それが「すゑひろがりず局番」だ。いや、一応上がってはいる。『狂言風プロレス』等14本ほど上がっているのだけど、絶妙な画質の悪さ、ツッコミ不在であまたの間、などよっぽど好きでないとこちらの心が折れそうなネタしか上がっていない。よしもとの劇場チャンネルにM-1のようなネタが上がっているのでそちらを観に行った方がいいと思う。


そんな状態なので、このチャンネルの要はゲーム実況なのだけど、その実態は「ゲームをプレイしているおじさん2人を見る動画」である。

ゲームの内容が入ってこないゲーム実況


ゲーム実況にはプレイスタイルというのがあると思うのだけど、すゑひろがりずのお二人はとにかく説明や文字を読まない、登場人物の会話シーンに関係のないアテレコをする、というプレイスタイルなのでゲームの内容が一切分からない。メモ書きや説明文が謎解きのヒントになるバイオハザードで初見からこのプレイスタイルなので『RE:2』では謎解きに詰まり、『RE:3』では登場人物の一人にずっと玉ねぎのレシピを検索させ、最終回では”悪代官が毛染めの薬液を混ぜる混ぜない”というやりとりを聞かされて終わった。ストーリーが全然分からない。


現在人気のあつ森こと『集え!けもの共の藪』でも説明を聞かないことに特化しすぎて、クリア条件を提示される序盤で早くも目的を見失い、ひたすら釣りをし続ける状態に何度も陥っていた。(ただ、非常に楽しそうに釣り対決をするのでこれを観ると無性に釣りがしたくなる中毒性はある)

他のゲーム実況と何が違うのか


私もそんなに詳しいわけではないのだけど、あつ森で言うと「攻略系」「見せる系」の2つが主な見せ方のように思える。サソリの捕まえ方を説明したり、金色の花を咲かせるために奮闘したり、島を大改造している様子を撮影し、最後に披露したり、という感じだ。新しい虫や魚を捕らえたら博物館へ寄贈しに行き、フータの説明を読み上げる。7月から海に潜れるようになると、海の幸をコンプリートしようと我先にと投稿されていく、といった具合である。


すゑひろがりずの2人はというと、まず説明や人の話を聞くのがイヤなのでフータやたぬきちの説明をほぼ飛ばしてしまう。じゃあ何をしているのかというと、2人で競って釣りをしたり、砂浜にスコップで「スキ」と書いてみたり、始終ただ2人で遊んでいるだけなのだ。

ゲーム実況に見せかけたカップルチャンネル(?)の域


ソーシャルディスタンスが言われてからは席を前後に移してプレイしているが、その前は二人掛けのソファに2人がギュッと座り1つのイヤホンを片耳ずつ付けた状態でゲームをしているのを見せられていた。その状態でゲーム画面を見てギャーギャーと一喜一憂しているのである。


バイオハザードの時は「クリア」という概念が存在していたのでゲーム実況の体が保たれていたが、あつ森にはその概念がないため、いよいよただのイチャイチャ動画になり果てている。


三島(顔が四角いほう)が上様、南條(鼓を持っている方)が筆頭家臣なんぜうとして「幕府を開く」のを目標に始めたはずなのだけど、序盤は説明を聞かないことが仇となり釣りばかりして時間を食い潰していた。#50でようやく”島クリエイター”(地形をいじれるようになる)になったものの、予想外の回が続いていく。


あつ森の島クリエイター、自由度は高いものの一気にこのあたりを砂利道にする、というようなことはできない。作業はあくまで1マスごとに進み、大きな建造物などは一晩経たないと完成しない。他の実況者は1マスずつ石畳を塗る様子も含めて動画にして投稿しているのだけど、本体を持ち帰る上様はその様子を一切見せてくださらないのである。


動画を見ていると途中で撮影日が変わるターンが訪れるのだけど、いきなり立派なお濠が出来ていたり、離れが出来ていたりしているのである。そしてそれを一切説明したがらない。進めすぎてやることがなくなりまた釣りをする。ここ最近はこれが定番の流れになっている。上様が自宅でやたらといい家具や人気のどうぶつを呼び寄せ、久々に見るなんぜうが「なにそれ」とツッコむ。つまるところ他の実況者とやっていることが真逆なのである。


一貫して「調べない」「説明を聞かない」ので、海への入り方が分からずなんぜうが不貞腐れ、ようやく海に入るとそれまでのいざこざがなかったかのように2人してはしゃぐ。そもそも海に入るまでに5分使う動画があるか。いやない。見たいところを見せてくれない上様とヤンデレのなんぜう、これがけも藪の正体である。


黒子(編集等しているスタッフ)さんたちの紹介があって以降は『水曜どうでしょう』みが増して多幸感が増している気がする。

ゲーム実況以外のすゑひろがりず


1日1回10分で満足できなくなり(まるで覚醒剤)そういえばM-1のネタしか知らないな、と思いネタの動画を探すのにYouTubeを検索すると、多くはないけど出てはくる。(TVの不正アップロードではなくよしもと劇場チャンネルで見ましょう)もちろんそれらやTVの『かみひとえ』なども見ていたのだけど、今YouTubeで一番多いのは「不遇時代を知る芸人仲間のチャンネルにゲスト出演」、そして吉本大宮劇場の大宮セブン配信およびオートバックス大宮バイパス店のお笑いバックス配信だったりする。


ネタやTVを見ているうちは気付かなかったことが浮き彫りになる。一言で言うとヤバイ。同期のラフ次元や祇園のチャンネルにゲスト出演する時の南條のはしゃぎ方が異常なのである。自他共に認める内弁慶。はしゃぐ南條を三島が「楽しいんやろうな~」と言っているのが朗らかすぎてこれもまた凄い。そこを経由してから大宮の配信(劇場とオートバックスがある)を見ると、南條のダサさが遺憾なく発揮されているのが分かる。滑るという概念を知らない狂ったヤツだというのを大宮までたどり着いてようやく理解できた。TVだと顔の個性から三島がクローズアップされることが多いのだけど、ガチでヤバいのは南條である。TVでいつバレるのか、それが楽しみでもあるし心配でもある。

ちなみに大宮に行くと三島は完全に癒し系マスコットキャラになるようで、シャッフルトーク(コンビ関係なく他の芸人さんと組んでのフリートーク)をすると、三島と組む人はいい意味でヤマもオチも気にせず朗らかにトークする一方、南條はあらゆる芸人に勝負を挑まれ、デブ汗(本人談)をかいている様が見れる。


劇場配信は課金制生配信(24時間アーカイブ視聴有り)とYouTube(無料)があるが、個人的に好きなのはラフ次元、祇園とのZOOMトークである。

  • ラフ次元

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※これが一番はしゃいでいる
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  • ニューヨーク

すゑひろがりずのこれまでの歩みが知れる。新規に優しい。司会がめちゃくちゃうまい。
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正直供給過多で動揺してる


M-1で知り、ゲーム実況を見て、ついに劇場に課金するようになったわけだけど、彼らのお陰でテレビであまり見ないけど面白い芸人さんを知ることができたのはとても大きい。大宮セブンの有料配信で、チャットで一番面白かった芸人の名前を呟き順位付けをする、というのがあったのだけど、すゑひろがりずを見に行ったはずが普通に「GAG」と入力してしまったのには自分でも驚いた。(因みにGAGが1位だった)ニューヨークというコンビはトークがすごくて早くテレビで司会をしているところを見たいな、と思ったりしている。


こんな具合で、ゲームもピアノもほっぽり出して吉本の配信に課金しまくる7月なのだけど、今日の配信「マイルド軍団決起集会」だけはなんとなく手が伸びないでいる自分がいる。今月末には単独公演もあるし(配信があるかどうかは分からないので無ければもちろん見れないが)なんでもかんでもというわけにはゆかぬのだ。そう思いながら雑誌『日経エンタ』と『an-an』に手を伸ばす昼時です。芸人さんを推したのが初めてなので、正直供給の多さに驚きとびっくりで戸惑いを隠せません…。

お気に入り(オススメ)の回

春画
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アホ
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に島なんぜう初登場
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2章(島クリエイター解禁)#1~#3を連続で見て、三島がどれだけ南條の島を楽しみにしていたかをご覧いただきたい
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これを見ると海に潜りたくなるくらい楽しそう
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Netflixに昨年末のM-1が来たぞ!すゑ、ぺこぱ、ミルクボーイの衝撃をもう一度
https://www.netflix.com/title/81046752?s=i&trkid=13747225


けも藪1章の釣り回もめちゃくちゃ面白いのだけど、釣り回が多すぎてどれがお気にの釣り回か分からなかったのでやめます。


全然書き足りなかったので続きを書いたらまたすごい長さになってしまった。
yumegiwa.hatenablog.com

たまにものすごく仕事が暇な日がある

6月24日、月に何日か発生する「ものすごく仕事が暇な日」が来た。


以前は会社で買ってもらった(はてなにも書いた)簿記1級の教科書を使い勉強していたのだけど、どうにも目立つらしく定期的に「すぐ受かる」だの「最近やたら頑張ってない?」だの言いに来る人たちがいて、正直捗らない。3月頃まで順調だった勉強も完全にストップしてしまった。


新型コロナウイルスの自粛期間中は時差・時短出勤になった。弊社は基本的に全員テレワークで乗り切ったのだけど、私自身は扱う情報の機密性が高いため毎日会社に出社して仕事をしていた。10時頃から17時頃までの時短勤務であった。仕事のボリュームは変わらない為、最初こそ自分の時間を持てる喜びを感じていたが、「8時間でやっていたものを5時間ほどで終わらせる」のは疲労がたまるものだった。ただ、今日みたいな「ものすごく仕事が暇な日」は最高だった。


「ものすごく仕事が暇な日」は、時間の進みが遅く感じられてとてもしんどい。資格の勉強をしようにもとやかく言われ、他の人の仕事を手伝おうにも、総務・経理担当が手伝えるような仕事が社内にない。もうネットサーフィンくらいしかすることがなくなって「ものすごく仕事が暇な日にすること」をGoogleに聞いてみたら最終的に「転職先を探す」というのが出てきてそっと閉じた。


自粛期間中に買ったもののひとつに、まだ使っていないものがあるのを思い出した。フライヤーだ。卓上で串揚げができるというアレである。これまでより2人一緒に食事を取る機会も格段に上がるし、楽しげなものがあったほうがいいだろうと思って買ったのだけど、結局使わないまま通常勤務になってしまった。


1人暮らしが長く自然と油を多く使い大量生産がモノを言う料理をしない傾向にあった私なので、カレー・シチュー・肉じゃがの煮物大量生産の良さにようやく気付けたのがここ1年である。揚げ物などまだ早まったか…と仕事が暇なのをいいことに色々調べていたら、「串揚げセット」なるものがあるらしい。魚介やお肉・野菜に衣がついて冷凍されて売ってあるアレだ。長年揚げ物と縁遠い生活をしていたのと、頭の片隅にある手料理への信仰がその発想を阻んでいた。スーパーに、あるじゃない!衣付きのエビフライが!それをいれれば、いいじゃない!


こういうのは一度使うことによって二度目のハードルが下がるものなのだ。最初は無理せず市販の冷凍ものを使い、欲が出たら自分で具材を準備するようにすればいい。特別高い買い物ではなかった(3000円くらいだった)けれど、タンスの肥やしにするのはもったいないなと思っていたのだ。気付けて良かった。串揚げパーティーにかなり前向きになれた。今日がものすごく仕事が暇な日で良かった。


午後は3ヵ月ぶりに簿記の勉強でもしようと思う。絶対その方が…有意義だと思うので…。

どちらかをセールで買ったはずなのだけど、すでにどちらか思い出せない。

ゲーム「深世海 Into the Depths」

Nintendo Switch版「深世海 Into the Depths」をクリアした。

https://www.shinsekai-itd.com/ja/

『深世海 Into the Depths』プロモーション映像1

地表が氷に覆われ、人々が海中で暮らすことを余儀なくされた世界。
長い年月が経った今も
迫りくる氷は広がり、全ては朽ち果て続けている。

世界にたった一人生きている主人公。
崩壊が日常となってしまった日々を淡々と過ごす中、
偶然、未知の機械との出会いが訪れる。

その出会いは、広く深い「世海」への先導となる…
(公式HPより抜粋)

プレイヤーは潜海者となり、どんどん侵食してくる氷から逃げ続けながらより深く潜っていくことになる海底探索アクションである。
私は姉から猛烈なオススメを受け、姉のSwitchで30分ほどプレイしてから自分でも購入したのだけど、これはもう激しくオススメしたいゲームである。

グラフィック・音楽・音声が最高

まずはこれ。ゲームを始めると「ヘッドホン推奨」の文字が出てくるのだけれど、水の音のこだわりが凄い。空気を吐き出してジェット移動するだけでも何種類かある。
資源を採掘する時に掘る音や敵との戦闘で銛を投げつけた反動の音が細かく水中での浮遊感と不自由感が一層感じられる。

音楽もステージ毎に海の中の美しさや恐怖を表現してくれる。序盤、日の光がまだ届く範囲ではキラキラとした音楽が印象的だけど、深く潜り暗くなっていくにつれ音楽も重厚なものになっていく。感動するのはボス戦の音楽。倒した瞬間に曲が終わる演出には鳥肌が立つ。

グラフィックは言わずもがな、海の美しさと怖さが画面いっぱいに広がる。移動は上下左右のみで3D移動(つまり奥や手前)はできないのだけど、これは是非テレビの画面でプレイして欲しい。奥や手前の遺物の書き込みが素晴らしいのだ。Switchの画面では見逃しがちなので、是非大きなディスプレイで見てみて欲しい。
また、主人公はもちろん敵のデザインも秀逸である。美しいだけでなく、深くなるにつれ禍々しさを持つ敵がどんどん出てくる。これらはゲーム内の『図鑑』でディテールや説明が詳しく読めるようになる。出会うと『図鑑』に掲載されていくので収集プレイもできる。

好奇心をくすぐられる世海の探索

主人公は海にある様々な資源を駆使して武器や装備を整える。海藻や私たちのよく知る魚はもちろん、資源をサーチし岩場から採掘する作業をする必要がある。それがめちゃくちゃ楽しい。

マップは自分が通った場所が開いていくシステムで、サーチ(地面を叩く動作)すると一定範囲資源の位置が分かる。序盤はこのマップの広さに絶句すると思う。そして、地面を叩くたびにそこかしこにある資源に辿り着きたくて仕方がないのだ。それにはしっかりと探索し、潜水服を強化しなければならない。水圧に耐えられる潜水服を作ることで初めてプレイヤーは海底へと探索を進めて行けるのである。

深まる謎

このゲームに文字によるストーリーの説明はない。もちろん操作方法等は文章で書かれているものの、ゲーム内で見つかる遺物の資料は全て絵で表されている。

何より不思議なのは深く潜るにつれ敵が変わっていくのである。最初はクラゲやサメ、氷が脅威だったのが、様子が違ってくるのだ。文書の内容もきな臭くなっていく。

ラストの衝撃が冷めない

海底に辿り着いたとき目にする光景と明らかになる事実はもとより、ラスボスに辿り着く流れが衝撃的すぎて未だに心を締め付けられる。このゲームには2種類のエンドが用意されているが、全てを知った今でもどちらがトゥルーでどちらがバッドか判断がつかない。
エンドを見た後に『図鑑』を読むと、ラスボスでひっくり返されたと思った事実が更にくるりと反転するのである。ストーリーを語るとき、文字は必ずしも必要ではないらしい…。

難易度

最初は「スペランカー並」の衝撃への弱さに愕然とする。酸素ボンベめっちゃすぐ割れる。でも安心して欲しい。酸素の補給場所やボンベは潤沢に設置してあるし、水の抵抗やジェット水流の動きにもすぐ慣れるので大丈夫。

私はイージーでプレイしてしまったけれど、後半は資源が余りすぎて取れず海底に貯まって邪魔、みたいになったのでゲームに馴染みのある人はスタンダードでいいと思う。

iPhone版も有り〼

響く鐘の音、うなずく仕草、お辞儀し合う潜海者と潜導。厳しい世海で武器を駆使し資源を集める過酷さとは別に、こういった仕草の可愛さも魅力の一つである。
BGMも各ストリーミングサービスで配信していたり、イーカプコンではグッズの予約販売もしていて、ゲーム自体は1,990円とお安いもののしっかりお金を落とせる仕組みも出来上がっている。


まだしばらく家での時間が続きそうならば、是非気軽にプレイして深海にハマって欲しい。
ec.nintendo.com

apps.apple.com

アニメ『少女革命ウテナ』/映画『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』

2月18日、昨年12月から1日1話平日お昼のお供に観続けていた『少女革命ウテナ』、お昼にTVシリーズを全話観終え、その足でTSUTAYAに行き映画を借り、ついに、ついに完走した次第です。


※以下『少女革命ウテナ』の結末が書かれています


本放送は1997年。当時中学生だったはずなのだけど、「なんか怖い」という理由で観なかった記憶がある。恐らく決闘場までの絵と音楽が怖かったのだと今なら分かる。大人になってから出会う趣味仲間たちがほぼ必ずこの作品を通っていることを知り、ようやく今になって観ることができたわけだけど、今だから正しく真意が理解できるのだと思うし、私にとっては今が観るタイミングだったのだと思う。


あらすじとしては、主人公であるウテナが薔薇の花嫁であるアンシーを取り合う戦いに巻き込まれる…というものなのだけど、全てを観てしまった今この物語をそんな単純な話じゃなかった、としか言えない。この物語は、「女の子」や「王子様」などといったレッテルに囚われることのない世界を目指す、壮大な冒険活劇だったとも取れる。


ウテナの前には、王子であることにあぐらをかく者、自分を縛るものから逃れたい一心で無関係な他者に手を上げる者、決闘する資格すら与えられなかった者たちが次々に現れる。ウテナは直向きに彼らと決闘し続け、勝利し続ける。結局これらは全て、この世界の「王子様」が「世界を革命する力」を得るための手続きでしかなかった。


この世界の「王子様」は気楽だ。守られることが約束されているからである。王子様の立場である自分がアンシーを助けない限り、刃を向けられるのはアンシーなのだ。アンシーの棺を開けない限り王子は守られ続ける。いや、アンシーの棺を開けない限り、彼は本物の王子様ですらなかったのだけど。


この物語の中では何度もこの「王子様」「花嫁」「男の子」「女の子」という表現が出てくる。男の子は王子様になる資格がある。女の子は王子様にはなれない。女の子は王子様に守られるべき存在。これらは全てレッテルであり、この世界に生きる全ての者を縛る言霊であった。黒薔薇編では男の子を花嫁にしようとアンシーの命を狙う者もいた。彼らは自分では何に縛り付けられているのか、分かっているようで誰も分かっていなかった。世界の中心である王子様でさえも。


ウテナは違った。ついにその扉をこじ開け、アンシーの棺を開いてしまった。薔薇の花嫁であるアンシーを助ける者こそ王子様となり得る。棺を開けたウテナは、しかし女の子だった。沢山の刃が向けられる。「女の子は王子様にはなれない」。もう一方で、アンシーは薔薇の花嫁ではなくなった。


最初こそ薔薇の花嫁は王子様を愛していたんだろう。でも王子様は変わってしまった。自分が身を挺して守った王子はいなくなった。もう王子の代わりに刃を受け続けるのはごめんだ。ついに棺をこじ開けてきたウテナの手をなかなか取らなかったのは、取るとどうなるか分かっていたからだろう。自分に向けられた刃がすべてウテナに行くのだ。それを分かった上で、自らの(分かりづらい)努力が無に帰すと分かっていてもなお、アンシーはウテナの手を取らずにはいられなかった。


TVシリーズ最終話、正直未だに測りかねている。最初、刃の矛先にいた薔薇の花嫁=魔女が解放されたら、それはその棺を開けた王子様に向くだろう、と思った。アンシーはウテナを利用して暁生に扉を開けさせ、そうすれば刃は自然と暁生に向かい死んだのではないかと。しかし魔女を解放したのがウテナという「女の子」だったため、新たな魔女として刃を向けられ棺にしまわれてしまった。ウテナは王子にはなれなかったけど、アンシーを救った。暁生は気付いてないけれど、最後の場面のアンシーはもう薔薇の花嫁ではない。アンシーはウテナの棺を開けるため、ウテナの王子になるため学園を出る…のかなと思っていたのだけど、何かこう、何か見逃しがあるような気が。(オタクの悪い癖)


いや、こういう解釈もアリですよね、とも思っている。最終話に関しては数多の考察で溢れているので…。


で、周囲がニヤニヤする中、満を持して映画を観たら、パラレルワールドなのだ…!ちょっとこの設定でもう一度39話やりませんかと思うほどたまらない1時間半だった。映画の方がより直接的な表現が多く、より難解になっている気がするけど、感覚としては映画の方が気持ちよく解釈できる作りになっていると思う。


鍵がないと騒ぐ王子、ウテナという車に乗るアンシー、邪魔をしてくるその他大勢、「今は出られないけどきっと後から続くよ」と言うデュエリストたち、出たところは舗装されていない道、遠くに見えるのはお城。出口へ案内していた影絵少女にはウテナとアンシーの名前。


役割の決まった世界から一歩外に出たら、道なき道を行くしかない、ということなんだろう。それでも、全てをさらけ出せる相手さえいれば(それは王子様や花嫁でなくてもいい)進むことができる。そしてそれは「自分の意志で進むこと」が何より大切なのだと。


映画は及川光博が王子様こと暁生を演じたのだけど、とても良かった。とても良かったしエンディングが『フィアンセになりたい』。か、完ぺきかよ…。



この難解でメタファーに富んだ『少女革命ウテナ』、何故みんなの心を掴んで離さないのか、本当に良く分かった。正解なんてない。ブログの数だけ、投稿の数だけ、人の数だけウテナが残した傷跡が存在するのだ。それになんたってまだ、完結してないのだから。

ゲーム「Fit Boxing(フィットボクシング)」(2)

2月3日、デイリーモードで「2ヵ月経ったな!記録を見てみろ!」と言われる。始めたのは昨年の9月である。

yumegiwa.hatenablog.com

Fit Boxing (フィットボクシング) -Switch

Fit Boxing (フィットボクシング) -Switch

  • 発売日: 2018/12/20
  • メディア: Video Game

そう、実のところ初めてしばらくは筋肉痛と蓄積疲労のダブルパンチでとても毎日できる状態ではなかった。12月に入ってから正月にふんだんに食べたり飲んだりできるよう本腰を入れてやりだしたところ効果が上がってきたので記録しておく。

※「Fit Boxing2」についてと進捗報告はこちら↓
yumegiwa.hatenablog.com

結論から言うと、痩せます

とりあえず正直に書いておくと、BMI22前後の30代女性が12月からガッツリほぼ毎日やって、現在体重に変化なし。変化、なし!いえ、実のところ過去最高の体重を記録したときから見ると1.5キロ減っているのだけど、この変動は個人的には「”瞬間最高体重"から"ベスト体重から4キロ増えている"状態に戻った」と捉えているのでカウントしてない。(突然のストイック)

巷には「1週間で3キロ減った」だの「1ヶ月で4.5キロ減った」だの溢れているけれどこれは百貫デブの言うことである。百貫デブの3キロ減量とBMI22の3キロ減量では難易度が違うことを理解して欲しい。(逆に言えばその状態で1.5キロ戻したことは功績かもしれない)

ではなぜ体重が減ってないのに「痩せる」と断言できるのかというと、目に見えて体形が変わるからである。

フィットボクシングで痩せるところ痩せないところ

フィットボクシングは基本的にパンチを繰り出す動きがメインで、ステップとパンチを避けるスイングの動きが補助的に入ってくる。最初はフィットボクシングの体力強化25分コースだけやっていた。
で、何が起こったかというと肩回りから背中にかけての贅肉が確実にスッキリしていくのが分かった。特に脇のあたりにチョコっとたまるお肉が少しずつ少しずつ小さくなり、今ほぼない状態になっている。二の腕から肩にかけても確実にスッキリしてきているのが服を着る時に分かる。背中も背骨の一本線がくっきり見えてたまに腰に手を当てると固い感触があるのが分かる。本当にジワジワ、ジワジワ減っていくのだ。

一方で、下半身、特にお尻から太ももにかけては太くなるのが分かった。かなりフォームに気を付けて全身で動いていても、下半身にはなかなか効かない、どころか始める前よりも張って太ももがもたつくようになってしまった。

多分このゲームは上半身、特にパンチを繰り出す肩回りにはてきめんに効く、というのがあるのと、もう一つの利点が「心肺機能の強化」と感じる。

2階くらいまでなら呼吸が乱れなくなる

これはしばらく気付かなかったんだけど、そういえば会社の地下2階にあるゴミ庫から1階のエレベーターまでで息が切れなくなっていることに気付いた。以前から特別ゼエハア言ってキツイ!というわけではなかったけど、それでも多少息が上がっていた。その”多少”が”0”になったのが素直に嬉しい。もしかしたらもっと上れるのかもしれないけど会社が5階より上にあるので検証不可です。(!)

結局のところフィットボクシングだけで痩せられるのか

これは無理と思う。それこそ百貫デブならある程度まで痩せると思う。感覚としては「肩回りの部分痩せができる有酸素運動ゲーム」と捉えたほうがいいと思う。フィットボクシングのメインは有酸素運動にあると思うので、ウォーキングとかそういう毎日できるような運動がしたいけどとにかく外に出るのは嫌だ、と言う人にはピッタリだと思う。

私は今は筋トレと組み合わせてやっていて、2月現在下腹を除いてかなりスッキリした体つきになってきた自覚がある。自分のことなので良く分かるのだけど、今の季節だとタイトめのニットを着た時に後姿をチェックすると背中から腰にかけてスッキリと納まっていてかなりテンションが上がる。フィットボクシングは下半身に弱いので筋トレはそちらを中心に10分やっている。メニューは下記。

  • ランジ
  • サイドランジ
  • 腕立て+横バランス
  • V字バランス
  • プッシュ&ヒップリフト

Wii Fitでやるときっちり10分で終わるメニュー。先にこの10分筋トレをやることで丁度足腰のストレッチにもなり、汗もかきやすくなった。下半身と上半身(肩回り・背中)バランスよく見た目の減量が出来ていると思う。


体重の数字が変わらないのがなかなか分かりづらくてモチベーション的にもキツイのだけど、同じようなBMI22前後の女性が「3ヵ月で2キロ落ちた」と報告してくれたので希望を捨てずに、気長に頑張ろうと思っている。私の場合、この下腹さえ落ち始めてくれればこっちのもののような気がするんだけどな…!

Fit Boxingだけで痩せ始めた進捗報告はこちら

yumegiwa.hatenablog.com

日食なつこ△Sing better△Tour @札幌サンプラザホール(1/25)

友人が誘ってくれて行くことが出来た。


日食なつこ「水流のロック」 4th MV

何を隠そう私がピアノを習い始めたのは彼女がきっかけだった。子どもの頃エレクトーンを習っていたものの、大多数の人々と同じように小学校卒業と共に辞めた。KANを聴いていてもそうはならなかったのに、何故か彼女の曲には「弾きたい」と思わせるものがある。バンドの中にも聴くだけで満足する人たちと「バンドやりたい!」と無性に思う人たちがいるのと同じなんだと思う。

以下、セットリストを含むネタバレがあります。

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